パートナーシップが創るこれからの地方自治

静岡県は県と市町の連携をめざして「行政経営研究会」を設置しています。その中の「業務協働WG」が著した一冊。

タイトルは「パートナーシップが創るこれからの地方自治」。

マニフェスト大賞を受賞したこともある、静岡県牧之原市の市民協働の取組がわかりやすく書かれています。

サブタイトルは「対話によるまちづくりのススメ」。私が推奨している「SIM2030」との親和性も高いのではないかなと思います。

先月ポートランドの住民協働のしくみ(ネイバーフッドアソシエーション)を目の当たりにしましたが、身近なところでガンバっているところがありました。

こうした「地域運営組織」は県内にも72団体あるそうです。レベルはそれぞれでしょうが広めていきたいですね。そうなると議会や議員の役割も変わってくるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

戦いすんで

Img_0304 このブログでは知事選のことを書いてきませんでしたが、昨日までまさに知事選一色の生活でした。

結果は83万余票の勝利でしたが、マスコミ報道にあるとおり、静岡市との関係について、一定の反省を求められる結果だったと思っています。

私も「子どものケンカのようなことはやめてください」とお話したことがあります。持論を変える必要はありませんが、結果を踏まえやり方は工夫していただきたいと思っています。

一方、政策は、浜松の野球場以外、大きな違いはなく、論争が深まらなかったと言われます。

しかし県民それぞれに関心あるテーマが違う中、10分そこらの演説で、それらの政策を詳しく述べることはできませんので、現実的には、これまで実施してきた県政施策を評価する以外に、なかなか判断できないのではないでしょうか。

結果的に多くの県民はこれまでの政策について、人口減少対策や経済政策など、多少の課題はあるものの、一定の評価をしてくれたということだと思います。

投票率は46.44%と前回選を3ポイントほど下回りましたが、個人的には、当初もっと下がることを懸念していたので、まあこんなもんかなと思います。

30日から「6月定例会」が始まります。

初日に知事の所信表明があると思いますので、ぜひ、注目いただければと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

会派街頭報告

Street 3/31(金)、4/3(月)の2日間、西部地域の会派メンバーによる街頭県政報告を実施しました。

私が県議になってから6年間、年4回の定例会が終わるたびに、浜松駅前や交差点、スーパーマーケットの近くなどでやっています。

私からは、平成29年度当初予算の概要や施策方針など年度初めの話題から、防潮堤や野球場など地域の話題、さらに人口減少対策、財政問題など構造的な問題、また「障がい者差別解消条例」など新たに制定した条例の紹介etc・・・、多岐にわたって紹介しました。

議員によって関心のあるテーマがさまざまなので、仲間の報告を聞いていて、私自身、参考になることも。

これからも議員活動の見える化に努めていきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

第3回ふじのくにカフェ

Cafe4 3度目の開催となる「ふじのくにカフェ」を浜松で行いました。

まちなかコミュニティスペースANYに集まってくれた参加者は、大学生7人、社会人6人の計13人。議員を加えて20人でワイワイやりました。

Dsc_4253

今回は、平成29年度の県の事業をピックアップして紹介し、若い皆さんのこれからの人生に関わってきそうなモノを選んでもらって意見交換を行いました。

財政が厳しい折、選んだ事業を廃止してもらう決断をするゲームもやってもらいました・・・^^;

Cafe5 将来を見て政策を議論する・・・、これって楽しいですね。

私たちはこれからも若い皆さんの声を政治に活かしていきます。

Cafe3 Cafe6

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

第3回「ふじのくにカフェ」開催します

Cafe1 Cafe2 第3回目となる「ふじのくにカフェ」を開催します。

◆日時 平成29年2月19日(日)15時~17時30分

◆場所 浜松まちなかコミュニティスペースANY(エニイ)

★FBページ

910cafe

前回は9月に開催し、大学生12人、若手社会人11人、その他3人に議員6人を加え、32人でワイワイガヤガヤ話し合いました(写真)。

今回はちょうど平成29年度当初予算が発表されるタイミングですので、若者と県の事業・予算とのかかわりをわかりやすく説明し、ご意見をいただこうと思っています。

お誘いあわせのうえ、お気軽にご参加ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

地方創生を働く立場で考える

20160802_104413

地方創生の研修会に参加しています。

主催者は連合。働く立場から考えるというのがミソです。働くことは生活に密着しますから、地方創生により仕事をつくり雇用を確保することは、連合にとっても重要な取組ということですね。

基調講演の講師は、宮崎大学地域資源創成学部長の吉田雅彦教授。今年度新しくできた学部に経産省を退官して就任されたとのこと。グローバルかつローカルな視点で、地方創生を検討する観点をご紹介いただきました。

その後はパネル討論。雇用の質、ワークライフバランス、県域を越えた連携などが議論に。特に三重県は知事を先頭にワークライフバランスに積極的に取り組んでおり参考になります。

明日は地方創生総合戦略などをベースに分科会討論です。静岡県の現状と対策をお話しするとともに、他県の情報もいただきながら、今後の施策につなげていきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

あて職

Img_0180 今年度、企画くらし環境委員会の委員長を務めていますが、いわゆる「あて職」で審議会委員になっています。

「あて職」というと肩書だけでただ座っているだけ・・・みたいな印象があるかもしれませんが、議員の立場で出るとなると、それなりに勉強しておかないといけません。

昨日は「環境審議会 温泉部会」、本日は「国土利用計画審議会(写真)」でした。

今日の「国土利用計画審議会」の審議内容は、国が昨年定めた「国土利用計画(全国計画)」に基づき、「静岡県国土利用計画」を策定するもので、本県の「農地・森林・河川・道路・住宅地・工業用地」の利用について様々な方向性を定めるものです。

★国土利用計画(国交省のサイト)

今日は「骨子案」が出されたので、意見を数点述べました。「骨子案」は今後下記のサイトに掲載されると思います。

人口減少や自然災害対策、国際化(グローバル化)など時代の変化を見すえて、10年先の土地利用の方向性を検討するのですが、指標となる数値は道路や住宅地、農地などの総量をどうしていくのか・・・ということです。

今日は、「IT化」「人口減少下での既存ストックの活用」「広域連携」「全体最適」などを考慮した計画とすべきではないかという意見を述べました。

特に「IT化」は国の計画にも記載されていませんが、自動運転をはじめ在宅勤務など働き方、産業構造の変化や既存の工場のあり方などを大きく変えていく可能性があり、土地利用にも影響してくると考えます。

★静岡県国土利用計画審議会(県のサイト)

・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日の「環境審議会 温泉部会」は、初出席でありながら(立場上)部会長を拝命し、いきなり難しい案件(継続審議となっていた「地熱発電の調査計画」)に関する答申のとりまとめを行いました。

地熱発電についてはこれまでも関心を持っており、九州電力の2つの地熱発電所を視察しています。

★地熱発電所(2013.1.29のブログ)

★エネルギーミックス(2016.4.2のブログ)

一方で自然環境の保護と再生可能エネルギーの両立は日本全体の問題です。もう少し勉強したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ジュニア・アカデメイアの提言

私たちは若者の声を政治に活かすことを考えるべきと思います。昨年会派で行った「ふじのくにカフェ」もその一環です(継続しなきゃ・・・^^;)。

そんな中、おもしろいサイトを見つけました。

★ジュニア・アカデメイア

ジュニア・アカデメイアは、平成24年に設立された「日本アカデメイア」が大学生・大学院生を対象として創設した組織です。

今の若者感覚を知るのにいいかな…と思い、研究発表を見、視聴しました。

優秀な学生さんなんでしょうね。提言内容には賛否両論あるでしょうが、問題意識を持って、しっかり自分たちなりに考えているようです。

とりわけ「人口減少グループ」の発表には少々驚きましたが、これが最近の考え方なんですね~。私も歳を取ったもんです・・・。

ともあれ、こうした若い世代の声を聴くことを、あらためて今年度もやっていこうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

第1回 ふじのくにカフェ

X1 11/28(土)、「第1回 ふじのくにカフェ -静岡の若者と語る会-」を開催しました。

参加者は大学生5人と若手社会人7人、そして3人の30代若手議員とオヤジ世代の私、計16人です。

最初は、「何をするんだろう・・・」とちょっぴり不安な若者もいたようですが、終わってみれば、ほとんどの参加者から「もっと話したかった」、「時間が足りなかった」等の声をいただきました。

当日のテーマは「いじめ」と「グローバル化」。ともに会派で条例制定をめざしているテーマで、今後の政策検討に若者の声を活かしたいという気持ちからスタートしました。

グループに分かれて話し合ったのですが、私のグループの若者の声として、「いじめ」はクラスメートだけでなく部活や趣味、地域など、“気づいてあげる” あるいは “相談できる” コミュニティが大切との意見が新鮮でした。

「グローバル化」では、「高校の修学旅行で海外に行って視野が広がり、興味を持った」という声のほか、「行ったことはないが、留学生と話している」など、日本にいても“地球の一員”を感じている声もありました。

出された意見を活かした条例の検討、あるいは条例にならなくても施策として活かしていければと考えています。

「第2回」も年度内開催をめざして準備したいと思います。

また今後、“若者”に限らず、“子育て世代”などなど、さまざまなみなさんとも意見交換していければと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

よい自治体とは何か?

先日の視察の移動時間に、「よい自治体とは何か -財務分析からわかる地方自治体の現在と将来-」という本を読みました。

◆この本では、「①資金収支の健全性」、「②財政の自立性」、「③人口減少への対応力」、「④行政効率化の状況」の4つを指標に分析し、“よい自治体”をスコアリングしています。

「①資金収支の健全性」は、借入の返済能力(地方債残高÷プライマリーバランス)で計っています。

「②財政の自立性」では自主財源の大きさを計るために、「経常収支比率」でなく「修正経常収支比率」という指標を用いています。

経常収支比率=経常経費充当一般財源等÷経常一般財源

修正経常収支比率=経常経費充当一般財源÷自主財源

経常一般財源には地方交付税や臨時財政対策債が含まれますので、確かに“修正”の方が自立性を見ることができます。

「③人口減少への対応」は人口動態と財政の関係を分析しています。自主財源は生産年齢人口との相関、費用は主に高齢者人口との相関があるとしています。少子高齢化は地方自治体の財政に大きく影響します。

「④行政効率化の状況」は、具体的な評価手法は示されていませんでした。

なお、すべての自治体を合せた2040年の推計では、自主財源と経常経費充当一般財源等との差に、年間8兆円の財源不足が生じるとしています。現在の交付税制度ではとても対応できません。

◆また「人口規模」と「経常経費充当一般財源等」の相関では、おもしろい分析をしています。

経常経費充当一般財源等=固定費+総人口×一人当たり変動費

政令市を除く1699市町村の決算データを上記の式に当てはめると、固定費が17億円、変動費が一人当たり18万円となるとのこと。

一人当たり自主財源の平均が約20万円ということで、損益分岐点を計算すると、人口8万人ほどの規模になると固定費をカバーできるということのようです。さらなる合併が必要でしょうか…。

◆スコアリングの仕方(MTシステムとマハラビノスの距離???)は私にはよくわかりません(少ないほど良いとのこと)。結果だけみると・・・、

静岡県の「よい自治体」スコアは2.80で、1位の東京都1.07に大きく水をあけられて、47都道府県中28位となっています。

さらに2040年の予測スコアは5.13。1位の東京も2.25と悪化していますが、順位はなんと42位にランクダウン。

よくわからない指標ではありますが、今から財政健全化を進めていかないとこんなになっちゃうという警鐘ですね。

詳しい分析は財政と統計の職員に聞いてみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

より以前の記事一覧