6月議会閉会
浜松市議会6月定例会が閉会しました。
最終日は21議案と、副市長他の人事案件、および5本の意見書を採択しました。
議案の討論では、5人から反対討論がありました。
論点は大きく2つ。「第二次行革審設置」と「予算」でした。「第二次行革審設置」については、先日の総務委員会の議論と同じ内容ですので割愛します。
「予算」については、2つの反対討論(意見)が示されました。
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まず、「市長公舎の解体工事予算」について・・・。
「もったいない。再利用を検討すべき」という意見がありました。
「空きスペースの有効利用」については、私も問題意識を持っていますので、もっともなご意見です。
しかし市長公舎に関しては、老朽化に伴う維持管理のランニングコストなども考慮しなければなりません。
会議棟は築35年(居住棟は37年)。一昨年の使用回数は11回で、管理費は205万円だそうです(以前見たTV特集の数字)。
私は、今回の提案は、「いずれ近いうちに解体しなければいけないのであれば、二度手間をかけないで、居住棟と同時に壊す」と解釈し、予算案に賛成しました。
しかし、ご意見のとおり、場所を必要としている方はいらっしゃるはずです。中心市街地はじめ、公が管理している施設全般の再検討が必要ではないかと思います。
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次に、「平和破砕処理センターの復旧工事費」について・・・。
9億8300万円の積算プロセスが不明確というご意見。
これもごもっとも。
この手のプラントメーカーは全国に13社しかないとのこと。
見積額はプラントメーカー以外の会社に委託したとはいえ、確かに、一つ一つの設備に、何千万、何億という単位の予算額を並べられても、それが適切な金額なのかどうか、ノウハウは専門業者の手にありますので、なかなか判断できません。
反対討論者は、環境経済委員会のメンバーですが、委員会の時よりも、さらに細かいチェックをされていました。
私も「チェック機能を高めるためには、細部を見る目、調べる目を持たなくては・・・」と、参考になりました。
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以上のとおり、一部反対意見はあったものの、議案はすべて可決決定し、新政令市浜松の第一歩は、まずは順調にスタートしました。
私は、今回の議案には、すべて「賛成」しました。
・・・が、「平和破砕処理センターの復旧工事業者選定」については、懸案事項として9月議会に先送りになったままです。もう少し勉強してみます。
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