外国人との共生
21日、東京で「外国人集住都市会議」が開催されました。
この会議には「浜松」「湖西」「磐田」など、国内でも外国人居住者の多い18市町が集まって、共生についての課題を話し合っているものです。今回は「外国人の子どもたちへの教育」などについて提起がなされました。10年、20年先の共生社会を考えると、外国人の子供たちへの語学教育は不可欠です。
我が家の子供が通う小学校にも、1クラスに1~2人の日系人の子供がいます。聞くところによると、低学年の頃から学校に通っている子供たちは、高学年になる頃には、日本語もかなり上達するようですが、高学年から編入された子どもはそう簡単にはいかないようです。
10数年後、子供たちが大きくなって働くようになったときのことを考えると、就労能力を身につけるためにも、言葉の問題は大きな課題です。
一方、昨日の新聞にこんな記事もありました。
「浜松の飲食店主強殺から1年」「手配の容疑者ブラジルへ帰国。引き渡し訴え」「犯人逮捕と処罰を」・・・。殺人や交通死亡事故などの凶悪犯罪を犯しながら、ブラジルへ帰国し、のうのうと生きている外国人犯罪者がいます。
まじめに働く外国人に対する支援を行うことは必要ですが、併行して、犯罪者への厳格な対応が必要ではないでしょうか。外交問題は国政課題ではありますが、断固たる姿勢を示すべきだと考えます。
真の共生社会をつくるためには、永田町の机の上で政策を考えるのではなく、共生現場に住む私たちの声を国に届ける必要があります。
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