森林(もり)と水 生命(いのち)はぐくむ
政令市となり、選挙区が限定されたとはいえ、市議会議員は、選挙区のことだけをやっていればいいわけではなく、当然、全市を視野に入れた活動をやらねばなりません。
その意味では、過日、“北遠探訪”に行きましたが、天竜区のことは、まだまだ知らないことが多いので、イイ機会と考え、委員のみなさんのお話を聞きに行きました(写真は“北遠探訪”より)。
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天竜区は人口37520人、浜松市民の5%に満たない人口ですが、面積は62.5%を占めています(全市1511km2中、954km2)。またそのうち91%が森林ということで、同じ政令市浜松の中でも、置かれた状況は旧浜松市とはまったく違います。
高齢化率は34%。とりわけ佐久間、水窪、龍山地区は40%を超えている状況です。
旧5市町村は財政力も弱く、合併前(H17年度)の財政力指数・一般会計実質単年度収支は下記のとおりです。
旧天竜市 0.42 △2億8119万円
旧春野町 0.24 △1億5127万円
旧佐久間町 0.32 △5350万円
旧龍山村 0.30 △1億1571万円
旧水窪町 0.19 △1億5911万円
(参考)旧浜松市 0.84 +2億8642万円
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決して予断を許さない財政状況の中、新浜松市に合併したわけですが、天竜区では、ここ3年で、12の小中学校が廃止されており、すでに身を切る改革も進んでいます。
インフラ整備とりわけ道路整備の需要は旺盛ですし、おカネはまだまだ必要です。「区協議会」のみなさんも、区の置かれた状況は理解されており、とにかく、住民参加で、力を合わせてがんばっていこうとの思いが感じられました。
中には「区の理念を早く示して欲しい」との声も聞かれましたが、5つの市町村が集まった区ですので、「区の一体感」ができるには、まだまだ時間が必要なのかもしれません。
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私も、自然あふれる「魅力ある天竜区づくり」をお手伝いしたいですね。
ただ「森林」だけでは他にもあるので、全国に訴えるには「日本一暑いまち」とか、いかがでしょうか?
「一体どんなところだ?」と思わせておいて、実はとっても自然にあふれた、すばらしいところですよ~。
・・・なんて、おもしろくないですか・・・^^;
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