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政治とカネ

「政治とカネ」の問題が後をたちません。「領収書をコピーして使い回しする」なんて、よくやりますよね。(レベルは違いますが)おなじ政治家として、開いた口がふさがりません。

今日は「政治資金」について、ごくごく簡単に解説します。

政治家の政治団体には、「後援会」と「資金管理団体」があります。私も「田口章後援会」と、「章友会」という資金管理団体を持っており、選挙管理委員会(選管)に届出しています。(この他、政治団体には、政党(支部)や業界団体がつくる政治団体などがあります)

この組織で取り扱うのが「政治資金」です。「政治資金規正法」は、このおカネの取り扱いに定めたものです。“規正”であって “規制”ではありません。“制限”でなく、“正しく使う”のが、この法の精神です。

政治団体は、年1回、3月末までに、前年1月~12月の収支を、選管に報告することになっています。

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私も、当然、この制度に従って収支報告をしていますが、たしかに、わかりにくい点はたくさんあります。

私は、違反者を擁護するつもりはまったくありませんが・・・、

提出時に、選挙管理委員会に“数字”のチェックをしてもらうのですが、中味については、特に細かい指摘を受けるわけではありませんので、“間違えること”があっても不思議ではありません。

選管は、“数字”のチェックは行いますが、領収書の番号までは、普通見ないでしょうから・・・(今後はチェックするのかもしれませんが・・・)。

私自身も、「この種のおカネはどの科目に含めればよいのか?」と迷うことはありましたし、過去に先輩議員の収支報告書を出したときに、選管の指摘で科目を修正したこともあります。

“間違えて”事務所費に入れちゃった・・・、ということも、まったくおこり得ないことではありません(もしそうだったら説明すればよいことです)。

また領収書については、選管に提出する領収書は5万円以上のものだけです。私も、選管には5万円以上の領収書のコピーを提出しています。もちろん、事務所には、5万円以上の領収書の原紙も、5万円以下の領収書も、すべてきちんと保管してあります。

しかし、コピーを何回も使い回すなんてのは、どう弁護しても明らかに故意ですし、そこにはなんらかの“表に出せない”おカネがあるという“臭い”はします。正しく報告していれば、そんなことをする必要は、全くないわけですからね。

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政治家本人が、会見で、「知らなかった」「秘書(事務所)に任せていた」という弁解をすることがありますが、これは、国会議員のレベルでは“仕方ないかな”という気はします。

地方議員とは、使うオカネのケタも違いますし、基本的に、実務は秘書がすべてやっているはずですから・・・。管理責任を問われれば、「スミマセン」と言う以外にありませんが、本人も忸怩たる想いを持っていることは、容易に想像できます。

問題は、なぜ、「ハッキリ説明しないか」です。

辞任した閣僚は、まったく説明責任を果たしていません。なぜ、キチンと説明しないのでしょうか。私には、これが、まったく理解できません。

こんなことで死ななくてもいいじゃありませんか。しかし、これを説明できないのでは、閣僚の辞任に留まらず、議員辞職を迫られても、仕方ないのではないでしょうか。

虚偽の領収書を添付したときに、実際に何に出費したのか、それは明らかにしなくてはいけません。それこそ、政治家の義務ではないでしょうか?

説明責任を果たせない・・・、そこに、政治の“深い闇”を感じているのは、私だけではないと思います。

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以前に先輩議員から聞いた話ですが・・・、

「ロッキード事件」のころ、当時、小学生だった先輩議員の子どもが、「お前の父ちゃんも、どうせ悪いことやってんだろう」といじめられたそうです。

「政治家は汚い」という汚名を晴らすのは政治家自身です。

自民党も民主党も、垢や膿を一掃して、新たなスタートを切れないものでしょうか・・・。

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