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2006年10月20日 (金)

労働組合は「抵抗勢力」か?

昨年の衆議院選挙で、労働組合は、見事に「抵抗勢力」にされてしまいました。

世間のみなさんは、「労働組合は抵抗勢力だ」と思っていらっしゃるのでしょうか・・・。もしそうだとしたら非常に残念でなりませんし、誤った見方を払拭しなければなりません。

グローバル化の真っ只中にある私たち製造業は、生き残りをかけて必死の努力をしています。経営者はもちろんですが、私たち働く者も同じです。

私たち自身が、改善、改革、生産性向上の努力を続けていかないと、雇用問題につながりかねないからです。

「生産性3原則」という言葉があります。これは「①話し合いをしっかりする、②雇用を守る、③利益が出たら適正な配分をする」を原則とした労組の考え方です。多くの人は、③だけをみて「会社と交渉をやりあうのが労組だ」と思っているようですが、労組の活動は、けっしてそれだけではありません。

話し合いをしっかりと行い、その結果、労使で「ベクトル」が同じ方向を向いたら、労組自身も努力をするのです。私たちは「楽してメシを食おう」なんて思っていないのです。多くの労組は「改革者」としての努力をしています。

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今日、連合静岡の大会がありました。

私も決意表明の機会を得ましたが、「労組が抵抗勢力だなんて絶対に言わせない」「改革の先頭に立つ」決意を述べさせていただきました。

「改革者」としての「志」を高く持ってがんばりたいと思います。

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