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2007年11月22日 (木)

外国人児童への教育

1_2 外国人のこどもたちをとりまく教育課題についてはこれまでも何度か書いてきました(11/15の「浜松の教育」をあわせてご覧ください)。

机の上でひととおりの課題は聞きましたが、やはり「現場第一」と考え、今日は市内の小学校を訪問させていただきました。

訪問した小学校は、児童のうち約1割が外国人で、しかも、まだ日本語が話せないこどもが10人以上いるということでした。

ここでは、日本語がまだ不十分なこどもを対象に「ふれあい教室」と名づけ、“取り出し指導”を行っています(写真)。

この時間は、3人の先生(支援員含)が5人のこどもに、それぞれのレベルに合わせて、「日本語の基礎」や「図形」を教えていました。

しかし、先生の数が限られていますので、多人数を一度に“取り出し指導”できるわけではありません。その場合は、日本語が不自由でも、自分のクラスでみんなと同じ授業を受けるしかありません。こどもたちも先生たちも、そして親たちもジレンマを感じています。

多くの課題を抱えており、ヒト・モノ・カネ・・・多くのサポートが必要です。お会いした先生からは、行政だけでなく、親を雇用している企業への要望も出されました。

重要な課題です。引き続き勉強します。

来週、“外国人集住都市会議”が行われます。浜松以外の取り組みも参考にしてきます。

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コメント

田口さんのご家族、マンションのお友達を通じて、田口
さんのお人柄、ご活躍をお聞きしています。このブログ
はつい最近知りましたが、真摯な姿勢に頭が下がりま
す。
私自身は中区の文教地区に住んでいます。
出身高校の後輩の熱血K議員、パワフルママS議員、
高校、大学が同窓の一年生議員のYさん、そして田口
さん、浜松の今後が楽しみです。

ポールさん(・・・でいいのかな?)、ありがとうございます。

真摯に、そして、たまにはハズすかもしれませんが、背伸びせずにやっていこうと思います。

Kさん、Sさん、Yさん・・・、誰のことかは半年もいればわかります。会派はバラバラですが思いは同じだと思います。

まずは自己研鑚の1年です。

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