初議会
本日から5月議会が始まりました。
まず、今日の注目①「新市長のあいさつ」をご紹介します。
事実上、新市長の「所信表明演説」であり、今後の市政運営方針が示されました。前市長との大きな違いは2つだと思います。
まず「一市多制度」の概念を転換し、「一市一制度」を基本原則とすること、を明言されました。
ただし、「地域の伝統文化や特例措置は維持する」と言っていましたので、バッサリやるわけではなく、地域を尊重しながら経過措置を設け、「一市一制度」に向けて改善を図っていこうと言うことだと思います。私もこの点は「賛成」ですので、内容をしっかりとチェックしていきます。
次に「第二次行財政改革推進審議会」の発足です。
前市長は「行革審の任期は3月まで」と言っていましたが、審議会の継続は市政にとって悪いことではありませんので、引き続き指摘をしていただければと思っています。
ただ、私は選挙戦で、「4月以降の行革推進のチェックは議会の役割!」と言っていたので、「議会の役割」と「審議会の役割」を明確にすべきではないかと考えます。私は、議員の立場でしっかりと行革を推進していきます。
会派構成は、先日の記事に書きましたが、結果的に「第一会派(自由民主党浜松)」と「第二会派(創造浜松)」そして「公明党」が支持する議長、副議長が選任されました。
地方議会は「二元代表制」ですから、与党・野党というのは本来ないはずです。そういう意味では、「市長選挙で誰を推したか」は関係ないはずです。
また、市民のため、あるいは市勢拡大、行財政改革のために、議会として最大の努力ができればよいと思いますので、「自民系」と「民主系」が共同歩調をとっても不思議ではありません。
・・・が、世の中が2大政党制に変わろうとする中、また、政令市の多くで政党色が強くなっていく中で、「1年生」の私にとっては予想外の会派連携でした。
それはさておき、議長は就任あいさつで、「議会はチェック機能と政策形成能力の向上が必要」と言われました。
まさにそのとおり。私は「真の改革推進」の一助になりたいと思います。
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