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2006年12月19日 (火)

販売店訪問

先日、「販売店さん」を訪問させていただきました。・・・といっても、売りモノは「クルマ」ではなく、「私自身」ですが・・・(^^)。

久しぶりに、販売店のオヤジさんとお話をさせていただきましたが、その中で、少し気になる話を聞きました。

販売に携わるみなさんならわかると思いますが、「特殊法人改革」の一環として「車検場」を縮小し、民間車検を推進するために、「認証工場」の「指定工場」化を進めてようとしている・・・という動きがあるようです。(「認証工場」と「指定工場」の違いは、このHPをごらんください)

静岡県では「指定工場」と「認証工場」の比率は3:7ですが、車検台数は7:3ということです。この数字だけ見れば、「指定工場の車検を増やせばいいじゃん」と言う声が出てきても、不思議ではありません。

しかし、イイ話ばかりではありません。

ある販売店さんは、「力のある認証工場はイイが、そんな店ばかりじゃないよ」とおっしゃっていました。

私も、「昔、お世話になった販売店さんが生き残っていけるのかなぁ・・・」と思いました。

以前「第三セクターの功罪」でも触れましたが、私は、「特殊法人改革」には異論をはさみません。しかし、私を育ててくださった、アッタカ~イ「父ちゃん母ちゃん」のお店は、これからも存続してほしいと思います。なぜなら、そのみなさんが日本のモータリゼーションを支えてくださったのですから・・・。

改革推進論者の私としては、これまでにないコメントかもしれませんが、若干、考えさせられる規制緩和でした。

生き残りのためには自助努力が必要ですが、それを助ける仕組み(セーフティネット)も必要なのかもしれませんね・・・。

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