今より早いときはない

Genpuku1 地元の中学校で行われた成人式に出席。219人の新成人が参加し華やかに行われました。

旧浜松市は中学校区ごとに成人式を行っています。特に私が住む入野中学校区は、ここ数年、学び育った中学校の体育館で開催しています。

“荒れる成人式”というニュースを聞きますが、自分が生まれ、学び、育った地域、学び舎で、昔の仲間と旧交を深めることができるこの地区の成人式は、毎年、新成人の立派な態度とイイ雰囲気の中、行われています。

Genpuku2 来賓あいさつで、徳光卓也浜松市議会議員は“座右の銘”についてお話しされました。

途中マイクを渡され、私からは「今より早いときはない」とお話しさせていただきました。

この言葉は、どこかの有名人の言葉ではなく、学生時代、友人からかけてもらった言葉です。「いつまでもクヨクヨしてないで、気持ちを切り替えて再スタートしよう」。以来、今のような前向きな性格になったかも・・・。

人生100年時代、新成人に伝わったかな・・・。

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火の用心

Waterspray Net Net2 浜松市消防出初式。

1000人を超える浜松市消防隊員と浜松市消防団員が参加し盛大に開催されました。

市民の生命と財産を守るためご尽力いただいているみなさんに心から感謝します。

昨年(H29)の浜松市内の火災発生状況は・・・(カッコ内はH28年)、

 火災件数 212件(166件)

 死者 7人(5人)

 損害額 4億6,910万円(2億5,814万円)

・・・と、一昨年に比べ大幅に増えています。静岡県のデータは後日確認したいと思います。

年末年始も全国でいたましい火事のニュースを見ました。

今一度、火災警報機などの備えを確認するとともに、火元となりそうなリスクをチェックしておきましょう。

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会派マニフェスト検証

2018rainbow 今から3年前、ふじのくに県民クラブ(当時は「ふじのくに県議団」)はマニフェスト(いわゆる選挙公約)「覚悟」を作り、2015年の統一地方選を戦いました。

★覚悟(会派HP)

その後、このマニフェスト「覚悟」は2015年のマニフェスト大賞にも選ばれ、ありがたいことに客観的にも高く評価されました。

★マニフェスト大賞(2015.11.6ブログ記事)

私たちはよくPDCAという言葉を使い、行政の取組を評価していますが、私たち自身もマニフェストの検証を行い「できたのか、できなかったのか」、「どう改善するのか」などを評価していく必要があります。

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6つの条例制定については、残念ながら「○1、△2、✕3」というところです。

「いじめ防止条例」は制定しましたが、「お茶振興条例」、「グローバル人材育成条例」は、会派内プロジェクトチームで検討中に、知事提案で同種の条例が提出され、結局そちらに甘えるカタチに・・・。

「地域文化振興条例」は会派内で検討していますが、あと1年で成案までいけるかどうか…。

「議会基本条例」は他会派との調整がつかず棚上げ。「財政健全化条例」は事務局(私)が素案を作ったものの会派内の議論が深まらず、難しい状況です。

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政策体系シートは現在検証中ですが、多くの人に見てもらって、いろんなご指摘をいただいたほうが良いと思い、一部をアップします。ご意見をお聞かせください。

★政策体系シート抜粋(PDF)

【写真は佐鳴湖で行われた出初式の風景。本文とは全く関係ありませんがなかなかステキでしょ(^^)】

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新春に思う

2018sunrise

「1年の計は元旦にあり」と申します。みなさまの“今年の計”は何でしょうか?充実した年になりますようご祈念申し上げます。

静岡県は2018年度からの“10年の計”となる「静岡県総合計画」の策定を進めています。

「安全・安心な地域づくり」「未来を担う人材の育成」「豊かな暮らしの実現」「魅力の発信と交流の拡大」を4つの基本方向とし、県民幸福度の最大化を目指すべく、議会の議論をはじめ、審議会やパブリックコメントなどで県民のみなさんから意見を聞き検討しています。

私が議員になってからの10年前、人口減少、グローバル化、IT化など社会は大きく変わりました。一方、地震防災対策やセーフティネットの充実など住民の命を守るという行政の使命は一層の強化が求められるようになりました。

世界に目を向けると人口増加、食糧問題、エネルギー問題、地球温暖化、テクノロジー進展に伴うAIやフィンテックの導入等々、ものすごい勢いで複雑化、多様化が進んでいます。国連が定めるSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)もあります。次の10年はこうした時代潮流を踏まえる必要があります。

こうした時こそ私は、現状の延長線で考えるのでなく、あるべき姿を見据えた“バックキャスティング”の発想が必要と考えています。「守るべきものを守り、変えるべきものを果敢に変えていく」。こうした気概を持って進めていきます。

私の今年の計は「現場主義」。これまで以上に「現場・現実・現物」をよく見聴きし、将来を見据えて政策実現につなげていきます。今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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田口が選ぶ、今年の県政ニュース

平成29年もあと数時間になりました。

みなさんにとって今年はどんな1年でしたか?

私なりに今年の県政ニュースを選んでみました。いかがですか?

①県知事選挙で川勝平太知事 83 万余票を獲得。ふじのくにづくり 3 期目スタート。

②NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」放映。浜松を中心に、県内各地を全国にアピール。

③富士山世界遺産センター開館。国内外からのお客様をおもてなし。

④ラグビーW 杯前哨戦「日本vsアイルランド」開催。2019 年の開催に向け準備が始まる。

⑤続く人口減少。H28年の転出超過 6,390 人、合計特殊出生率 1.55から反転なるか。

⑥「障害を理由とする差別解消推進県民会議」開催。誰もが安心して暮らせる静岡県に。

⑦「次代を担う若者たちによる県民会議」による知事提言。進むか?若者の政治参加。

⑧特定外来生物 ヒアリ、県内でも確認。港湾等の水際対策が課題に。

⑨新東名高速道路 森掛川 IC⇔新静岡 IC 間で、日本初 最高速度 110 ㎞試行開始。

⑩県債残高 戦後初の減少(H28年度決算)。しかし今年は厳しい財政状況に。

それではみなさん、良いお年を~^^

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

県議会図書室でこんな本を借りました。

静岡県議会の図書室は国内の議会図書室の中でも最も活用されている図書室と言われており、私たちにもさまざまな情報を提供してくれています。

今回はテーマに魅かれて手に取って見ました。

サブタイトルは、“経営における「アート」と「サイエンス」”。

ごくごく簡単に記すと・・・、

---経営は「アート」と「サイエンス」と「クラフト」の混ざりあい。しかし現在のビジネスは「サイエンス」と「クラフト」が重視されている。複雑化・多様化する現在、組織の創造性を後押ししステークホルダーをワクワクさせるビジョンを生み出す「アート」に着目---

---「絵を見て、何が起きているのか、これから何が起きるのか」を考えるVisual Thinking Strategyにより経営判断を鍛える---

・・・などなど、なるほどと思わせる内容がいっぱい書かれており、一気に読みました。

次の休みは美術館に行こうかな・・・。

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高塚駅北土地区画整理事業

私は県庁までの通勤にJR高塚駅を使っています(徒歩16-7分)。

北口の区画整理事業が進んでおり、ちょっと不便を感じる方もいらっしゃるでしょうが、市の情報を提供します。

H30年度に完成予定になっています。ロータリーができれば公共交通の便も期待できるかも…。

★高塚駅北土地区画整理事業(浜松市のサイト)

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自動車産業を襲う破壊的影響

刺激的なタイトルです。備忘録的にアップします。

昨日お会いした方から、次のレポートを見せていただきました。

★シリコンバレー D-Labプロジェクト レポート

ネットで検索すると経済産業省のサイトにアップされていました。

静岡県の産業構造は、EV化で激変するだろうと思っていましたが、それどころじゃないですね。

タイトルはこのレポート中の項目です。

リスクを恐れるのではなく、リスクに備えることが大事です。幸いこのレポートにはヒントもたくさんあります。

「生き残るものは、変化に対応できるもの」。まさにこんな言葉が思い出されます。

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県民意見を募集中!新総合計画(案)

県は、12月定例会でも議論された新総合計画(案)へのパブリックコメントを募集しています。

★パブリックコメント募集のページ

★総合計画(案)

膨大な量ですが、関心のあるテーマだけでもご意見をお寄せいただければ幸いです。県に直接でもかまいませんし、私宛にご連絡いただいてもかまいません。

みんなで県の羅針盤を創っていきましょう。

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今回の案は10月に示された案から、審議会や議会の意見を踏まえて修正されています。

★10月の素案

私たちふじのくに県民クラブからは11月に次のような提言を出しています。

★基本計画案に対する提言

反映された部分もありますが、私のこだわりである「行政経営」や「産業政策」は、今後もう少しディープに意見を出していきたいと思っています。

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重点政策提言2018

Img_6877 12月定例会の審議も残すところ21日の閉会日だけ。議事に関する議論はすでに終わっていますが、今日は例年この時期に行っている来年度予算編成に対する提言を知事に手交しました。

景気回復がなかなか実感できず、高齢化、地震津波対策などの財政圧力、そして人口減少という大きな課題が山積する中、大きな変革が求められます。

私たちは、次期総合計画の10年先、さらにその先まで見据えての予算編成を提案しました。

会派の4つの政策理念「命・豊・人・礎」について政調会で検討し、これからの社会情勢の変化などを踏まえ作成したものです。私からは行政経営や産業政策で将来を見すえた政策推進を盛り込んでもらいました。

川勝知事からは、大幅な金融緩和が生活実感につながっていない中の予算編成であり、富づくりのため全産業にわたってイノベーションを進め、技芸を磨く実学が重視しホワイトカラーからスーパーブルー・スーパーグリーンカラーの人材を育てていきたい…、などの意欲が示されました。

よろしければご覧いただき、ご意見などをお寄せいただければと思います。

★平成30年度予算編成に対しての提言(前文)(PDF)

★重点政策提言2018(PDF)

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地域防災訓練

A1 12月第1日曜は「地域防災の日」。県内各地で防災訓練が行われました。

私は例年同様、地元の自主防災訓練に参加しました。

私たちの地域では、以前から多くの中学生に参加してもらっています。平日昼間に災害が起きた場合、お勤めのみなさんは地域での活動ができません。いざという時のために、中学生のみなさんにはいろいろ学んでいってほしいと思います。

A2 今日は民生委員さんの声かけで、地域の一人暮らしの高齢者の方、障がい者の方も訓練に参加しました。顔の見える関係をつくることは大切ですね。とても良いことだと思いました。

最近、地震防災の話を聞く機会が増えていますが、地震そのものでは助かった命が、被災生活を送る中で避難所などで亡くなる“震災関連死”が増えています。

避難訓練もさることながら、その後の対策も入念に講じるべきです。今後の課題かと。

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メルマガ12月号

メルマガ12月号を配信しました。

毎月配信していますので、県議になって80か月経ったことになります。

内容は12月定例会のトピックス。昨日のブログに近いです。

★メルマガ80号(12月号)

昨日行われた本会議の知事提案説明では、冒頭、地域防災と南海トラフ巨大地震対策への言及がありました。

明日は地域防災の日。予知が困難とされた現実を受け、多くの県民のみなさんが「自助・共助・公助」について考えてほしいですね。

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12月定例会 開会

本日、12月定例会が開会しました。

補正予算は約7億円。10月の台風21号の高潮で被害を受けた漁港や港湾の災害復旧が大きなものです。

このほか、2019ラグビーW杯で、日本代表戦がエコパで行われることが決まりましたが、この試合を含め全4試合がエコパ行われることを受けPR予算が提案されます。日本代表vsアイルランドは2019年9月28日。楽しみです。

条例では、来年3月島田市にオープンする「ふじのくに茶の都ミュージアム」という施設の運営に関する条例が上程されます。

また、国民健康保険の制度改定に伴う条例制定があります。国保は主に自営業者や会社を退職した人が対象の医療保険制度です。これまでは市町村が運営していましたが、来年度から県が関与することになりました。

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今議会の注目は「総合計画」です。

パブリックコメントも予定されていますので、多くの皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。

県は来年度から10年間の県の指針となる「静岡県総合計画(基本構想)」の策定を進めています。合わせて前期4年間の具体的な「戦略計画(基本計画)」が議論されます。

本会議終了後、全員協議会を開催し、部局長から最新の計画案の説明がありました。

9月定例会に提案された案には、議会からいくつかの指摘が出されていました。

現計画が“ふじのくに”とひらがな表記であるのに対し、新ビジョン(案)では「富士の国」と漢字表記になっていた点、私も一般質問で取り上げた「行政経営の位置づけ」、「有徳の人」の育成の継続については議会の意見を反映し、今日までに修正されました。

一方、「Dreams come true in Japan」は英語表記でわかりにくいとの声がありましたが、これは残っています。みなさん、この意味わかりますかね?

昨日までの案は下記のとおりです(本日の提案で一部修正されています)。

★総合計画基本構想(案)

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私が議員になってからの10年前、人口減少、グローバル化、IT化など社会は大きく変わりました。一方、地震防災対策やセーフティネットの充実など住民の命を守るという行政の使命は一層の強化が求められるようになりました。

世界に目を向けると人口増加、食糧問題、エネルギー問題、地球温暖化、テクノロジー進展に伴うAIやフィンテックの導入等々、ものすごい勢いで複雑化多様化が進んでいます。国連が定めるSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)もあります。

次の10年はこうした時代潮流を踏まえる必要があります。こうした時こそ私は、現状の延長線で考えるのでなく、あるべき姿を見据えた“バックキャスティング”の発想が必要と考えています。

大枠は川勝知事の考え方を尊重したいと思っていますが、今後提起される基本計画の個別項目については、「守るべきものを守り、変えるべきものを果敢に変えていく」。こうした気概を持って進めていきます。

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AOIプロジェクト

Dsc_5096 AIというと人工知能(artificial intelligence)を思い浮かべますが、今日は農業情報科学(Agri Infomatics)の話です。

今年夏から、沼津市にある旧東海大学の施設を活用して、慶應義塾大学、理化学研究所、県の農林技術研究所が中心となり、民間事業者もかかわった研究拠点「AOI-PARC(あおいパーク)」が運営されています。

ここでは農業の生産性向上と食や健康医療を含めた関連産業の展開が期待されています。
ここでAI農業の研究を進めている、慶應義塾大学SFC研究所 AOI・ラボ代表の神成淳司准教授、矢作尚久准教授の講演と民間事業者を含めたパネル討論を聴きました。

講演では、まず矢作先生から医療の立場から食や農との連携の話、神成先生からはITを使った農の見える化とデータベース化による生産性向上など今後の農業革新のお話をうかがいました。
パネル討論では実際にITを使って営農指導している民間事業者や農協の経営者の現場の声をうかがうこともできました。

農業の生産性向上は儲かる農業の実践のほか、食糧自給率の確保など国家的課題からも必要な取り組みです。得意分野ではありませんが、勉強しなきゃ…と思っています。

慶應義塾大学はこれまでも山形県鶴岡市にラボを設置し、バイオ関連の研究を進め、地方創生に役立っています。
AOIプロジェクトもこうした可能性を秘めた施設として今後の活用を考えていく必要があります。

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慶應義塾全国議員連盟

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慶應義塾全国議員連盟の研修会に参加しました。年1回、超党派の地方議員が集まり情報交換を行っています。私は副会長を務めています。名ばかりですが・・・^^;

今回の研修内容を備忘録的に記しておきます。

①「慶應義塾体育会にみる福澤イズムと慶應らしさ」

都倉 武之 慶應義塾福澤研究センター准教授

Img_9552_xlarge 小泉信三氏は「文武双全」と述べた。「ともに全うすべし」ということ。「練習は不可能を可能にする」ともしているが、決して精神論だけの根性主義ではない。また「Enjoy Baseball」は野球部のモットーだが楽しむだけではない。科学的に合理的にスポーツするのが塾の精神。

福澤先生は「体育の目的を忘るるなかれ」という評論の中で、体育を例に手段にとらわれ目的を見失うことを戒めている。体育は「身体を練磨し無病壮健であれば精神も活発爽快になる」「心身ともに健全なる者は、社会万般の難きを冒して独立の生活をなす」と述べている。

② 「地方自治について」

浅野 史郎 神奈川大学教授(元宮城県知事)

Asano 地方自治の本旨は住民自治と団体自治だが、住民自治が不十分。「地方自治は民主主義の最良の学校」というが、多くの住民は行政に無関心で、議会にはさらに無関心。

住民の声を聴くのが議員の役割。「役所はデスクワーク、議員はフットワーク、そして仕事はネットワーク」これを実践すべき。

自分たちが考えていることが政策につながるという実感があれば、住民満足度は高まる。島根県海士町は2300人の小さな町だが、住民が参加と討議行う“理想的な小ささ”を持って入る。参考にすべき。

③ 「最近の政治国際情勢」

石破 茂 衆議院議員(慶應義塾全国議員連盟 顧問)

Img_9658_xlarge_2 ○政治家像

歴代総理で、田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小泉純一郎、福田康夫の5人はすごかったと評価。

角さんは人間ではなく“魔神”と表現。ロッキード事件当時の父親との強い信頼関係を披露し、昨今の“角栄ブーム”は歴史になったからとも。

竹下さんは気配りの人。何があっても怒らないが目は笑っていなかった。消費税導入と引き換えに退陣したが「一人で辻立ちしてでもやる」という一面も。

橋本さんは「細かい、怒る、威張る」等評価もあるが、霞が関の課長補佐クラスの細かい政策を全部知っていた勉強家。孤高の人だった。

小泉さんは天才。人を好き嫌いでなく能力でしか見ない人。よくぶつかっていたので小泉政権(第1次改造内閣)で防衛庁長官をやるとは思っていなかった。有事法制を成立させたときのことを忘れないとも。小選挙区反対論者で「官邸の言うことしか聞かなくなる」と懸念していた。

福田さんは上司にするならこの人。

大臣は頑張ればなれる。党三役はもっと頑張ればなれるが、総理大臣は頑張っただけではなれない。「天」だ。

○政治姿勢

これまでは市議会議員が自治会長の仕事をし、県議会議員が市議会議員の仕事をし、国会議員が県議会議員の仕事をし、官僚が国会議員の仕事をしていた。

官僚は前例と法律があれば仕事をやる。しかしなければできない。今は前例がない時代。100年に1度の大変革期にある中、本質的議論をしないといけない。

○防衛

戦の原因は5つ。「領土・宗教・民族・政治・経済」だ。パワーバランスがとれていれば戦は起きない。冷戦時代はこれらにフタをしていたが、今はこれが崩れている。

United Nationsを日本では国際連合と訳しているが、中国では「連合国機構」としている。第二次大戦戦勝国の集まりだ。ドゴールは「同盟はともに戦うことはあっても、運命はともにしない」と述べた。よく考える必要がある。

25年前北朝鮮に行ったことが、防衛に着目したきっかけだ。「徹底した反日教育」「個人崇拝」「洗脳教育」が行われていた。

NATOでは、英仏は核保有し、その他の国はNuclear Sharingしている。(※核兵器に関する政策に対して決定力をもち、核兵器搭載可能な軍用機などの技術・装備を保持し、核兵器を自国領土内に備蓄する)

北朝鮮が核ミサイルを持った時、(米は)それでも日本を守るか。核の傘は大丈夫か。日本の選択をどうするのか。5発や10発なら落とせるが、30発飛んできたらムリだ。報復的抑止力か拒否的抑止力か、議論が必要だ。

○重点課題

医療費42兆円。うち50%は保険、10%は自己負担、40%は税金というが、借金で賄っている。これがサスティナブルか。儲かるところにしか病院はできない。偏在は直らない。

金融政策もサスティナブルでない。大規模金融緩和を行ってもおカネを借りてくれない。

日本の経済というが、1718自治体にはそれぞれの特徴がある。まちの特徴はそこにしかわからない。同じものを持っていけばよい時代ではない。リーサスシステムを活用し人口減対策を進め、AI時代になっても人間にしかできない仕事を創出してほしい。

ベクトルを変える。地方から国を変える気概で。

④ 「六本木ヒルズの都市再開発における文化の力」

壬生 基博 森アーツセンター副理事長

Img_9653_xlarge 森ビルが考える都市像は立体緑園都市(バーチカルガーデンシティ)。高層化で緑地を確保、裏通りをなくし、緑豊かなコンパクトシティ。

六本木ヒルズはアートとインテリジェンスを融合したアーテリジェンスCity。世界の名だたる都市には文化の拠点がある。東京にも上野に集積があるが観光客は行かない。東京の“磁力”を高めるための文化政策が必要。

文化は新しい価値を創造し、世界に発信するパワーとなり、地域が活性化する。収益は低いが重要な取組。

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