政策中心の地方政治へ
地方議員の役割について、以前のブログでも書いたとおり、「行政のチェック機能」や「行政と住民のパイプ役」の他、「政策立案機能」が求められるようになっている、と思います。
「議会改革」に取り組んでいる自治体も増えてきました。
私は以前、三重県鈴鹿市に住んでいたことがあり、北川知事の時代から「三重県は変わってきたな~」、と関心を持っていました。
写真は三重県議会議場です。見えにくいですが、議席中央の一番前に演壇があるのがわかります。
「当局に質問をするのに、議員に向かって話をするのはおかしい」と、対面式の演壇を設けたそうです。鈴鹿市議会にも同様の対面式演壇がありました。
また、三重県では議員からの条例制定提案も進んでいるそうです。
市民の声を政策実現につなげるためには、議員が条例提案をしやすくする仕組みが必要だと思います。しかしたぶん、アイディアはあっても条例制定手続きを議員1人でやるのは大変だと思います。そのための議会事務局の強化なり、議員活動を支えるスタッフを強化するなどの対応が必要ではないでしょうか。
三重県議会はどうやっているのかなぁ・・・?また調べてみたいと思います。
このような中、連合静岡と静岡県議会会派「平成21」は、共同でローカルマニフェストを作成しました。明確な政策を掲げ、政治に取り組んでいくわけですから、非常にわかりやすくなり、よいことだと思います。
これからは政策重視の政治が求められています。議会も本音の政策論議をしていかないと、市民、県民、国民からそっぽを向かれてしまうのではないでしょうか。
政令市をむかえる浜松市も、早く政策重視の行政・議会にしていかねばならない・・・、と思います。
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