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2007年1月10日 (水)

放課後児童会

昨日、保育園の課題を書きましたが、子育て支援の課題はそれだけではありません。放課後児童会(学童保育)についても、子育て世代からは不満が寄せられています。

ここ数ヶ月の間に、3人のおかあさんから「旧浜松市の対応遅れ」の指摘を聞きました。

旧浜松市エリアには65の小学校があります。しかし放課後児童会の設置は54箇所となっており、すべてに設置されているわけではありません。旧浜北市では11校で11箇所の設置されています。また、地域性もあるのか、旧天竜市は7校中2校しか設置していませんでした。

また、預かり条件も、現実の就労環境とのアンマッチが生じています。

たとえば、預かり時間について旧浜松市は18時までとなっています。一方、旧浜北市では18時半まで、旧天竜市エリアでは19時までとなっています。

運営している日数も、旧浜松市の226~242日に対し、旧浜北市は291~294日、旧天竜市は359日となっています。この差は、土日祭日の運営の有無によるものです。

また預かり児童についても、浜北・天竜では「定員に余裕があれば6年生までOK」とのことでした。旧浜松市は、3年生までに限定されており、しかも「定員オーバーで預けたくても預けられない・・・」とのお話もよく耳にします。

もちろん、入会金や会費など運営費の違いもあるのですが、いわゆる「1市多制度」になっています。

先の「行革審」でも、「1市多制度は、経過的なものとして、できるだけ早く統一すべき」との意見が出されています。

多少の受益者負担をお願いするにしても、行政として、設置場所と定員の拡大をはかるべきではないでしょうか?開設場所の確保、スペースの拡大、要員確保を急ぐべきです。

市におカネがないとは言わせません。ムダを省き必要な部分に投資をすべきです。これが「行財政改革」です。

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