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2006年11月11日 (土)

なんとかしろよ!「労働局」

2005年度の官庁や特殊法人などの税金のムダづかいが277億円もあったということです。

特に「労働局」では、これまでにも不正経理が指摘されていたにも関わらず、45億円ものムダづかいをしていたとされています。

「労働局」は厚生労働省が、労働環境の整備や就労確保を図るために、全国47の都道府県に出先機関として設置しているものです。「ハローワーク」や「労働基準監督署」は、各都道府県労働局の管轄です。

私も労基署やハローワークの方々と、地域の雇用問題や労働安全の課題などについて話をする機会があり、機関として一定の役割は果たしていると思っていました。

しかし、この不正経理はどうしようもありませんね。カラ出張やカラ雇用、よくもそこまで考えるものだと、怒りを通り越してあきれてしまいました。出先機関ゆえに、チェックの目が届かないのでしょうか?

以前、「社会保険庁」が問題になった時、「解体論」も出されました。民間出身の長官を就任させて改革を試みましたが、保険料の収納率アップで、数値のごまかしがあったのは記憶に新しいところです。一度しみついた体質は、なかなか変わらないということなのでしょう。

「労働局」も「解体的出直し」が必要だと思います。彼らにそれだけの緊張感や認識があるのでしょうか?だれが、彼らの仕事を普段からチェックしているのでしょうか?

私たちの「問題発見能力」が試されています。

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