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2007年3月 5日 (月)

投資的経費

「新中期財政計画」にみる、今後の浜松の財政運営。今日は「投資的経費」の推移です。

「投資的経費」は、道路、橋、学校、公園、市営住宅など、社会資本整備にかかわるお金です。

浜松市の平成19年度予算案では、「投資的経費」は629億円となっています。平成18年度が563億円ですので、66億円増となっています。

しかし、政令市移行に伴い県から委譲される道路整備に170億円程度の経費がかかることを考えれば、道路以外への投資は削減されることになります。

さらに8年後の平成26年度には575億円に減る見込みであり、今後、事業の選択と集中が求められていることがわかります。

また10年前、平成9年度の旧浜松市の「投資的経費」は640億円、今よりもたくさんのお金を使っていたのです。

人口で+20万人、面積で6倍になった新浜松市で、10年前よりも「投資的経費」が減っているのですから、「今までやってきたから・・・」が通用しないのは明白です。

私の基本的考え方は、行政サービスは「箱モノからソフトへ」、「ハードからハートへ」ですので、「投資的経費」が減り、先日書いた「扶助費」が増えることは、当然と思っています。

しかし、街のバリアフリー化(ユニバーサルデザイン化)には、まだまだ投資が必要と思いますので、住民要望に応えるためには、優先順位をつけた事業展開が必要ということです。

では、何を優先するか?

私の主張はこのブログのとおり。90cmの視点でのインフラ(社会資本)整備を求めていきたいと思います

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