民間の視点
先日、ある人から、「田口は『民間の視点』で市政を変えると言っているけど、いったい『民間の視点』ってなんだ?」と聞かれました。
私は大きく次のように考えます。「1にコスト 2にサービス 3に改善」。
みなさん、いかがでしょうか?
「コスト意識」は民間企業ならどこでも持っているとは思いますが、私はスズキでのサラリーマン生活を通してそれをたたき込まれたと思っています(まだまだ甘いと言われるかもしれませんが・・・^^;)。
「サービス」は、営業マン時代と労組役員時代に身につけました。こちらが良かれと思っていても、お客様にとっての不満は多々あります。「お客様満足度」の向上を、行政も、もっと考えるべきです。また「サービス向上」と「コストダウン」は相反するかのように思われがちですが、私は「コスト意識」を持ちながら「サービス向上」につなげることは、可能だと思っています。
そして「改善」です。私は「これまでこうやってきたから、同じようにやればよい」という考え方が“大嫌い”です。「もっと良いやり方はないか・・・」と、新しいアイディアを常に考えていました。日本の製造業の最大の強みは「カイゼン」であると、海外からも評価を受けていますが、行政も「改善努力」を発揮すべきだと思います。
そして、その前提に立つのが、以前も取り上げた「問題発見能力」だと思います。
一見なんでもないような事象の中から、「今、そこにある危機」を「問題」として認識できるかどうか。大切なのはコレでしょうね。
私自身も、この力はまだまだ不足しています。ガンバらねば・・・!
コメント