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オートレース、その後・・・

浜松オートレース場の今年度上期の経営状況が報道されました。上期売上高は65億8623万円。ほぼ「計画どおり」の数字となっています。

・・・といっても、今年度の売り上げ計画そのものが、前年度を大きく下回る、161億8000万円(前年比91.3%)で組まれており、もともと減収見込みでの「計画どおり」ですので、喜んでいられる数字ではありません。

浜松市は、ここ数年、オートレース場の経営状況が厳しくなったことから、昨年度「オートレース事業検討委員会」を開催し、今後の運営について議論しました。私もこの議論に参加させていただきました。

委員会の答申は「このとおり」です。結果的に、浜松市は今年度から5年間、「日本トーター」という会社に運営を民間委託しました。

民間委託によって、仮に事業が赤字になっても、浜松市の財政にはマイナスの影響は及ぼさないようになりました(赤字が出たら民間企業がかぶることになります)。

今年度は、3億6000万円程度、浜松市に繰り入れ(利益貢献)することが予測されています。・・・といっても、これも「よかったよかった」では済みません。このうち、2億4000万円程度は、オートレース場の施設改修費用として使用される見込みです。

残った1億円は基金として留保される見込みです。昨年度末の基金残高が6億円でしたので、今年度末で7億円になります。大きな改修費用がかからなければ、来年度はさらに3億円程度の積み増しが出来るかもしれません。

「検討委員会」では、事業廃止に関わる諸経費は、できるだけ基金でまかなうことも提言しています。「事業廃止」の5年後までに、どのくらいの基金が貯まるでしょうか。

一般会計(=私たちの税金)からの持ち出しをできるだけなくすように、今後もチェックしていかなければなりません。

【余話・・・】

「ホントに5年後に廃止されるのか」という声もあります。

「検討委員会」は「結論の先延ばしをしない」として、「廃止が適当」「経過措置として数年」という答申を出しました。一方、世論の中に「一般会計に影響がないならば廃止しなくてもいいではないか」との声があるのも事実です。

私は、時代の流れもあることから、“公営”ギャンブルを、“民間委託”してまで続ける意味はないと思っています。関係者の雇用問題や、跡地利用の手続きなどもあることから、経過期間を設けたに過ぎません。

5年後の廃止の準備を段階的に進めていかないと、また「検討委員会」を設置することになりますね・・・。そんなのやめてほしいな~。

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