« 片山知事 | トップページ | 冬休み »

2006年12月26日 (火)

ホントの借金はいくら?

「800兆円とか1000兆円とか、いろんな数字があるけど、いったい日本の借金っていくらなんだ?」

先日、ある方に聞かれました。

私は「6月末で、国の借金が827兆円ということでした。地方を合わせると1000兆円を超えると言われています」と答えたのですが、「じゃあ、国債残高はいくらだ?」と重ねての質問・・・。

たしか今年度末で777兆円って数字があったけど、いったいなんだったっけ・・・???(実は間違い→国と地方の長期債務残高を合わせると今年度末で775兆円の見込み)

ということで、私自身も、一度きちんと整理しておくために、データを調べました。「国の借金827兆円」の根拠は、財務省のHPをご覧ください。

「国債発行残高」は6月末では668兆円でした。

「普通国債」は526兆円ですが、今年度末には541兆円になる見込みです。また「財投債」についても137兆円が140兆円となる見込みです。

・・・ということで、その他の国債を加えて、今年度末の国債残高は685兆円となるということなのでしょうね(税収アップの影響で、多少、国債発行を押さえる動きもあるようですが・・・)。

(* 12/25に、9月末残高データが公開されました)

もうひとつ、財務省の資料をみてください。

地方の「長期債務残高」が、約200兆円とされています。相殺分があることから、国と地方を合わせて、約1000兆円ってことで間違いではないと思います。

しかし、言葉が難しかったり、同じ財務省の資料を比べても数字がつながらなかったり、わかりにくいですよね~。

私は、政治を志す者として、わかりにくい(もしかすると「隠されている(?)」)情報を、わかりやすく伝えていきたいと思います。

« 片山知事 | トップページ | 冬休み »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホントの借金はいくら?:

« 片山知事 | トップページ | 冬休み »