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政務調査費(11月分)

11月に使用した政務調査費は下記のとおりです。

①11/6 NPMセミナー受講(名古屋市)

 受講料21,000円+交通費・日当11,040円=32,040円

②11/13-14 行政視察(福島県矢祭町)

 交通費・日当・宿泊49,700円

③11/15 市教委ヒアリング時の駐車場代(市教委は庁舎外にあります)

 駐車場代500円

④11/28 外国人集住都市会議(岐阜県美濃加茂市)

 交通費・日当19,930円

⑤市議会手帳(H20年) 600円+振込手数料210円=810円

計102,980円

5月からの累計 377,344円+102,980円=480,324円

12月は行政視察(病院経営他)を計画しています。

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国の問題意識に不満! 外国人集住都市会議

20071128_1438 岐阜県美濃加茂市で「外国人集住都市会議」が開催されました。

全国23の都市から集まった関係者は約600人。浜松市からは山崎副市長をはじめ、担当部門や4人の議員が参加しました(やすとも市長はカナダ訪問中)。

ちなみに参加した浜松市議会議員は、「公明党」の松下さんと西川さん、「市民の風」の山口さん、そして私です。

私は初めて参加しましたが、結論をひとつだけ言えば「非常に不満!」。多くの市長が言っていたとおり、「国の対応が全くなっていない」ということです。

“踊る大捜査線”の名文句に、「事件は現場で起きているんだ!」というのがありますが、まさにそれを“地でいく”会議でした。

市長たちの、“現場を踏まえた要望”に対し、法をタテにケムにまく役人たち(総務省・法務省・文部科学省)の弁を聞いていると、頭にきてしまいました!!

地方は自立しなければいけません!国に頼っていては現場の課題は改善されません。

詳しくは近日発行予定の後援会報12月号で・・・。

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ミニ集会

今夜は10人ほどのミニ集会を開催していただきました。

「フェイス・トゥー・フェイス」ってイイですね。大勢を相手に一方的にお話しするよりも、自分にとって参考になることが多いですね。これからも多くのみなさんと触れ合える機会をつくっていきたいと思いました。

私からは、後援会報を使って最近の活動や取組テーマのお話をさせていただいたのですが、みなさんからいただいた声は、ホントに多岐にわたっていました。

まだまだ不勉強な分野も多いですし、満足に答えられなかった質問も多かったのですが、もっともっと具体的に、数値を使いながら、わかりやすい言葉で市政のことをお伝えしていかねばならない・・・ということがわかりました。

早速、まもなく発行予定の後援会報12月号に反映することをお約束してきました。

みなさんからのお誘いをお待ちしています・・・^^v

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大都市制度調査特別委員会

長い名前の“特別委員会”です。

今日、この特別委員会の「勉強会」が行われ、地方財政計画や地方交付税の仕組み、政令指定都市会から国に出した「財政に関する要望」などについて、財務部門からレクチャーを受けました。

ベテラン議員には「何をいまさら…」だったかもしれませんが、私にとっては良い「頭の整理」になりました。

今日の記事は文字ばかりなのでつまらないかもしれません。ご了承ください。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○「地方交付税」について

「地方交付税」は地方公共団体の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む国民にも一定の行政サービスを提供できるようにするものです。しかし国の財政を考えると、今後はあまり当てにしてはいけません。

文字だとわかりにくいかもしれませんが、私の頭を整理するために下記に記します(興味のある方は、棒グラフにするとわかりやすいです)。

★今年度の国の一般会計は、総額で82.9兆円となります。

「歳入」の内訳は、①税収が53.5兆円、②公債金(借金)が25.4兆円、③その他4兆円となっています。

「歳出」を、“地方財政の視点”からみますと・・・、

④地方交付税14.9兆円、⑤地方団体への補助金16.6兆円、⑥その他30.4兆円、⑦公債費(借金返済)21.0兆円(うち元金11.4兆円、利息9.6兆円)となっています。

このことからわかることは・・・、

①税収53.5兆円から、地方への財源(④⑤の計31.5兆円)を引いた残りは、約22兆円ということで、ほぼ歳出の⑦公債費の21.0兆円に近い額となります。

すなわち、この見方からすると・・・、「国の一般的な歳出(⑥その他)は、ほとんど新たな借金でまかなっている」という見方ができます。

★一般会計から支出された地方交付税は「交付税特別会計」に繰り入れられます。

「交付税特別会計」の「歳入」は、④の14.9兆円が主な財源ですが、これに前年度繰越分などを加え、今年度は、実際には15.2兆円が地方に配分されています。

また「交付税特別会計」には、“借金”があり、借入金残高は33兆円となっています。この借金を今後20年間かけて返済することになっており(今年度は1.2兆円、今後は毎年約2兆円づつ)、その財源には「交付税特別会計」の主な財源である④が充てられることになります。

したがって、今年度は「交付税特別会計」から15.2兆円が地方に配分されたのですが、今後は借金返済分が増えるので、配分はさらに減るということです。

★これに加え「三位一体改革」により、すでに地方交付税は削減されています。

その額はH16年度から18年度までで約5.1兆円。この他、国庫補助負担金も約4.7兆円削減されており、この3年間で、合わせて地方は9.8兆円の財源を失い、逆に税源移譲は3兆円にとどまっています。

浜松市でも、H16年度、地方交付税額が100億円減額されました。

★こうした中、地方交付税に代わる財源として、「臨時財政対策債」という制度ができました。

これは「国からは交付税を出しませんが、地方独自で借金していいですよ~。あとで補てんしてあげますから・・・」ということで、後年度、交付税として国から100%交付されることになっています。

また「合併特例債」という制度もつくり、「70%を交付税措置しますよ・・・」という甘い言葉で、地方に新たな借金をさせてきたのです。

しかし、冒頭、書いたとおり、国には財源はありません。

いまや、地方は国に頼らない財政基盤づくりが大切です。だから、地方自治&行財政改革が必要なんですよね。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

今日の委員会では、他の政令市との比較が話題になりました。

政令指定都市会の主張が必ずしも、浜松市に合っているかどうか、このことも今後、浜松市として主義主張をしていく中では、しっかりと判断していかねばなりません。

以前にも書きましたが、私は、政令市をひとくくりに「大都市」ということには抵抗を持っています。

たとえば「道路特定財源」の話も、首都圏域の政令市と浜松ではまったく事情は違いますし、「法人2税と地方消費税」のメリット・デメリットも違います。

今日の委員会メンバーの中では、やっぱり「浜松は第3グループ」というのが共通認識でした。今後は「第3グループ」での連携が必要になってくると思います。

身の丈にあった、浜松市らしい政令市づくりが必要ですね。

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三遠南信ひとっ走り

「ウダウダしてても風邪は治らないんだから、ビシッとしなさい、ビシッと!」

今日は仕事も入ってないし、ちょっと風邪ぎみだし、家でゴロゴロしてようかなぁ~と思っていたのですが、朝から女房にハッパをかけられてしまったので、んじゃ、紅葉でも楽しむか・・・と“イナズマ号”でフラリと南信濃方面へ行くことにしました。

さすがにちょっと寒かったですが、23年前に買った“クシタニ”の革パンと、20年前に買った革ジャンをまとい、気分は20代・・・(おなかのあたりが窮屈でしたが・・・^^;)。

Cimg2711まずはヒョー越峠へ。Cimg2712

11時頃通ったのですがまだ氷が張ってました。

峠で一休みしていたら、「飯田から浜松の中心街へ買い物にいく」というご夫婦に会いました。浜松の集客力にあらためてビックリ。

三遠南信道については、いろんな思惑があるようですが、必要としている人はいるんですね・・・。“飯田から”とおっしゃっていましたが、飯田だと名古屋に出られますから、旧南信濃村の人だったのかな~。

Cimg2718_2 峠を下った後は、平岡ダム湖の紅葉を楽しみながら、一応、今日の目的地「下條村」へ。

下條村は飯田市の南隣にある人口4000人ほどの小さな村ですが、独自の生き残り策で子育て世代を大切にし、今や出生率2.1を超える、キラリと輝く小さな村です。

Cimg2722 写真は「あしたむらんど下條」という名前の図書館。平成6年にできた図書館は、小さな過疎の村には十分。しかし、読書をとおして子どもたちを育んでいこうという村の姿勢がわかりますよね。

この施設のまわりには、500人ほどが入れるホールやグランドもあり、今日もたくさんの人が行き来していました。

Cimg2719 もともと“行政視察”をするつもりではなかったのですが、せっかくなので図書館にある下條村関連の資料を拝見させていただきました。

資料によると、やはり、おもしろそうな村長さんがリーダーシップを発揮しているようでした。

Cimg2723 役場職員を助役以下みんな民間企業に研修に出したり、中学生までの医療費を無料にしたり、子育て世代用に格安で村営アパートを用意したり(写真の中央に見えるのが村営アパート)、過剰投資を抑制するために下水道のかわりに“合併浄化槽”を推進したり・・・。

先日、矢祭町に行ったときにも感じたのですが、行財政改革の原点は、みんなで知恵を出し合うことですね。もちろんリーダーシップも大切ですが・・・。

帰路はR151を鳳来方面へ。途中、“ピースサイン”を出してくれたライダーがいました。私もすかさず返しましたが、今もやってるんですかね“ピースサイン”って・・・。同じ年代のライダーだったのかなぁ・・・。ちょっと懐かしかったりして・・・^^v

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外国人児童への教育

1_2 外国人のこどもたちをとりまく教育課題についてはこれまでも何度か書いてきました(11/15の「浜松の教育」をあわせてご覧ください)。

机の上でひととおりの課題は聞きましたが、やはり「現場第一」と考え、今日は市内の小学校を訪問させていただきました。

訪問した小学校は、児童のうち約1割が外国人で、しかも、まだ日本語が話せないこどもが10人以上いるということでした。

ここでは、日本語がまだ不十分なこどもを対象に「ふれあい教室」と名づけ、“取り出し指導”を行っています(写真)。

この時間は、3人の先生(支援員含)が5人のこどもに、それぞれのレベルに合わせて、「日本語の基礎」や「図形」を教えていました。

しかし、先生の数が限られていますので、多人数を一度に“取り出し指導”できるわけではありません。その場合は、日本語が不自由でも、自分のクラスでみんなと同じ授業を受けるしかありません。こどもたちも先生たちも、そして親たちもジレンマを感じています。

多くの課題を抱えており、ヒト・モノ・カネ・・・多くのサポートが必要です。お会いした先生からは、行政だけでなく、親を雇用している企業への要望も出されました。

重要な課題です。引き続き勉強します。

来週、“外国人集住都市会議”が行われます。浜松以外の取り組みも参考にしてきます。

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一瞬の風になれ

先日、山崎さんからのコメント(5分15秒)でおすすめいただいた本を読みました。タイトルは「一瞬の風になれ」。3巻ありましたが面白かったので一気に読んでしまいました。

今、中2の長男が読んでいます(女房は「試験中なのに」と怒ってますが・・・^^;)。「“バッテリー”みたいだね」と言ってましたが、私には分かりません(読んでないので)。

山崎さんからは「・・・挑戦する気持ちをいつも持ち続けることは大切だと思います。ライバルがいることが人生を大きくさせると思います。・・・」とのコメントいただきましたが、私もそのとおりだと思います。

子どもたちの教育はさておき、私自身が、もともと、大の負けず嫌いです。これからもチャレンジを怠らず、「アイツに負けてたまるか!」という思いを、いつも持ち続けます。

さて・・・、当面の“アイツ”は誰にしようかな・・・。

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人事委員会勧告の重み

11月議会が始まりました。

今日の本会議では、決算審査特別委員会の報告・承認の後、補正予算他の議案が上程されました。

この中には、「人事委員会勧告」に基づく議案「浜松市職員の給与に関する条例の一部改正について」があり、早速、今日、「総務委員会」で審議されました。

内容は簡単にいえば・・・、

①給料表を改定し、1級から3級(主任クラス)までの若年層(10年目程度まで)の給与を最大2000円引き上げること、

②勤勉手当を0.05ヵ月引き上げ、4.45ヵ月(夏2.125・冬2.325)から4.50ヵ月(夏2.125・冬2.375)にすること、

③扶養手当を500円引き上げ、6000円を6500円とすること、・・・です。

あわせて通勤手当の改正について、H20年に経過措置を設け、H21年4月から国と同額にする旨報告されました(これは議決事項ではありません)。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「総務委員会」では、「労働基本権が制限されている中であり、勧告に従うべき」、「『勧告が当たり前』ではなく、全職員が一丸となって市政を良くしていくという気持ちが大切」・・・などなど多数の意見が出されました。

また、「行革審があれこれ言うのはおかしい」「いや、意見は意見として聞くべき」などの議論もありましたが、委員会では「仕事の質を高めろ」「将来に期待して」など、前向きにとらえて全員賛成となりました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

民間企業では、賃上げは生産性向上の結果として利益が出て初めて配分されるものであり、一度引き上げると下げることは困難なことから、その交渉は企業の将来を見据え、労使で議論を尽くした上で決定します。

また、退職金や諸手当など公務員の賃金労働条件に関わる情報が少なく、トータルでの官民比較が難しい中、適正かどうか判断に迷うところはあります。

ついでに言えば、今回は議論になっていませんが、たとえば扶養手当の支給対象者も「22才までOK」だったり、通勤手当も「国と同じ」と言いながら「2km未満にも支給」していたり・・・、国の制度自体が「民間とは違うゾ」というのもあります。諸手当についても、市民の納得を得られることが大前提だと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

私には、行革審の各委員からのご指摘は非常によくわかるわけですが、「人事委員会が一度出した勧告は非常に重たい」ものであり、今回については「市長からの提案」、そして「総務委員会」の結論はやむを得ないと考えます。

この議案は11月30日の本会議で議決されることになります。

職員の皆さんは、委員会での議論にあったように、政令市浜松の職員として、仕事の質の向上に奮起していただきたいと思います。

加えて、政令市になって初めて人事委員会を設置し、初めて勧告を行ったことで、これだけの議論があったわけですから、「勧告の重み」を踏まえ、今後の市政に活かしていかねばならないと思います。

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矢祭町視察報告(後編)

    もったいない図書館

今年1月に開館したこの図書館は、矢祭町の官民協働のシンボルといえる施設である。矢祭町には小さな図書施設はあったが、「充実した図書館がほしい」との住民要望が強かったという。

しかし小さな町に図書館建設の財源はなく、また、借金をしていたのでは自立は難しくなる。

そこで、町と町民が知恵を絞ったのが、町有施設(柔剣道場)を改装して図書館をつくり(施設整備費1.1億円)、本は「家の中で眠っている本を集めよう」というものであった。

アイディア発案の中心となったのは、町の自立課長(現教育長)ということだったが、これに「まちづくり委員会」のメンバーが呼応し、マスコミで取り上げられたこともあり、取り組みが瞬く間に全国に広がり、最終的に435千冊の本が寄せられた(現在は受け入れていない)。

多数の寄贈に、多少、目算が狂い、追加で「開架図書」「閉架図書」の蔵書設備を造ることになったという。この整備費に1.7億円かかったが、これも3億円の予算に対し、格安で事業実施してもらえたとのこと。

寄贈本は全国から寄せられた(送料は寄贈者負担)。寄贈者の氏名が館内に掲出されており、寄贈時のメッセージも大切に保管されている(浜松市からの寄贈者が1人いた)。

また、集まった本の分類、背表紙のラベリングやPCでのデータ管理などは、すべて町民ボランティアの手で行われた。現在の図書館運営は、20人ほどの有償ボランティアがシフトを組んで、4人程度常駐し行っている(時給は500円とのこと)。

寄贈本の中にはダブりもあるが、町内の公民館に本を配分し、「もったいない文庫」を設置している。また、遠隔地への貸し出しサービスも行っており、静岡県民(矢祭出身者)からも貸し出し依頼があるそうだ。

課題は今後のランニングコストである。人件費は有償ボランティアの活用でかなり抑えられるようだが、施設管理や新刊書への対応など、新たな負担も懸念される。しかし、矢祭のみなさんなら、知恵と協働でなんとかやっていくのではないか・・・、とも感じた。

なお、館内をボランティアの方が案内してくれたが、「多くの支援者への感謝」「町民としての誇り」がよく伝わってきた。おカネをかけるだけが住民サービスではない。「もったいない図書館」は町民協働の象徴といえる。

    商店会「スタンプ券」の活用による町の活性化

商店会の活性化として「スタンプ券」の活用もはじめた。まず取り組んだのは、「スタンプ券」で公共料金の支払いを可能にしたこと。

そんなことができるのか?・・・と思ったが、種明かしは簡単。町民がスタンプ券を役場に持参したときに、職員が商工会に行き(徒歩12分)現金化するだけのこと。行政がどこまで住民や商工会に協力するかである。

説明した自立総務課長は、「全国から問い合わせがあるが、ただそれだけのことだから、説明しろといわれても資料すらない」と笑っていた。

しかし、このアイディアは、10年程前にも提案されたとのこと。当時は「前例がない」のひとことで取り上げなかったということだった。意識改革とは恐ろしいものだ。

さらに商店会活性化のために、矢祭町では商工会で使用できる「商品券」の活用を始めた。職員の期末手当の5%以内を「商品券」で支払うとか(労基法の問題があるので本人同意を得た上で・・・とのこと)、区長(自治会長)や消防団への報酬の一部、敬老祝い金を「商品券」での支給にしたとのこと。

現在、商工会発行の「スタンプ券」「商品券」は1600万円程度の規模になっており、元気な商店会づくりの一助になっているというが、そのうち80100万円が公金支払いや納税に使われているということだった。

    第二役場

町役場では退職者の不補充で50人まで減らすとしているが、その一方で、行政サービスの低下を招かないように「第二役場」の組織化を検討中。

これは役場退職者の有志をNPO法人化し、役場業務の中で委託可能な業務を、有償でやってもらおうというもの。来年度からスタート予定で、現在、委託業務の洗い出しなど準備作業を行っているとのこと。町民協働の一施策として、今後の動きを注目したい。

    その他

・町長と議長の交際費は廃止。

・意識調査によると、町民の70%が現在の町運営を支持・評価している。

・「行政サポーター」というボランティアもある(今回は詳細を聞けなかった)。

・意識改革やサービス向上について、職員組合との関係について聞いたが、自立総務課長は「私も元委員長だが、どこを向いて仕事をするか・・・ということですね」とのこと。

・小さな町だが、先月は新藤宗幸千葉大教授(地方分権)、今月は桜井よしこ氏の講演会を実施するなど、自立した街づくりに向けた大人への教育(生涯学習)の視点もなかなかのもの。

以上

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オヤジ

20071118_1403 普段、なかなかオヤジらしいことをしてやれないので、今日は小6の二男と「ジュビロスタジアム」へサッカー観戦に行きました。

渋滞を避けるために「イナズマ号」を駆って行ったのですが、行く途中で雨にふられるわ、スタジアムは寒いわ・・・で、思わず「歳」を感じてしまいました。

でも、さすがにサッカー小僧は、寒い中でしたが、熱心に一流選手のプレーに見入っていました。

試合は残念ながらジュビロの負け。1-3の完敗。ジュニーニョひとりにやられた感じです。

今日一番印象に残ったのは、ジュニーニョのプレーでした。ジュビロファンのみなさんには申し訳ありませんが、フロンターレのジュニーニョは、さすが得点王(現時点)ですね。スピードや決定力、日本選手にはとてもマネできませんね。ジュビロの負け試合でしたが、妙に納得してしまいました。

さぁ、久々に息抜きしたから、また、明日からスイッチオンです。

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冬の蛍フェスタ

冬の蛍フェスタ
今日から浜松の冬の風物詩“冬ほた”がスタート。

先ほど17時30分にイルミネーションが点灯されました。

浜松の中心市街地活性化については、さまざまなご意見や期待の声がありますが、3年後に予定される大丸の出店を待つだけでなく、事業者のみなさんや市民みんなの「元気な浜松を創ろう」という気持ちが大切です。

今日から1月半ばまで、イルミネーションの点灯は続きます。

「青と白ばかりで冷たい感じがする」との声に応えて、今年は暖色のイルミネーションも用意しています。

みなさんも“冬の蛍”を楽しんで、浜松の街の魅力を再発見してくださいね。

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矢祭町視察報告(前編)

     総論

平成13年10月、矢祭町は「合併をしない町宣言」を行い、自立した町づくりを歩み始めた。そして平成18年度に「自治基本条例」を策定し、「法令を以って命令されない限り合併をしない」ことを決め、数々の自立計画を実施している。

そのため徹底的な行財政改革を行い、限られた財源で最大の住民サービスを行い、さらに財源確保と地域活性化のために「企業誘致」を行った。

現在は「元気なこどもの声が聞こえるまちづくり」をめざし、子育て支援策を充実させており、出生率は1.94に上昇している。

     人件費削減

最初に取り組んだのが、義務的経費の中で最も大きい“人件費削減”。

かつて100人以上いた役場職員も、定年退職者不補充により、現在70人まで削減(うち一般行政職は50人、のこりは保育士など)。

さらに「50人以下になるまで補充しない」と町長は言い切る。そして重ねて、「現状でも、民間企業なら一人でやれる仕事を1.5人かけてやっている」と人員削減の手を緩めない。また嘱託職員も34人を1人にまで削減した(今後廃止予定)。

自らも律し、特別職(町長・助役・教育長)の報酬は、総務課長と同額(月53.3万円)に減額。また職員の特別勤務手当も2種を残し全廃した。

議会も平成16年の改選に合わせ、定数を18人から10人に減らした。

     住民サービスの向上

役場の窓口業務は365日、平日は朝7時30分~18時45分、土日祝日は8時30分~17時30分までとなっている。なお、この対応は時間外勤務ではなく、フレックスタイム制(時差勤務か?)や振替休日で行っているとのこと(私も実際に7:30に行ってみたが職員が2人いた)。

職員の自宅を窓口がわりに「出張役場」として開放、遠距離や山間地の高齢者サービスなどに有効とのこと。

また町では、行革で得た財源により、国保・介護保険料や水道料金などの公共料金を他の町村よりも低く設定し、住民負担を少なくするとともに、子育て支援策も充実させている。

     企業誘致

過疎地の活性化としては、観光(グリーンツーリズム)や特産品による一品運動などが一般的だが、矢祭町の活性化策は、私の頭の想像の域を超えている。

こんなド田舎で企業が来るのか…、と思わざるをえないような土地で(失礼)、企業誘致に成功し、見事に財源を確保している。

矢祭町ではバブルの後計画中止となったゴルフ場の計画跡地(山林)を工業用地とし、企業誘致を積極的に行った。とりわけ東証1部上場企業の㈱SMCの工場では、現在、900人が働いており、さらに今後第二工場を建設し2000人規模の雇用を創出するとのこと。税収にも貢献しており、町の税収7憶1千万円のうち、約3分の1は、㈱SMCということであった(㈱SMCは、連結売上高約3400億円、経常利益約960億円の世界的空圧機器メーカー)。

もよりの高速道路(常磐道・東北道とも)のICから車で1時間、東北新幹線郡山駅からも茨城県水戸市からも鉄道で1時間半という立地のハンデと、工場進出しても従業員の確保もままならない町に進出した企業の英断もさることながら、誘致に成功した前町長のトップセールスには驚きを禁じ得ない。

     まちづくり委員会

まちづくり委員会は、矢祭町の官民共働を語る上で欠かせない組織。

町長からは、「総合計画策定などを行った委員会」という説明を聞いたが、「もったいない図書館」で出会った委員会メンバーの話では、自主的に“まちづくり”を考える住民会議のようだ。

総合計画の策定の他、月に1度程度会合を開き、行政だけに頼らない、町民の自主的な活動を推進している。

また政策提言も行っており、後述の「子育て支援策」もこの提言をもとに実施したとのこと。

     元気なこどもの声が聞こえるまちづくり(子育てサポート日本一目指して)

矢祭町の出生率は1.94。人口7000人規模の山村としては非常に高い数値となっている。これを支えるのが町の政策。主な施策は下記の通り。

・第3子以降の赤ちゃん祝い金・健全育成奨励金

 第3子 100万円、 第4子 150万円、 第5子以上 200万円

・保育料(H18年度から半額に)

 3歳未満児…11,950円、 3歳児…9,050円/月額

・幼稚園授業料…4,000円/月額

・給食費

 幼稚園・小学校…150円/1食あたり、 中学校…200円/同

・妊産婦検診費用助成

 自己負担を上限3000円とし、13回まで助成。

・中学生修学旅行事業

 オーストラリアの姉妹都市への修学旅行を実施(自己負担5万円)。

・通学費助成

 小中学生のバスの定期代や自転車購入費の一部補助を実施。

 来年度は、高校生への通学費助成も検討中とのこと。

 (町内に高校がなく皆遠くまで通うため)

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浜松の教育

今日は「視察報告」を書かなきゃ・・・と思っていたのですが、着手できませんでした。“鉄は熱いうちに…”と言いますから、明日、作成します。

・・・で、何をやっていたのかというと、教育課題について調べていました。テーマは大きく「外国人児童へのサポート」「支援員」「30人学級」についてです。

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「外国人児童」について、浜松市の現状は次のとおりです。

①公立の小中学校に通う外国人児童数(H19.4)は・・・、

平成元年に「中学校1人、小学校31人」だったものが、平成11年には「195人、556人」、そして本年度は「402人、1156人、計1558人」と増加の一途をたどっています。国別にみると、ブラジル967人、ペルー200人、ベトナム109人、フィリピン105人・・・となっています。

また、外国人学校には745人が在籍しています(H19.4現在…先日閉鎖された学校分も含む)。

就学年齢に達している外国人の子どもの数は2923人ですが、下線部を合計しても2303人にしかならず、現在620人が“不明”となっています。

“不明”分について・・・、市がH16年度に行った調査(戸別訪問)によると、“不明”の多くは、「帰国」「居住不明(転居)」であり、当時、不就学が確認された子どもは48人だったとのことです。現在、不就学の子どもが何人いるかはわかっていません。

また、今年4月に小学校に入学した外国人児童は183人ですが、そのうち60人(32.8%)は「日本生まれ日本育ち」となっています。このことからも親の定住化がわかりますね。

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②学校別にみると、次のようになっています。(カッコ内は児童・生徒に占める割合)

市内には小学校が112校ありますが、そのうち73校(65%)に外国人児童が在籍しています。また中学校は、50校中40校(80%)となっています。

小学校ごとにみると、「瑞穂小98人(11.4%)、遠州浜小97人(23.3%)、佐鳴台小77人(9.2%)、砂丘小64人(20.8%)・・・」などとなっています。

中学校では「開成中49人(8.3%)、江南中31人(9.8%)、佐鳴台中29人(8.1%)・・・」です。

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③教育委員会の学校への支援体制としては、「就学支援員」「指導相談員」「就学サポーター」があります。

現在、支援要請のある学校は小学校46校、中学校23校とのことですが、すべての学校のニーズには応えられていません。

上記の外国人児童が多い4小学校には、バイリンガルの「就学支援員」が常駐しています(1日6時間)。

また、クリエート浜松内にある「教育相談支援センター」にいる「指導相談員」のうち4人が外国人児童への支援にあたり、要請があれば学校へ派遣されているとのことです(3人はバイリンガル)。

それらに加えて、バイリンガルの「就学サポーター」25人が、小学校35校、中学校12校を定期的に巡回しています(1日4時間、週1~4回…学校により異なる)。

④この他に、日本語教室や母国語教室が、市の委託先やボランティア団体により行われています。

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バイリンガルの支援員やサポーターの増員が求められますが、「では、いったい何人いればイイの?」と聞くと、明確な答えは難しいようでしたが、担当部門としては「サポーターとして40人くらいは・・・」とのことでした。人材の発掘やコストの問題もありますが、優先すべき課題だと思っています。

外国人児童生徒を囲い込むのではなく、今の環境の中で日本人と一緒に共生し、将来、定住できるように、言葉や日本の教育を教える必要があると思います。

余談ですが・・・、来月から、私も「ポルトガル語講座(初級)」を勉強予定です。

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「支援員」は、上記の「外国人支援」を含め、「小学校国語・算数指導支援員(95人)」「小1多人数学級指導支援員(33人)」「学校図書館補助員(小111人、中49人)」「スクールヘルパー(小59人、中14人)」などなど、現在、15種、617人が活動しています。

支援員増員についても要請が多いのですが、コストのほか、有資格者の不足など課題があるようです。

私の子どもが通う入野小では「母親ボランティア(母ボラ)」のみなさんが、「できることはお手伝いしますよ~」と活動してくれています。「もっと地域の協力をもらえばいいのでは・・・」とも思うのですが、お手伝いの内容によっては、プライバシーの問題など、整理しなければならない課題があるとのことで、難しいようです。

市長のマニフェスト行程表では、地域ボランティアの力を活用して、H20年度から「“スクールサポーター”を導入する」としています。

教育は100年の計。子どもたちにとってよりよい教育環境を整えてあげたいですね。

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「30人学級」については、6月議会でずいぶん話題になりました。

現在の進捗状況は・・・、来年度、小学校1・2年生を対象に、「30人学級」をモデル校を5校程度で試行し、「25人以下学級」や「34人以上の学級で支援員を活用した場合」との比較検討を3年間行うとのことです。

私の主張は「後援会報7月号」で書いたとおりです。ご参照いただければと思います。

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住民協働による行財政改革

20071114_0711 今日は朝から矢祭町の視察でした(写真は町役場・・・結構古い)。

人口7000人弱、職員数70人(うち市長部局50人)の小さな町に97人(!)もの視察者が訪れました。

小さな町ですので、視察受け入れも月に1日に限定。効率化を図っています。

説明は町長と自立・総務課長の2人。アシスタントとしてグループ長1人が対応してくれました。

事前に聞いていましたが、実に意識改革が進んでいます。官も民も。

よく“お役所仕事”などと揶揄されますが、矢祭町のみなさんは発想からして違いますね。

9時から11時までの意見交換でしたが、あっという間でした。

独りで参加したのは私だけだったのですが、とても気さくな町長さんは、独り歩いている私を見つけて、「乗っていくかい?」と声をかけてくださり、「もったいない図書館」を案内してくれ、おまけに昼食もご一緒してくれました。
(ちなみに愛車は「スズキ・エブリイ」でした…^^v)

20071114_1333 帰りの汽車まで時間があったので、図書館で時間をつぶすかな…と思い、再度、図書館に寄ったのですが、そこで、ボランティアの方ともじっくりお話ができ、「官」「民」双方の話をたっぷり聞けました。

…帰りの新幹線で投稿していますので、詳しい報告は後日アップしますね。

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11月議会スタート

本日、11月議会の議案書が配布されました。今回は厚さ2cm弱と、議案のボリューム自体はこれまでに比べて随分少なく、ホッとしています・・・^^;

9:30から「議会運営委員会(議運)」が行われ、11時から全員協議会が開催されました。

いよいよ論戦スタートです。本会議は20日(火)からの予定です。やすともマニフェストの実現に向けた進捗状況を確認していきたいと思います。

私の所属する環境経済委員会では、「平和破砕処理センター」の火災事故の損害賠償をめぐり、市と管理委託業者との管理責任を議論する予定です。「平和…」の事故についてはこれまでも何度か記載してきました。(これまでの経過などについては…、

今年度中の復旧に向け進めていますが、残された課題は、今回議論する「損害賠償責任」と、今後の「管理委託先の選定」だと思います。

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また、補正予算の中には、企業誘致に資する“高丘運動広場”と“農経高校跡地”の代替地となるスポーツ施設の整備設計費用などが計上されています。

この件について、余談になりますが、付随する話をします。

“高丘運動広場”は、我家の子どもたちもサッカーでお世話になったのですが、代替地として雄踏町の亀崎グランドに、新たに芝のグランド1面と芝の広場(子どもの試合くらいはできるとか・・・)を整備する予定です。また、あわせて、雄踏少年団が使っているグランド(クレー)も整備する計画です。

私が「問題だな…」と思っているのは、敷地内にある旧雄踏クリーンセンター(清掃工場)です。雄踏グランドへ行かれた方なら、「ああ、あれか…」とおわかりでしょうが、敷地の南側にある錆びた煙突が目立つ施設です。この施設は使われなくなって久しいのですが、来年度解体工事の予定ということでした。

先日、環境部に話を聞くと、解体工事は「来年度後半の予定だった」とのこと。

実は芝生グランドは10月までに完成予定です。

解体は環境部、グランド整備は生活文化部ということで、環境部にとっては今回のグランド整備は予定外の事業だということ。

しかし、せっかくグランドを作って、また解体工事で使えなくなるようなことでは困りますので、関係部門で連携を取って進めるように依頼しました。

市民からすると、「同じ道路を何度も掘り返す」のと同じですよね。タテ割の組織に横串を通したいと思います。

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この他、補正予算では、「オートレース事業」が好調で、当初154億円と見込んでいた売上収入を、171億円に上方修正する補正が行われます。

“場外売り(他場のレースの車券を売ること)”が好調とのことですが、昨年の売上高165億円を上回るようです。

ここ数年のトレンドからすると少し意外ですが、今週、オートレース場に視察に行く予定です。また状況を報告します。

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今日はこのあと「矢祭町」に向かいます。一度行ってみたかったので楽しみです。道中6時間(!)。あす視察予定です。

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週末日記

Cimg2689 9日(金)は、入野小学校の学習発表会。合唱や合奏の他、「総合学習」の成果をうかがいました。

入小では佐鳴湖をとおした学習に力を入れています。

1年生は佐鳴湖畔で採った野草を使った草木染のTシャツを着て、佐鳴湖で気づいたことを元気に発表をしていました。

Suishitsu また5年生は、佐鳴湖の生物や水質浄化について、地域の方のお話を聞くなどして子どもたち自身で調べたようです。

昨日、「環境基本計画(案)」のことを書きましたが、この子たちの将来のためにも、市民みんなが実践できるような、市としての環境政策をつくらねばなりませんね。

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10日(土)は、2つの労組で活動報告をさせていただいたほか、昼間は「ナイスハートふれあいのスポーツ広場」に参加しました。

Nice_heart 「ナイスハート・・・」は、障がいを持つみなさんと軽スポーツを楽しむイベントです。昨日は湖西市のアメニティプラザで開催され、自動車総連静岡地協のみんなと楽しみました。

「バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」という言葉は、いまや知らない人も少なくなってきましたが、「“心”のバリアフリー」「“心”のユニバーサルデザイン」こそが大切です。

このイベントはそれを学ぶよい機会として、多くの組合員さんも参加しています。わたしも、以前、小学生だった娘を連れていきました。娘はもうすぐ大学受験ですが、福祉関係に進みたいと言っています。連れていった影響かどうかはわかりませんが、なんとなく嬉しく思ってます(親バカ・・・^^;)。

さて、昨年、障がい者自立支援法が施行されました。障がい者の自立を支援するという美名のもと、負担だけ増えているのが現状です。障がい者も、そして小規模授産所の運営も厳しくなっていると聞きます。

ここには“市場原理”だけではやっていけない現状があります。ここに目を向けるのも、「行財政改革」の役目だと思っています。

ナイスハート基金のHPもぜひご覧ください(こちらからどうぞ)。

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夜は文芸大に行革審の傍聴に。

新聞報道もありましたので内容には触れませんが、「補助金」「外郭団体」の改革が進み始めています。

特に「医療公社」の経営改善は、“厚生保健委員会”の所轄ですが、自治体病院の経営課題は、今や日本中の課題でもありますので、私も勉強したいと思っています。

いずれにしても、真に市民生活に必要な財源を捻出するための改革です。私も議員の視点でチェックしていきます。

次回は12月2日(日)AM9時から、商工会議所1F「マイカホール」で行われます。

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Fukushi_matsuri11日(日)は「入野地区福祉まつり」。

秋空の下、入野公民館に地域のみなさんが集まって開催されました。 体育館では楽しいステージ演奏もあり、ご近所のみなさんがお楽しみになっていました。

来月9日には「入野公民館まつり」が行われます。地域の力って大切ですよね。とりわけ運営している社会福祉協議会の皆さんの“組織力”には驚かされます。

やすとも市長は“市民協働”を進めようとしていますが、私は、入野地区の“ご近所の底力”は、相当なものだ・・・と思っています。

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その後、スズキ労連「政策制度討論集会」へ。

今後の税制のあるべき姿や、道路・交通政策、エネルギー政策などについて議論しました。

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行革審や政策討論集会の中味など、お知らせしなければならない内容はたくさんあるのですが、まとめるのに時間がかかりそうなので、今日はこのくらいにしておきます・・・。

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環境経済委員会

昨夜は早く休ませていただきました。おかげで目覚めスッキリです。

昨日の環境経済委員会では、先日触れたとおり、「環境基本計画(案)」「一般廃棄物処理基本計画(案)」の報告を受けました。

環境は私たちの将来にかかわる重要な課題です。目標設定や告知手法など、市民にできるだけわかりやすい計画を作成できるよう、発言させていただきました。

ブログをごらんのみなさんも、ぜひ、ご一読いただき、「パブ・コメ」をいただければと思います(浜松市のHPへ)。

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さて、その他の報告事項のひとつに「産業廃棄物処理施設の増設計画についての要望」がありました。

これは浜松市南区にある産廃処理業者から出されている計画なのですが、「この計画の住民周知の手続きが不十分であり反対である」という要望書と、その要望書に対し、「誠意を持って対応しており、手続きをすすめてもよい」という逆の要望書が出されたものです。

産廃施設のようないわゆる“迷惑施設”の設置については、住民との合意形成が欠かせませんが、一方、循環型社会をつくっていくためには、「ヨソへつくれ」という議論だけでは進みません。“迷惑施設”を山中に押しやるばかりでなく、共生していくことも今後は重要になってきます。

事業者と住民のみなさんの話し合いが十分に行われることを期待します。

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「自治」と「共生」と「政治」

多事多彩な一日でした。

「要望書の提出」「福祉大会」「民主党集会」などなどで感じたことを、抽象的でスミマセンが、3つの言葉に代えてタイトルにさせていただきました。

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「自治」とは、いうまでもなく「自ら治めること」です。地方自治、自治会・・・いろんな言葉がありますが、「住民自治」というのも非常に大切です。

自助努力という言葉もありますが、今は、だれかに任せておけばやってもらえるという時代ではありません。全ての政治は、自分でできることを自分でやった上に成り立っているのではないか・・・、と思います。そのことを市民一人ひとりが実感してもらいたいものだと思います。

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「共生」はそれらを実践している人たちでも、自分たちだけではできないことを、力を合わせてやっていこうと言うことだと思います。

ひとつのコミュニティの中で、老若男女、すべての人が安心して暮らせる社会を創るのも地域の役割です。人はひとりで生きられるものではありません。自助努力の上に、共生共助の社会を築いていくこと、これが現代の知恵ではないでしょうか。

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最後に「政治」です。

「自助」「共助」のつぎにくるのが「公助」でしょう。最終的には「公助(=政治)」なのです。でも、政治は万能ではありません。くりかえしになりますが自助・共助の上に成り立っていると思います。

政治も、市政・県政・国政とつながっています。それぞれの役割の中で、みなさんの負託に応えていかねばなりません。すべての事象は、単独で起きているのではなく、複雑に絡み合っています。最終的に市民・県民・国民の幸せにつながることをするのが政治の役割です。

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今日のブログは、読んでいる皆さんには何のことだかわからないかもしれませんが、個人的には、あらためて、市民生活の中での政治の役割を、けっこう重く感じた一日でした。

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NPMに関するセミナー

NPMといってもみなさんにはなじみが薄いと思います。

NPMは「New Public Management」の略、「新公共経営」と呼ばれています。

これまでの半年間の活動をとおして、民間と行政のギャップを痛切に感じている私は、客観的に「行政経営システムの評価・考え方」を聞いてみたいと思い、セミナーに参加しました。

NPMとは、①市場原理、②顧客主義、③成果重視、④組織の簡素化、を基本に、限られた行政の資源を基に、最小の経費で最大の効果をあげようとするものです。

なんのことはない・・・、民間企業なら当たり前にやっていることですね。

しかも、地方自治法では、第2条14項には「地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果をあげるようにしなければならない」と定められています。別に「New」ではありません。

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私は、民間の良いところをできるだけ行政に反映したいと思っているのですが、公共には、民間の手法だけではやりきれない、民間ではなし得ない事業があることも事実です。

例えば「自治体医療」。浜松でも、医療センターの財政状況は非常に厳しいのですが、公共医療の役割を考えれば、安直に、「採算が取れないから止めればいい」ともいえません。

ではどうすればよいのか・・・。その解決手法のひとつがNPMだということです。

・・・とはいえ、例示しておいて悪いのですが、自治体医療はそう簡単に解決する問題ではありません。セミナー終了後、講師に「自治体病院の改善事例はないか?」と聞きましたが、「三重県立病院が一時期経営改善したことがあるが、今はどうか・・・」ということでした。

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「民でやれる事は民で」「民でやれないのならどう効率化するか(その選択肢が“民間委託”や“指定管理者”や“PFI”)」・・・と言われて久しいのですが、“全体最適”を求めての模索はまだまだ続いています。

現在、浜松市でも、“指定管理者制度”の導入が進み100を超える事業委託がおこなわれていますし、“PFI”による「新清掃工場&水泳場」の建設も進んでいます。

指定管理者は、先の決算委員会でも取り上げられ、ある程度のコストメリットは出ているようでしたが、はたして顧客へのサービス改善が進んでいるかどうか・・・、第三者機関のチェックもしくは議会でのチェックをしっかりやらねばなりませんね。

民間では「PDCA」サイクルは当たり前なのですが、行政はまだ「P」「P」「P」ばかりのような感じがします。議会の中で、「Do」「Check」「Action」を指摘するのが、民間出身議員の役割かな・・・、と感じました。

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環境基本計画(案)

浜松市では、現在、「環境基本計画(案)」に対する“パブリック・コメント”を募集しています。

“パブリックコメント”とは市が「計画」や「条例」を策定する際に、案の段階で市民からの意見要望を聞こうと、H15年度から導入しているものです。しかし、案件にもよるのですが、なかなか意見要望が寄せられないモノもあります。

この計画は「環境」がテーマということで、市民みんなの将来にかかわることですので、できるだけ多くの声をお聞かせいただきたいと思っています。

“パブ・コメ”募集のHPはこちら。(「環境」含め現在4つの“パブ・コメ”を募集中です)

ただ、この「環境基本計画(案)」、ボリュームが多すぎるので、たぶん、見るのが苦痛になるのではないかと・・・。できれば、5章だけでもご覧いただければと思います。

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さて、この「計画(案)」、8日の環境経済委員会で取り上げられるのですが、残念ですが、私にはどう見ても、ユーザーフレンドリー、お客様第一主義になっていないと思います。

今日は、個別項目の内容には触れませんが、私は、計画というものは、「誰が」「何を」「いつまでに」「どれだけやる」が、わかればよいと思っています。

担当部門としては、書き込みたいことを全て書き入れたのでしょうが、市民が見て理解できる計画でないと、策定しても絵に描いた餅になってしまいます。

その点、先に視察に行った松山市の「環境総合計画」は見やすくできています。「総合計画」には「どれだけやるか」の記載はありませんが、毎年の「実施計画」で目標数値を持って進捗管理をしています。さすが「環境日本一」をめざすだけのことはある・・・、と思いました。

さて、浜松市が、今回の「計画」をどのくらいわかりやすく公表できるか・・・、市民が知りたい情報をどのように伝えていくか・・・、行政課題の一つですし、議会としても推進していかねばならないと思っています。

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【おまけ】

8日の環境経済委員会の資料のうち、「環境基本計画(案)」は事前に配布されていたのですが、今日の夕方、新たに「平和破砕処理センターの火災事故調査および再発防止に関する報告書(26ページ)」と「一般廃棄物処理基本計画案(58ページ)」が配布されました。

おいおい、2日でチェックしろってかよ(やるしかありませんが・・・^^;)

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う~ん・・・

う~ん・・・、小沢代表の突然の辞任会見。驚きました。

大連立協議から、「ちょっとヘンだな~」と思っていましたが、それにしてもいきなり辞任表明とは・・・。

年金問題や外交問題をはじめ、今、国がやらなければならないことは山積みです。わかっていながらナゼ?というのが今の私の率直な思いです。

二大政党が切磋琢磨しより良い国政を創っていく・・・、そんな新たな政治体制の構築を望み、またそれが現実になりつつあった中、この“小沢ショック”は、政界再編にもつながりかねない大きなインパクトだと思います。ここ数日は民主党の動きを注視したいと思います。

今日はこれ以上のコメントはやめときます。愚痴ばっか出てきそうで・・・。

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今日の日記・・・

上の小僧のサッカーの試合結果・・・トーナメント1回戦はPK勝ちでしたが、2回戦で敗退。でもよくガンバッタようです。

下の小僧は・・・今日は1分1敗で県大会進出はお預けに・・・(残念)。来週の復活戦に臨みます。

私は・・・、「入野地区町民体育祭」と「西地区ふれあい広場」、そして夜は「PTA役員選考会」で、いろんな方とコミュニケーションを図れた一日でした。

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スポーツの秋

今週末はスポーツ一色です。

今日は、まず、地元の老人クラブの運動会へ。司会の方が、ユーモアたっぷりに「入野地区“ねんりんピック”」とおっしゃっていましたが(^^)、お年寄りのみなさんも元気な方が多いですね。

Photo午後は、少し時間ができたので、久々に、子どものサッカーの試合を見に行きました。最後の公式戦“NTTカップ”決勝リーグです。

私が見た試合は、2-2のドローでしたが、今日は1勝1分とのこと。県大会への夢を明日の2試合につなげました(写真は“さなる”のディフェンスシーンです)。

明日は、先週から延期になった「入野地区町民体育祭」です。

中2の小僧も“ホンダカップ”の試合があるのですが、サッカーは残念ながら見に行けそうにありません。

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霜月

季節は霜月。

いつまでもクールビズじゃないだろう・・・という声が聞こえてきそうなので、背景を変更しました。

今月もガンバリます。

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