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二男の言い分

一昨日、二男の「オレは安倍を信用せん!」というコメントを紹介しました。さっき二男に理由を聞いてみました。

私「なんであんなこと言ったの?」

二男「あぁ、あれ?」「安倍さんはエレベーターに乗るのに15000円も払ってるんだって」「そんなの、オレでもひとりで乗れるしぃ~」

子どもって純粋ですよね・・・。

二男のコメントのきっかけは、タウンミーティングのニュースだったようです。

エレベーターに乗るために「エレベーター手動」に15000円も遣い、「会場までの案内」に40000円も遣うのは信じられないでしょう。「オレでも行けます」よね・・・。

そんなことをやっているのが、今の大人の世界なのです。大人がこんなことをやっていて、子どもたちに姿勢を示せるのでしょうか?

私は、政治の世界の「あたりまえ」を、新しい感覚で見直します!

おかしいことを「おかしい!」と言える政治を、また、子どもたちにキチンと説明できる政治を創っていきたいと思います。

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(疾走する二男。モーターサイクルスクールにて)

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伊吹さんからの手紙

文部科学大臣からお便りをいただきました。

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○その1

これは子どもたちにあてたモノです。

「未来のある君たちへ」と題し、「いじめは恥ずかしいことでひきょうなこと」と訴えています。

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○その2

これは保護者や地域の方へのモノです。

「連絡しあい、子供の生命を護る責任をお互いに再認識したい」と書かれています。

文部科学大臣がメッセージを発し、教育基本法の審議がなされています。そして今日、教育再生会議が「いじめ」にたいする緊急提言を発表しました。内容は割愛しますが、「強すぎる」という意見や「まだまだ不十分」という意見もあるかと思います。

今や教育現場は、私にとって最も身近で重要な政治課題のひとつです。現場で起きていることは、現場で議論すべきです。教育再生会議の提言は「一つの方向性」ではあるのでしょうが、子供たちを守るのは、私たち親であり地域です。健全育成会やPTAで、もっともっと、現場の実態を把握した中での議論が求められていると思います。

地域コミュニティの再生は、子育てだけでなく、地域の活性化にもつながると思います。今回のこの提起が、みなさんの地域参加を促すことを期待します。

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家族で朝食を

我が家は朝食をみんなでいっしょに食べます。夜はバラバラになることが多いのですが、朝くらいは大切にしたいと思っています。

あわただしい時間帯ですが、TVニュースや新聞を見聞きしながら、いろんな話をしています。今朝、何の拍子だったか忘れましたが、高2の娘とこんな話をしました。

娘「私の学校って、あんまり地震に強くないんだって~」

私「新しい学校は大丈夫だと思うけど、25年以上前にできた学校は、建築基準法が変わる前で、耐震性能が劣っているんだよ。そのころ造られた学校の耐震工事は、子供たちの安全を守るために、優先しなければならないことだね」

娘「そうなんだ~。でも、高校生なら自分で身を守れるかもしれないけど、小学校は大変だよね」

私「そうだね。小学校は避難所になっていることも多いから、小学校の耐震工事は、最優先だね」

娘「だったら、なんで、スグにやらないの?」

私「校舎の耐震工事には数億円はかかるだろうから、浜松の小学校115校をすべて調査して工事をすると、大変なお金がかかるからね」

娘「でも、必要なことじゃないの?」

私「そうだね・・・。ムダなお金の使い方をやめて、そういったことにお金を使わないといけないよね。しっかり使い方をチェックしないといけないね・・・」

「娘よ。政治は大切なのだぞ!」・・・などと思っていたら、TVニュースを見ていた小5の二男がいきなり言いました。

「オレは安倍を信用せん!」

一同「???」

「復党問題」でもやっていたのかなぁ?理由は聞きませんでしたが、小5の小僧がこんなことを言うなんて驚きました。

我が家の朝のヒトコマでした・・・。

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(写真は「蒼いバラ」です。本文とはまったく関係ありません。・・・ですがキレイでしょ?)

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駅伝大会

Ekiden

昨日、一昨日とアップできませんでした。

結構忙しくなってきましたが、できるだけ毎日書くように努力します。

昨日、スズキグループの「駅伝大会」が開催されました。グループ企業からの参加も含め146チーム、応援団も含め1200人以上が参加するビッグイベントでした。

勝ちにこだわった真剣勝負チームから、パフォーマンスで大笑いを誘うチームなどなど、多くの笑顔があふれていました。全日本での活躍が期待される陸上部チームも、オープン参加で、さすがの走りを披露してくれました。

職場の「コミュニケーションアップ」、そしてみなさんの「フレッシュアップ」につながったのではないかと思います。

私は、8年前の大会以来、駅伝大会は走っていませんが、これから「街中」を走り回ります。みなさん応援してくださいね~。

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議長退任にあたり・・・

3年間続けた「連合静岡 浜松地協 議長」を、本日の定期大会をもって、退任しました。

就任当初は、グローバリゼーションの進展の中、いろんな企業で「リストラ」が行われており、それぞれの企業で労使が一生懸命努力する姿を見聞きしました。

そうした中、労働組合の集合体である「連合」って、いったい何ができるんだろう・・・と、考えたものです。

携わって感じたことは、「メーデー」や「クリーンキャンペーン」「森づくり」など、みんなで力を合わせてやる活動はわかりやすいのですが、それ以外の活動は、屋上屋だったり、ニーズとのギャップがあったりと、再構築が必要なものが結構あるな~ということでした。

私は、「企業内組合」や「産業別組合」でできない、“地域で連携できる活動”をやること、これをまず、活動の目標に掲げました。そして、さまざまな意見がある中、私は「地域政策の充実」が最重点だと感じました。

国政課題には「連合」や「産業別組合」の本部で対応し、県政には「連合静岡」で対応しています。一方、私たちに身近な市町村の政策への対応は、まだまだ不十分だと思ったからです。

残念ながら、任期中に具体的な政策実現はできませんでしたが、これからも「政策立案」→「政策実現」のサイクルの中に身を置いていきたいと思います。

これからも、今まで以上に努力を重ねます。任期中、お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

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外国人との共生

21日、東京で「外国人集住都市会議」が開催されました。

この会議には「浜松」「湖西」「磐田」など、国内でも外国人居住者の多い18市町が集まって、共生についての課題を話し合っているものです。今回は「外国人の子どもたちへの教育」などについて提起がなされました。10年、20年先の共生社会を考えると、外国人の子供たちへの語学教育は不可欠です。

我が家の子供が通う小学校にも、1クラスに1~2人の日系人の子供がいます。聞くところによると、低学年の頃から学校に通っている子供たちは、高学年になる頃には、日本語もかなり上達するようですが、高学年から編入された子どもはそう簡単にはいかないようです。

10数年後、子供たちが大きくなって働くようになったときのことを考えると、就労能力を身につけるためにも、言葉の問題は大きな課題です。

一方、昨日の新聞にこんな記事もありました。

「浜松の飲食店主強殺から1年」「手配の容疑者ブラジルへ帰国。引き渡し訴え」「犯人逮捕と処罰を」・・・。殺人や交通死亡事故などの凶悪犯罪を犯しながら、ブラジルへ帰国し、のうのうと生きている外国人犯罪者がいます。

まじめに働く外国人に対する支援を行うことは必要ですが、併行して、犯罪者への厳格な対応が必要ではないでしょうか。外交問題は国政課題ではありますが、断固たる姿勢を示すべきだと考えます。

真の共生社会をつくるためには、永田町の机の上で政策を考えるのではなく、共生現場に住む私たちの声を国に届ける必要があります。

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第三セクターの功罪

2002_064 「浜松都市開発㈱」の役員会で、今後の「フォルテ」の経営方針が決まり、2月議会に提案するようです。

新聞報道を見る限りでは、「地下の“フォルテホール”を市に借り上げてもらう」「市が借りている施設のテナント料を3割程度引き下げる」ということのようです。

「行革審」の答申では、「フォルテ」についてこう述べていました。

①フォルテの機能について、市と会社の役割を明確にした上で、市が関与することが市民に納得できる説明を行うこと。

②役員体制の是正や賃貸料金等の民間レベルへの見直しを行い、その上で健全な自主運営を実現する経営計画をH18年度中に策定すること。フォルテガーデン及びホールについては、所有も含め運営のあり方について併せて検討すること。

今回の決定が、この答申内容に応えているのかどうか、残念ながら、少なくとも新聞報道では読み取れませんでした。

特に本質論である①について、新聞は何も伝えていません。

わずかに「フォルテホールの稼働率が6割程度あることから、市に賃貸して維持する」という記載はありましたが、これまでの「行革審」の議論で明らかにされた「アクトシティ」の利用率向上との整合性はどうするのでしょうか?

参考までにお伝えしますと「アクトシティ」の利用率(H16年度)は、大ホール77.4%、中ホール85.0%、“展示イベントホール”51.9%ということです。

“フォルテホール”と“展示イベントホール”は、もちろん同じ性格の施設ではないのかもしれませんが、①についての市の説明を聞きたいものです。「フォルテ」のあるべき姿については、私自身、さらに勉強して、今後、お伝えしたいと思います。

2002_063 今はもう、箱モノにこだわり、維持運営費に税金を費やす時代ではありません。今日は、一般論としての「第三セクター」の課題を提起します。

「フォルテ」を運営する「浜松都市開発㈱」はいわゆる「第三セクター」です。細かい説明は省きますが、自治体と民間企業が共同出資する「第三セクター事業」は、事業内容や経営責任が不明確な場合があることから、赤字事業となっているところも少なくありません。

以前、ある勉強会で下記のようなことを聞きました。

「特殊法人」は、官民の良いところ(・・・すなわち「国の持つ安定した基盤と知識などと、民間の生産性向上意欲やスピーディな意思決定など」)を兼ね備えた組織を目指したが、その実態は、官民の悪いところを兼ね備えた組織になってしまっている・・・。

「第三セクター」も同じではないでしょうか。地方自治体の外郭団体についても経営責任をしっかりとチェックすることが必要だと思います。

【余談】

2枚の写真は、記事とはまったく関係ありません。・・・が、この雰囲気、ステキだと思いませんか。さてこの街はどこでしょう?

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身体が資本

先週、人間ドックに行ってきました。毎年、誕生月の1月にチェックしているのですが、今年は例年より2カ月早く受診しました。

今日、診断結果が届いたのですが、結果は「う~んまぁまぁ」ってとこですかね。身長167.4cm、体重67.9kg。もう少し減量が必要です。

コレステロール値は下がっていましたが、ところどころチェックマークがついていました。先生からは「全般的には良好」「日常の運動と減量に努力」とのご指摘をいただきました。

自覚はしていますが、やはり運動不足が課題です。身体を動かすのは好きなのですが、なかなか機会がありません。ちょっとした日頃の積み重ねがモノを言うのでしょうね~。気をつけなければ・・・。

身体と言えば、先日、支援者の方から、「インフルエンザの予防接種はしたか?」と聞かれました。言われてみれば、これまでやったことなかったのですが、今年は、念のため受けようかなぁ・・・、と思ったところです。

みなさんから「身体に気をつけろよ」と温かい言葉をいただきます。まさに「身体が資本」。体脂肪燃焼のためにも歩き回ります。

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(イルカウォッチングで撮った「なごみ」写真。のんびり、気持ちよさそうでしょ~)

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政治清潔度ランキング。日本は・・・?

とあるNPOの調査データで、汚職がない(少ない)国のランキングが発表されました。以下に列記しますと・・・、

1位フィンランド・アイスランド・ニュージーランド

4位デンマーク

5位シンガポール

6位スウェーデン

7位スイス

8位ノルウェイ

9位オーストラリア・オランダ

11位オーストリア・ルクセンブルグ・イギリス

14位カナダ

15位香港

16位ドイツ

17位日本

18位フランス・アイルランド

20位ベルギー・チリ・アメリカ

・・・・・・と言うことでした。

日本は17位。相対的な評価なのでしょうが、そんなによいモノでしょうか?。先日来、ブログにも書いていますが、官製談合や贈収賄は後を絶ちません。それでも17位というのは、よほど世界中で汚職があるってことなのでしょうね。庶民感覚として情けなくなってきます。

私は、この手のNPOやオンブズマン組織のいうことが全て正しいとは思いませんが、HPに記載の内容には、うなずけるモノがたくさんあります。あらためて「官製談合」や「お手盛り」など、税金のムダづかいへの怒りが沸いてきます。

福島県、和歌山県に続き、宮崎県でも知事に対する疑惑が起きています。為政者の資質が問われるとともに、私たち市民のチェック機能が問われています。「情報公開」と「チェック」。これをしっかりとやっていきたいと思います。

ちなみに調査結果の最下位はハイチ。ミャンマー・イラク・ギニアが続いています。北朝鮮は評価外だそうです。「汚職」と「心の豊かさ」って相関関係があるのではないかと感じました。

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続・合唱の思い出

合唱の思い出」の続編です。

最初に合唱をやったのは高校1年の時でした。

かすかな記憶ですが、コーラス部から「コンクールで混声合唱曲をやりたいけど、男声が少ないから協力して~」と、音楽選択者の男子に協力要請があったのがきっかけだったと思います。

最初は「合唱~!?」なんて、あまり気乗りはしなかったのですが、やってみると一発でハマってしまいました。高校時代はまだまだヘタっぴでしたが、文化祭のカセットテープが今でも手元にあり、たまに聴いています。

20061119_2333 大学に入ってからも合唱を続けました。特に大学1~2年の頃が一番熱心だった気がします。その頃歌った、モーツアルトの「レクイエム」や、ブラームスの「ドイツレクイエム」などは、今でも歌えると思います(もちろん歌詞を見ながらですが・・・)。

写真は大学4年の時、「東京六大学混声合唱連盟 第25回定期演奏会」のステージで、フォスターの歌曲集を歌ったときのモノ。男声の最前列、女声の隣が私です。アレルギー性鼻炎に苦しみながら、「Beautiful Dreamer」のソロを歌いました。

満足できる出来ではありませんでしたが、学生時代の懐かしい思い出です。

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オートレース、その後・・・

浜松オートレース場の今年度上期の経営状況が報道されました。上期売上高は65億8623万円。ほぼ「計画どおり」の数字となっています。

・・・といっても、今年度の売り上げ計画そのものが、前年度を大きく下回る、161億8000万円(前年比91.3%)で組まれており、もともと減収見込みでの「計画どおり」ですので、喜んでいられる数字ではありません。

浜松市は、ここ数年、オートレース場の経営状況が厳しくなったことから、昨年度「オートレース事業検討委員会」を開催し、今後の運営について議論しました。私もこの議論に参加させていただきました。

委員会の答申は「このとおり」です。結果的に、浜松市は今年度から5年間、「日本トーター」という会社に運営を民間委託しました。

民間委託によって、仮に事業が赤字になっても、浜松市の財政にはマイナスの影響は及ぼさないようになりました(赤字が出たら民間企業がかぶることになります)。

今年度は、3億6000万円程度、浜松市に繰り入れ(利益貢献)することが予測されています。・・・といっても、これも「よかったよかった」では済みません。このうち、2億4000万円程度は、オートレース場の施設改修費用として使用される見込みです。

残った1億円は基金として留保される見込みです。昨年度末の基金残高が6億円でしたので、今年度末で7億円になります。大きな改修費用がかからなければ、来年度はさらに3億円程度の積み増しが出来るかもしれません。

「検討委員会」では、事業廃止に関わる諸経費は、できるだけ基金でまかなうことも提言しています。「事業廃止」の5年後までに、どのくらいの基金が貯まるでしょうか。

一般会計(=私たちの税金)からの持ち出しをできるだけなくすように、今後もチェックしていかなければなりません。

【余話・・・】

「ホントに5年後に廃止されるのか」という声もあります。

「検討委員会」は「結論の先延ばしをしない」として、「廃止が適当」「経過措置として数年」という答申を出しました。一方、世論の中に「一般会計に影響がないならば廃止しなくてもいいではないか」との声があるのも事実です。

私は、時代の流れもあることから、“公営”ギャンブルを、“民間委託”してまで続ける意味はないと思っています。関係者の雇用問題や、跡地利用の手続きなどもあることから、経過期間を設けたに過ぎません。

5年後の廃止の準備を段階的に進めていかないと、また「検討委員会」を設置することになりますね・・・。そんなのやめてほしいな~。

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教育基本法改正と現場のギャップ

Photo_7教育基本法改正案が衆議院を通過しました。

「いじめ」や「ゆとり教育の弊害」など、教育現場の基本的な課題が問われているときに、審議不十分な中で法改正がなされるとしたら、子どもたちはどう受け止めるでしょうか?

「おかしいな? と思うことがあったら、みんなで話し合いなさい」「自分の主張ばかりするのでなく、相手の言うことにも耳を傾けなさい」・・・こういうことを、もし先生が子どもたちに言ったとしても、子どもたちは言うことを聞くでしょうか?

「先生、国会だって、相手の言うこと聞かないよ」「強い者が勝つってことじゃん」・・・私が子どもだったら、そう反論すると思います。

今の子供たちを育てているのは、社会全体なのです。この国会の状況を見せて、教育の議論ができるでしょうか・・・。今回の議論のありようは、ホントに情けないと思いますが、否定できない(見せたくない)大人の世界です。

私は、「教育再生会議」を立ちあげる政府や教育基本法改正を議論している国会と、小中学校の現場で起きているギャップの差を感じずにはいられません。

私たちが子どもたちに教えてやれることは、国や法律に頼らなくても、もっとたくさんあるはずです。

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今日、入野中学校では、中3の子どもたちと赤ちゃんとのふれあい体験「プレパパ、プレママ、だっこでギュッ!」がおこなわれました(写真は2年前の時のもの)。

男子生徒も、お腹に風船を入れて妊婦さんのようになってもらったり、赤ちゃんと触れあい、命の大切さや子育てを体験できる、すばらしいイベントです。

私は、国レベルでどんな議論がされようとも、運営に携わっていたボランティアのみなさんや、保護者みんなが、自分たちで汗をかいて、身をもって、子供たちの未来につながる教育をしたいと思ってます。

【余談ですが・・・】私は、教育基本法改正に真っ向から反対しているわけではありません。60年前とは明らかに違う時代に生きている今、時代にあった「教育」を議論することは非常に重要だと思います。国会でもしっかり議論をして欲しいと思っています。

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「住居手当」の行方

みなさんは読んでますか? 広報はままつ。 

私は、毎号、目を通す程度ではありますが、イベント情報などを楽しみに見ています。

20061113_2103_1  さて、いささか古新聞になってしまいましたが、広報はままつ11月5日号に写真の記事がありました。

これを見て「行革審」の指摘事項を想像できる人はいるでしょうか?

たとえば「住居手当」。浜松市の「住居手当」は、国の基準を大きく上回る水準となっています(部分拡大写真は下)。

この記載だけではわかりにくいのですが、高卒定期採用の職員が定年退職するまでに支給される「住居手当」は、国は150,000円であるのに対し、浜松市では3,124,800円ということになるようです。

「行革審」では、「まず国並みにして、その後段階的に引き下げ、廃止の方向で見直す」ことを提言しています。

民間企業は、生産性向上によって生み出された利益の一部を、「手当」というカタチで従業員に配分しています。公務員の場合は財源が「税金」ですから、労使の話し合いは必要だと思いますが、やはり、市民の理解が得られる水準にすべきではないでしょうか。

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「佐鳴湖」学習

20061114_0933 今日、入野小学校で学習発表会がありました。

我が家の次男坊は5年生ですが、「守ろう!みんなの佐鳴湖を」というテーマで、「佐鳴湖の環境」「合奏」「合唱」を発表しました。

小学生らしい「ほほえましい」発表でしたが、その中にも、COD値はワーストワンでも、汽水湖のために魚の種類が60種類もいることや、渡り鳥も飛来することなど、子どもたちの学習の成果に驚かされるところもありました。

20061114_1410 佐鳴湖については、これまでに2度ブログに書きました()。

入野小は、佐鳴湖をとおして、地域のことや自然環境などを学んでいます。地域のみなさんを巻き込んだ教育は、非常に良いことだと思います。ぜひ、継続してもらいたいものだと思います。

なお、今日は平日でしたが、意外に父親の姿も見ることができました。「父ボラ」事務局としては、ますます「オヤジの学校参加」を進めたいと思います。

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朋あり遠方より来たる

日付が変わってしまいました。

昨夜(今夜)は、同じ釜の飯を食った20年来の懐かしい友達が、三重から浜松に遊びに(正確には「仕事に」)来てくれました。いくつになっても旧友はいいモノですね~。

集まった旧友は、みんな、仲のいい仲間たち。女房も知ってるメンバーばかりだったので、女房と一緒に出かけ、昔話から最近の話など、酒を酌み交わしました。

楽しく飲んで騒ぎましたが、3人の子持ちが3人と、4人の子持ちが1人と、子だくさんメンバーでビックリ。「子は鎹(かすがい)」とはよく言ったものですね~。

懐かしい日々を思い出し、英気を養いました。

営業を始めた頃の初心に返って、明日からまたガンバるぞ!

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がんばれタグチくん

20061112_18480001 懐かしい写真を引っ張り出してきました。これは、小学校3年生の頃のソフトボール少年団の時の写真です。

私は名前が似ていることもあり、タイガースの田淵選手のファンでした。中学に入ってからも、田淵モデルのバット(硬式用、けっこう重い。今も持ってます)を買って、毎晩、ブンブン振り回していました。・・・で、背番号は22番。懐かしいコダワリです。

2人の小僧にも野球をやらせたくて、小さい頃からグローブを持たせていましたが、ブログでも紹介しているとおり、サッカー小僧になってしまいました。

残念だけど、こればっかりはしょうがありませんね~。小僧の背番号は18番。特にコダワリはなさそうです。

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なんとかしろよ!「労働局」

2005年度の官庁や特殊法人などの税金のムダづかいが277億円もあったということです。

特に「労働局」では、これまでにも不正経理が指摘されていたにも関わらず、45億円ものムダづかいをしていたとされています。

「労働局」は厚生労働省が、労働環境の整備や就労確保を図るために、全国47の都道府県に出先機関として設置しているものです。「ハローワーク」や「労働基準監督署」は、各都道府県労働局の管轄です。

私も労基署やハローワークの方々と、地域の雇用問題や労働安全の課題などについて話をする機会があり、機関として一定の役割は果たしていると思っていました。

しかし、この不正経理はどうしようもありませんね。カラ出張やカラ雇用、よくもそこまで考えるものだと、怒りを通り越してあきれてしまいました。出先機関ゆえに、チェックの目が届かないのでしょうか?

以前、「社会保険庁」が問題になった時、「解体論」も出されました。民間出身の長官を就任させて改革を試みましたが、保険料の収納率アップで、数値のごまかしがあったのは記憶に新しいところです。一度しみついた体質は、なかなか変わらないということなのでしょう。

「労働局」も「解体的出直し」が必要だと思います。彼らにそれだけの緊張感や認識があるのでしょうか?だれが、彼らの仕事を普段からチェックしているのでしょうか?

私たちの「問題発見能力」が試されています。

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合唱の思い出

最後に合唱をやってから7年が経ちました。

私が最後に歌ったのは「VOX POPULI」という合唱団でした。すでに解散してしまいましたが、HPをそのまま残してくれてあるので懐かしい思い出です(写真の真ん中が私)。

少人数のアカペラアンサンブルだったので、一人でワンパートを歌うこともあり結構大変でしたが、だからこそ「ハモった時」の充実感はなかなかのものでした。

結成当初からのメンバーだったのですが、途中、転勤があり、その間離脱。浜松に戻ってから復活したのですが、仕事との関係で活動を断念してしまいました。

「ワーク・ライフ・バランス」って、ホントに大切だと思います。ひとことで「ライフ」と言っても、「自分の時間」と「家族生活」、そして「地域生活」など、幅は大変広いと思います。

実践は難しいですが、努力は続けたいと思います。だから、私は「合唱をやめた」とは書きません。またいつか歌おうと思っているからです。いつになるかわかりませんが、それまでは、カラオケでガマンガマン・・・^^;

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払うモノは払ってもらわないと・・・

今朝の地方新聞によると、来年度、浜松市の「国民健康保険会計」の収支が約25億円不足するとのことでした。

少子高齢化による構造的な問題や、医療制度改革は国政レベルの課題です。だからといって、私たちがやれることは無いのでしょうか?

実は、私たちが解決すべき課題は、すでに明らかにされています。それは、まず「保険料の未納(滞納)対策」です。

浜松市の「国保」の課題については、昨年の第3回行革審で詳しく議論されており、「答申書(P12・P24)」にも記載されています。

H16年度の滞納額は、旧12市町村合計で、22億4154万円にも上ります。累計の滞納額は48億5155万円。しかも「時効」などにより14億円以上が回収不能になっています。

25億円の不足は、もし滞納額をゼロにできれば、ほぼ相殺できる水準なのです。

さらに、旧浜松市の滞納者の4分の1は「年間所得」が200万円以上ということで、「払いたくても払えない」というわけではなさそうです(注:「年収」ではありませんよ)。

このような状況下、H16年度、旧12市町村合計で、私たちの税金から、34億円もの大金が、「国保」に投じられました(行政用語では「一般会計からの繰り入れ」という)。

新聞には「保険料引き上げは避けて通れないとみられる」「今後は、市の一般会計予算と事業基金から、どれだけ不足分を穴埋めし国保料の増額を押さえられるかが焦点」との記載がありました。

負担増の前にやるべきことは明白です。「行革審」の答申内容を「浜松市国民健康保険運営協議会」のみなさんはご存じなのでしょうか?

情報をオープンにした上での十分な議論を期したいと思います。

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「セルボ」の思い出

昨夜、急に冷え込んだせいか、少しカゼ気味です。うー、気をつけなければ・・・。

昨日「セルボ」が8年ぶりに復活しました。今日は、「思い出話」を少々・・・。

私が入社したのは1984年。当時の「セルボ」は2代目でした。最初に買ったセールスカーが「ピンクメタリック2トーンのセルボ特別仕様車」でした。こう書くと、みなさんがどんなクルマを想像するか心配ですが(^^;)、「どピンク」ではなく、渋めの「ワインレッド」と「ピンク」の中間のような色でした。

2代目もよかったですが、私は「初代セルボ」の方が印象に残っています。

「初代」は2サイクル3気筒エンジンのRR(リアエンジン・リアドライブ)。低くどっしりした、地を這うようなプロポーションが魅力でしたね~。当時の先輩からは、その前からあった「“フロンテクーペ”の方が面白いよ」という話を聞いたのですが、私は残念ながらフロンテクーペに乗った記憶がありません。

3代目は「横丁小町(わかる人にはわかりますね)」。ちょっと室内が狭かった記憶があります。

4代目は「セルボ・モード」。DOHC4気筒モデルも目を引きましたが、全体的に上質なクルマで、私は、アルトを買いにきたお客様にも「この新型、イイですよ!」って自信を持ってお勧めしていました。

私が営業をやっていたのは91年3月までのわずか7年間でしたが、営業マンとして出会った人たちが、今の私の基礎を作ってくれた・・・と、思っています。

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1リットル25.1円の攻防

「何?このタイトル・・・」。そう思った人多いと思います。

「道路特定財源の一般財源化」なんてタイトルつけたって、読まない人もいるんじゃないかな~と思って、ひねってみました。

この話、けっして難しい話ではありませんし、みなさんにも身近な話なので、ちょっとお付き合いください。

私の主張は「一般財源化するなら、暫定税率(下記)を本則に戻せ!」です・・・が、これじゃあたぶんわかりませんよね。

ちょっと乱暴ですが、簡単に言うと「一般財源化するなら、ガソリン代を25.1円下げろ!」です。

今、政府は「道路特定財源の一般財源化」に向けた議論を進めています。

「道路特定財源」は、道路整備を目的として、自動車ユーザーが負担している税金です(「目的税」といいます)。

購入の際の「取得税」、車検のときに納める「重量税」、そして燃料代(ガソリン・軽油など)に含まれる「揮発油税」「軽油引取税」「地方道路税」「石油ガス税」がこれにあたります。

自動車ユーザーの皆さんは、ガソリンを入れるたびに「揮発油税」「地方道路税」を納税しています(知ってましたか?)。

政府は「道路整備のお金は余っているから他に使う(一般財源化)」としています。

私はこれに反対します。

まず、余っているなら「暫定税率」を本則税率に戻すことが先、ということです。これが、先ほど例示した「ガソリン税を下げろ」ということなのです。

私たちは、今、「道路整備に必要」という理由で、「暫定的」に30年間(!)も、本来の税率よりも高い税率を払っているのです。

だから「道路整備のお金が余っている」ならば、「暫定的」に高くしている税率を下げるべきだと思います。私の主張はおかしいでしょうか?

ガソリン代に含まれる「揮発油税」の本則税率は24.3円。暫定税率は48.6円となっています。同様に「地方道路税」の本則税率は4.4円。暫定税率は5.2円。この両者の差額の合計が25.1円ということです。

年間の走行距離が10000kmで、燃費がリッターあたり10kmとすると、年間のガソリン消費量は1000リットル、金額に直すと25100円の可処分所得の向上(=毎月約2000円の賃上げに相当!)となります。

さて、みなさん。どう思いますか?「道路特定財源の一般財源化」。念のため申しておきますが、私は「道路族」の抵抗勢力ではありませんよ・・・(^^)

自動車に関わる税金のことをもっと詳しく知りたい方はこちら(自動車総連HP)へ。

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政令市になったら・・・①

政令指定都市になると、いくつかの権限が、県から委譲されます。静岡市のウェブサイトに、参考になりそうなページがありましたのでご覧いただければと思います。

これを見ますと、今、社会問題化している「児童虐待」で常に対応が話題となる「児童相談所」の運営や、小中学校教員の採用、道路管理や河川管理など、生活に密接な行政施策がより身近になります。これらについて、今後、順次考えていきたいと思います。

まず「児童相談所」について考えてみたいと思います。

先日の新聞報道に、昨年度、浜松市の「子ども総合相談」には530件の相談があり、そのうちの34件について「児童相談所」に引き渡した・・・、とありました。

さて、それではこの「児童相談所」、県内にいったいどのくらいあるかご存じですか?

現在「静岡県下に5カ所」だそうです。「意外と少ないなー」と思われる方も多いのでは?浜松には、「県総合庁舎の2階」に「県西部児童相談所」があり、これまで浜松を含む御前崎市以西の相談に対応していたそうです。

今回、浜松市に6カ所目ができることになります。ここで浜松市の計画を見てみましょう。

これを見ると、「浜松市児童相談所」も「県西部・・・」と同じ総合庁舎内にできることになっています。予算は4421万円、工期に3カ月を見込んでいますね。また、「一時保護所」に1億8669万円計上されています。

ここで2点気付きました。

まず、「一時保護所」についてですが・・・、詳細は調べきれていませんが、これまで静岡県には、県中部と東部の2カ所しかなく、西部地域には初めてできるようです。しかも、東部は2年前にできたばかりのようで、これまで入所しきれないほどの児童がいたとも言われています。「児童虐待」が話題になってきた割には、「そんなものだったか・・・」と違和感を持つのは、私だけではないと思います。

次に、「県西部・・・」ですが・・・、御前崎市以西を所轄し、なおかつ「浜松市・・・」ができるのであれば、掛川とか磐田とかに移転しないんでしょうかね?「掛川支所」というのはあるようなのですが・・・。ま、これは単純な発想ですが、事務所機能を並べていても、あまり意味が無いような気がします。「相談所」の設計と議会への上程が、ちょうど今月ですので、このあたりのコストや手法について議論にならないものでしょうかね。

でも、こうしたことが、政令市になり、身近に議論できるのは、非常によいことだと思います。

「行革」はムダを減らすこと、そして、必要な事業におカネをまわすことだと思います。私は、「安全・安心」そして「子ども」は優先順位の高い事業だと考えます。みなさんはどう思いますか?

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何のための勉強か・・・

昨夜は地域の健全育成会のメンバーとの久々の飲み会でした。

たまたまみんな3人の子持ち。子供が多い方が学校との関わりが増えるのかなぁ・・・なんて感じてしまいました。子育てや自分たちの学生時代の話で盛り上がりました。

未履修」のブログでは、「勉強は大学に入るためにやるのではない」なんて偉そうなこと書きましたが、振り返ってみると、大学に入り、初めて一人暮らしを始めた頃は、開放感から遊び回ってましたね~。「人事マンさん」のコメントにもありましたが、私も「もっと勉強しておけばよかった・・・」のクチでした。反省してます。

我が家の3人の子どもたちは、それぞれに個性豊かで、音楽やサッカーなど、学校を楽しんでいるようです。ただ、勉強は、あんまりやっているようには見えません。まぁ「やるべきときがきたら、そのうちやるだろう」と、あきらめています・・・^^;

・・・でも、毎晩毎晩、仕事から帰って、晩酌やって、爆睡しているようでは、とても「勉強は一生のものだ」なんて言っても説得力ありませんね。「親の背中を見て子は育つ」と言いますから、ちょっと考えなくちゃダメかなぁ・・・^^;

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(約9年前の子どもたちの写真。背中の見せ方を失敗したか・・・)

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ハネウマライダー

これは「ポルノグラフィティ」の曲。この夏、女房と娘が、浜名湖ガーデンパークで行われた「夢人島ライブ」で聴いてハマったようで、クルマに乗るたびに聴かされてきました。

一緒に聴いているうちに「イナズマライダー」の血が騒ぎだし、私もハマってしまいました。ノリもさることながら、歌詞がなかなかgoo~です。・・・で、気に入った歌詞の一部をご紹介。

「新しい旅立ちに Motor Bike・・・」

・・・“新しい旅立ち”を前にしている「イナズマライダー」としては、私へのメッセージのように聞こえます。

「大切なモノを乗せて走りたいなら、生まれ変わっていかなければねぇ・・・」

・・・大切な市民を、安心できる将来に連れていくためには、“生まれ変わる”ことが必要です!

「サビついたボディ塗り直して・・・」

・・・今の社会システムって、ずいぶんサビついていると思います。新しい感覚で、サビを落とし、“塗り直したい”と思います。

「ここに留まることを許しはしない・・・」

・・・これからの社会は、右肩上がりの時代と同じことをやっていたのではダメなんです。これまでやってきたことを引き続きやるのではなく、“今に留まらず”、常に、新しい施策を考えていきたいと思っています。

・・・てなわけで、最近、私のハートビートは「ハネウマライダー」状態です。ガンバるぞっ!

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続・談合

以前も書きましたが、またぞろ出ました。今度は和歌山県で談合事件。・・・で、またまた「知事の辞任」です。

福島の時は「多選批判」が出されましたが、和歌山は2期目。「側近に恵まれなかった」ということでしょうか、それとも「おつき合いには気をつけろ」ってことでしょうか・・・。

和歌山県知事は、私も、非常に強い共感を持って参考にさせていただいている「21世紀臨調」の主要メンバーであり、とても残念に思っています。

思えば、「ロッキード事件」の頃からでしょうか・・・、「政治家」というと「何か悪いことやってる・・・」というイメージがついて回るようになったのは・・・。

以前、親しい議員さんが、「ずいぶん昔の話だけど、ウチの子どもが小さい頃、友達から『おまえのお父さんも、悪いことやってんだろう』と言われたことがあって、かわいそうだったよ・・・」とおっしゃっていたことがあります。

ほとんどの政治家は、国民、県民、市町村民のことを想い、一生懸命、活動しています。しかし、こういった事件があると政治不信は止みません。政治家は、まず、自ら襟を正す。そして、税金を食い物にする「談合」の根絶に、積極的に取り組むべきと思います。

・・・という話をしていたら、子どもが「ダンゴ食べたい~」と言い出したので、買ってきてしまいました・・・^^;(おそまつ)

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「工場が去っていく」

昨夜は、いつのまにか爆睡してしまいました・・・^^;

昨夜の分として、朝、UPします。

昨日、「工場が去っていく▽町に波紋」という番組タイトルを見つけたので、もしかすると、浜松のことをやるのではないかと思って、TVを見ていました。

私の予想は(残念ながら)大当たり。以前のブログでも書きましたし、前回の行革審でも大きく取り上げられた「空洞化」。浜松の空洞化は、NHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられるような問題になってしまいました。

理由はいくつかあるのでしょうが、NHKではその一つとして、「企業の『マザー工場』づくりが進み、『企業城下町』のメリットよりも『広い敷地』が必要になっている」とコメントしていました。

10月2日付の中日新聞でも、愛知県小牧市を引き合いに出して、土地活用が十分にできないことを指摘していました。日本で2番目に大きな面積を持つ浜松市に「土地がない」とは不思議な話です。

産業の育成は、地域経済の活性化につながることはもちろんですが、法人税や住民税など「自主財源」を確保できるため、強い自治体をつくるためには絶対に欠かせません。

先週の行革審では「市の企業情報収集の甘さ」を指摘していました。「元気な浜松」をつくるための努力。課題に気付いた「今」から始めないと手遅れになります。

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図書館へ行こう

みなさんは読書はお好きですか?

私は、以前、司馬遼太郎の歴史小説、フレデリック・フォーサイスやトム・クランシーなどのアクション小説を読み漁ったものでした。ここ数年は、ビジネス書を読むことが増えましたが、最近はもっぱら、行政に関する本を読んでいます。

本は人を育ててくれます。・・・が、買ってばかりでは、おカネがいくらあってもたりません。そこで「図書館」の出番です。

みなさんは「図書館」を利用していますか?

私は、子供が小さかった頃は「浜松西図書館」に行ったことがありますが、恥ずかしながら、ここ数年は足を踏み入れていません。最近「はまゆう図書館」や「城北図書館」など、新しい図書館ができているようですね。また、覗いてみたいものだと思っています。

さて、みなさんは、福島県矢祭町で、こんな図書館づくりをしているのをご存じでしょうか?

我が家は、数年おきに古本屋に本を売りに行くので、残念ながら寄贈できる本はありませんが、とってもおもしろい試みだと思いませんか?

「おカネをかけずに住民の声に応える」。これこそ「行財政改革」ですね。私も、こういう考え方を参考にしたいと思います。

私は、浜松市の図書館建設を批判するつもりはありません。読書は人を育ててくれますし、生涯教育の推進のためにも必要だと思います。しかし「コスト意識」を持つことは必要でしょうね。

「はまゆう図書館 資料1(表の金額単位が違う気がします)、資料2」や、「城北図書館」へ行かれた方のご意見を、また、お聞かせください。

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(写真は完成したばかりの「城北図書館」)

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