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2007年6月19日 (火)

代表質問2日目

今日は2会派の代表質問と、3人からの一般質問が行われました。

奇しくも、質問者全員から「教育」に関する質問が出され、質問者自身も苦笑する状況でした。

先週の「市民クラブ」二橋議員の代表質問にも「教育問題」は含まれていましたが、康友マニフェストの中でも、とりわけ「30人学級」をはじめとする「教育施策」への関心の高さがうかがわれました。

「30人学級」という言葉の定義について、市長は、一般的な定義である「30人を超えたらクラス編成を2つにする」という固定的な定義ではなく、「児童一人一人に目が行き届く教育」「少人数指導」を目指すとしました。

もちろん、一般的な定義に越したことはないのですが、ハード・ソフトを含め財源の問題などもあることから、スグに導入するのは、現実的には相当難しいと思います。

手前味噌ですが・・・、私も、自分の後援会パンフレットをつくるときに、「30人学級」について仲間と議論しました。

30人学級導入の事例も増えてきており、とりわけ、埼玉県志木市では、行革を進め、25人学級を導入した事例もあったことから、浜松でも、是非、進めたいと考えていました。

結果的にパンフレットには「30人学級」は入れませんでした。

私は、康友さんの解釈でイイと思います。

言葉の定義にこだわる必要はなく、要は、「子どもたちにとって、よりよい教育環境を整えること」ができればよいわけです。

まずは、40人近いクラス編成になりそうなところで試行してみて、効果や課題を検証し、現在浜松が進めている「支援員・補助員」との比較をしていけばよいと思います。この件については、現役のPTA役員としても、しっかりと検証していきたいと思います。

また今日は、校長経験のある2人の議員が登壇。教育者の見地から、なかなか興味深い話があり、イイ勉強になりました。

とりわけ、「教育再生のカギは“制度改革”ではなく“人材育成”」「いくら優秀でも“温かな人間性”と集団を掌握できる“指導力”のない教員では、“30人学級”にしても教育再生はできない」との発言には、思わずうなずかされました。

マニフェストの“教師塾”の充実も大きな課題ですね。

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