市街地再生
視察最終日は、豊後高田市。
「昭和の町」という、中心市街地活性化に取り組んでいる地方都市です。
市からのレクチャーも、昔の学校の教室を再現した施設で受けました。
さて、実際の町ですが、レトロチックな町並みを想像していた私は、いたってフツーのさびれた町並みにビックリ。
正直、「なんだこりゃ…ハズレか?」と思いました。
しかし、歩いてみると、徐々にその魅力が伝わってきました。
それぞれの店が、昭和の遺物(お宝)を展示。
「あ〜、昔、見たなぁ…」という懐かしさを感じ、子どもの頃を思い出しました。
そして、昔の温かさを感じさせるお店のみなさんの接客。
交通アクセスも、そんなにイイわけではありませんが、観光客も年間20万人を超えており、今日も、東南アジア系の団体が訪れていました。
経済効果はそんなに上がってない…とのことでしたが、若者がUターンで帰ってきたり、自分たちの町は自分たちで創る…という自立心につながっているようです。
感じたのは、やはり“熱意”です。
「町を再生させたい」という市民の思いが、まちづくりを支えています。
さて、浜松。
大丸出店が固まり、浜松の中心市街地にも活性化への期待が高まります。
しかし、中心市街地の商店街のみなさんや浜松市民が、「本当に街を良くしたい」という熱意を持たなければ、真の再生はできないと思います。
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