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今年1年、みなさまからは、ご指導、ご鞭撻、また温かいご支援をいただきまして、ありがとうございました。

昨年の12/31のブログで、私自身の“今年の漢字”として、「志」という漢字を記しました。

振り返りますと、まだ1年目ということもあり、当たり前ではありますが、「志」を失わず、高い「志」に向けて、取り組んでまいりました。何年たっても「初心忘るべからず」を心がけていきます。

一方、まだまだ未熟さも感じた1年でした。いつまでも“新人”と言ってられませんので、今後、「志」をカタチに変えていけるよう、さらなる努力を続けます。

ガンバルゾ!

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政務調査費(12月分)

今日は仕事納めです。

先日、私なりに、今年の活動の反省と、来年の課題を整理しました。近日、ブログでも見れるようにしたいと思います。

ブログの「カテゴリー」も少し工夫しなきゃ…と感じています。選挙前からほぼ同じカテゴリーで区分していますが、今は記事の大半が「浜松市政」ですもんね。わかりやすい広報も課題の一つですね。

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今月の政務調査費の報告をします。

今月は、川崎市と茨城県に視察研修に行かせていただきました。この分だけになります。視察報告は後日アップします。

交通費(JR代)22,110円+宿泊・日当18,340円=40,450円

5月からの累計は、520,774円となりました。

アウトプットにつながるよう努力していきます。

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行財政改革推進特別委員会

今日は年末のあいさつまわりを予定していましたが、やはり「議員の本分は議会活動」と考え、標題の特別委員会を傍聴に行きました。

委員会では、第4回(12/2)、第5回(12/24)の行革審の報告が行われました。委員から出された質疑・意見を抜粋してご報告します。

①「医療センターの当事者と話をしたか?改善案は現場にあるのではないか」

②「病院経営で一番大切なのはマンパワー。現状把握しているのは現場。川崎市の病院改革は独法ではないが、看護士を経営層に入れた」

③「副市長が医療公社の経営責任を認めたのは、議会も(決算を・・・かな?田口加筆)認めてきたことであり非常に重い」

④「補助金が合併して減っていくのでは不満がある。今後は区の裁量になるが、区は市民の声をしっかり聞いてほしい」

⑤「合併協議の調整方針、約束が反故にされている」

⑥「組織改革やフラット化が本当にできるのか」

⑦「地方財政の厳しさの中、政令市になって浮かれてはダメ。議会としてはシワ寄せが弱者に行かないように考えねばならない」

⑧「議会がやるべきことを提言してもらった。こどもたちにツケを残さないために改善していく必要がある」

②は先日、川崎市視察に一緒に行った議員の意見です。早速、視察の成果を報告してもらいました・・・^^v

④⑤は旧浜松市以外の議員の意見。⑧は委員長のまとめの発言です。

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委員会の結論は「報告を聞き置く」ということです。

私は、この「聞き置く」というのが、いまだによく理解できません。これは「行革特委」だけでなく、すべての委員会で言えることなのですが・・・。当局への質疑はできるのですが、委員会の議論がその後どう活かされるのか、まったく見えないからです。

この委員会の意見が来年度予算の実施項目に反映されるのでしょうか?だとしたら、わずか2時間弱の会議ではなく、個別の項目について、もっともっと、前向きな議論をすべきだと思います。

2月議会からは「本会議」のCATV中継など新たな取り組みも始まりますが、本音の論戦は、通告なしの一問一答で議論できる「委員会」ですので、どちらかといえば「委員会」の中味の改革が必要だと感じています。

昨日も書いた「議会のリーダーシップ」が求められます。

(ちょっと生意気なことを書きすぎかな~)

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行革審「緊急提言」

今日、第5回行革審が開催され、平成20年度予算編成に向けた「緊急提言」が提出されました。

内容はこれまでの審議の中でも、都度、方向性として示されていましたので、おおむね予想された内容ですが、「時期」を示してあったのが特徴的ではないでしょうか。

「いつまでに」「なにを」「どれだけやる」が民間の基本ですが、さすがは行革審だと思いました。詳しい内容は、明日の朝刊で報道されるでしょうし、26日以降、行革審のHPで公開されますので、ここでは割愛します。

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提言に入る前の総論で「行財政改革の実現」には次の3つが必要としていました。

「市民の理解」

「議会のリーダーシップ」

「市職員の意識改革」

「市民の理解」は、市や議会による情報公開と、まず市民に関心を持ってもらうことが必要です。わかりやすい情報開示に努めていきたいと思います。

「市職員の意識改革」は、私も一般質問で触れましたが、インセンティブとやる気、ベクトル合わせが必要ですね。

この2つは議会のチェックにより向上させなくてはいけません。

「議会のリーダーシップ」は、私も当事者として、責任を持って、推進を図っていきたいと思います。議員の中にも「総論賛成、各論反対」という人がいないわけではありませんし、枝葉末節にこだわる人もいます。

早速、明日、行財政改革推進特別委員会が開催されます。私は委員ではありませんが、前向きな議論に期待したいと思います。

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提言を受けて、やすとも市長は、「行財政改革で、子孫にツケを残さないのが、最大の“こども第一主義”」と述べていましたが、まさにそのとおりだと思います。借金をしないで、どこまで市民生活の向上に寄与できるかが、行財政改革の真骨頂です。

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車中の友

川崎~水戸へ視察に行きましたが、今回の“車中の友”は次の本でした。

取り上げているのはやや極端な事例が多い気もしますが、世の中、モンスターだらけですね・・・。

帰宅後は娘が面白そうに読んでました。

娘よ頼むぞ!おまえはモンスターにはなるなよ・・・。

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川崎、水戸視察

川崎、水戸視察
昨日は川崎市で自治体病院改革の話を聞きました。

「地方公営企業法の全部適用」で再建を図っている「川崎病院」「井田病院」の2病院と、“聖マリアンナ医科大学”を指定管理者にした「多摩病院」のお話です。

先日の予告編で、1点間違いがありましたので訂正します。

多摩病院は、利用料金制はとっていませんでした。浜松の医療センターと同じ仕組みでした。
てっきりそう思い込んでいた私の勘違いです。

ポイントはやはり“意識改革”ですね。詳しくは後日。

余談ですが、「川崎病院」は平成12年に400億円かけて建て直しをしたそうで、建築物としても高い評価を得ているようです。
「白い巨塔」のロケで使われたそうです。

今日は午前中、茨城県庁で茨城空港の話を聞きました。

これは「自衛隊百里基地」を民間共用するというもので、事業費の多くを国が出すという点が、静岡空港との大きな違いです。

事業費は、周辺の道路整備を含め339億円。国が201億円を負担しています。

平成21年開港ということですが、首都圏に近いため、就航便の確保に苦労しているようです。

てっきり滑走路をそのまま使うものと思っていたのですが、今の滑走路は、旅客機の重量に対応できないので、新たに滑走路を設置するとのことでした。

今年、国土交通省の検討機関が、「百里基地、横田基地は、首都圏の航空需要の一翼を担う役割を果たすものとして、その活用を図ることが適当」との答申を出しているそうで、東西冷戦後の国際情勢の変化の中、基地のあり方の見直しも進んでいるようです。

浜松も効果的な利活用はできないものでしょうか…。

ちなみに、元防衛大臣で現財務大臣の地元は茨城県だそうです。そのことがこれと関係あるかどうかは知りませんが…。

またまた余談ですが、訪問した「茨城県庁」は平成12年に794億円かけて造った、25階建ての超豪華な庁舎です。
こちらもテレビドラマの撮影などにも使われているとのことでした。

午後は水戸芸術館(写真)へ。

一般の見学コースでしたが、案内をしてくれた職員さんから、水戸市のいろんな文化政策の取り組みを聞くことができました。

帰りの新幹線からの投稿ですので、詳しくは後日アップします。

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12月19日ですよね・・・

20071219_1008 今日は机から離れて、久々に市内をまわってみました。

・・・で、驚いたのがこの写真です。「菜の花」がキレイに咲いていました。

「菜の花や 月は東に 日は西に」という蕪村の有名な俳句がありますが、今や子どもたちに「季語」を教えることもできませんね。

「COP13」は骨抜きのようです。地球の将来に危機感を持っている人はまだ少ないのでしょうか・・・。

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視察計画(病院経営他)

現在、浜松市が運営している病院は「医療センター」「リハビリテーション病院」「佐久間病院」の3つです。

このうち「医療センター」「リハ病院」は、指定管理者として「(財)浜松市医療公社」が管理運営しているのですが、非常にキビしい経営状況で、11月議会ではやすとも市長から「地方独立行政法人化を検討する」旨の発言もありました。

また、「リハ病院」は先に経営改善の勧告を「医療公社」に出してあったのですが、「医療公社」が音を上げたカタチで、先にマスコミに報道もされましたが、新たな指定管理者の選定も視野に入れて再建を目指しています。

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こういう状況ですので、20日に川崎市の公立病院経営を聞きに行くことにしました。

川崎市は3つの市立病院を持っていますが、そのうちの2つでは、鹿児島市やさいたま市で“自治体病院再建”をてがけた元医師を経営トップに招き、「地方公営企業法の全部適用」の手法を使い、再建を進めています。

また、昨年、新設した病院では、有力な私立病院のノウハウを活かして「利用料金制による指定管理者」を導入しています。

浜松が検討している「地方独立法人」以外の手法をうかがい、メリット・デメリットをよく考え、今後の浜松市の病院経営に資していきたいと思います。

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ちなみに21日は茨城県庁に行き、航空自衛隊百里基地の民間共用についてのレクチャーを受ける予定です。

静岡空港の開港も近い中、いまさら浜松基地を民間共用するというのはムリな話かもしれませんし、この分野の知識はまだ十分ではありませんが、他の議員からもいろいろ教わりながら視察したいと思います。

なお今回の視察は、会派を超えて、26歳から46歳の“若手議員”6人で行きます。これまで会派や委員会、そして個人でも視察に行っていますが、新たなメンバーと行く視察も非常に楽しみです。

こうした新しい活動が、議会改革、活性化の一助になればと思っています。

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11月議会閉会

Cimg2760 “古新聞”になってしまいましたが、先週金曜日が11月議会本会議の最終日でした。

今回の議会では、市長の来年度予算編成にかかわる考え方への質問や、混迷する医療体制についての質問、また、教育課題など市長マニフェストの進捗を聞く声が多く出されました。

次の2月議会では来年度予算審議が行われます。何と言っても行政施策は予算によって決まりますので、2月に向けて準備を進めたいと思います。

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・・・ところで、「マニフェスト」ってホントにわかりやすいですよね。「いつまでに」「これを」「こうします(ここまでやります)」ということが示されていますから。ですから、評価もしやすいですね(達成できないときはコワイですが・・・)。

さて、私は・・・といえば、今年は具体的な数値目標は立てることができませんでしたが、一応、自分の思いを込めた活動目標を立てて、取り組んできました。

活動目標は、この「後援会加入リーフレット」をご覧ください。

ここ数日、今年の活動を振り返っていろんなことを考えていましたが、まだまだ新入社員だな~と痛感しています。新人としての初級レベルの活動を何とかやれたってところでしょうか・・・。

やはり、数値目標を立てて取り組まないといけないな~、と思っています。

「議員は市長と違い予算執行権がないから数値目標はできない」という声もありますが、予算審議を終えた頃には、次年度に向けての具体的な目標を設定したいと思っています。

(最近、写真がなかったので、小僧の朝食を載せてみました)

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麦粒腫

昨日から「目に違和感があるな・・・」と思っていたら、“麦粒腫”でした。

「何それ・・・?」という声が聞こえそうです。

実は「ものもらい」。

どこでもらっちゃったのかわかりませんが、罹ったものはしょうがないですね・・・。

ところで・・・、「ものもらい」をネットでみていて、面白いことがわかりました。

検索すると、“ある製薬会社のHP”がでてきくるのですが、そこにいろんな県の方言が載ってました。

実は私は「めばちこ」派。女房は「めんぼ」派です。

なんか可愛く思えたりして・・・^^;

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出産費用

11月議会の条例改定の中に「医療センター分娩料等の引き上げ(来年4月~)」があります。今回の主な改定内容は次のとおりです。

1.分娩料 1回80,000円→100,000円

2.妊婦健診 1回2,500円→4,500円(初診は5000円で変わらず)

3.分娩にかかる入院料 1日30,030円→34,650円

4.新生児介補料 1日5,000円→6,000円

5.乳幼児健康診断料 1回3,200円→5,350円

簡単にいえば、これらにより“6日間入院した場合”の出産費用は、概算でこれまでの約28万円から33万円強になるということです。(この試算では差額ベッド、食事料などは考慮していません)

浜松市内で平成18年に産まれたあかちゃんは7,814人。そのうち「医療センター」では1,103人が産まれました。

子どもを産みやすい環境をつくらなければいけない時代なのに、時代に逆行するような施策を打たねばならないなんて、ツラいですね・・・。

この議案、先週の「厚生保健委員会」で了承されましたので、14日の本会議で可決されることになるでしょう。議会としても説明責任を果たさねばなりませんね・・・。

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私は、厚生保健委員会には出ていないので、どんな議論があったかは詳しく知りませんが、今回の提案の背景は、大きく2点、「医療センターの経営環境」と「産科医療の構造的な問題」だと理解しています。

経営環境については何度か触れているので今日は詳しくは触れません。

構造問題は、言い換えれば「医師不足」と「市内の医療機関のバランス」ということです。

産科医不足は全国的な問題です。「医療センター」でも産科医が減っています。もちろん、医師の確保に努めたり、助産師の手を借りたりしているのですが、現行の体制では、これまでと同じくらいの出産人数に対応するのはキビしいということです。

「医療センター」の出産費用は、これまで、市内の他の医療機関に比べ低いほうでした。今回の改定で、市内の他の医療機関との差は少なくなり、ほぼ同水準となります(医大が安いようです)。

「出産費用が安いから医療センターへ」というご家庭が、どのくらいあったのかわかりませんが、他の医療機関を利用してもよいという人が増え、市内の医療機関間の均衡が図れるということもあるでしょう。

官民の医療機関が連携して、安心・安全にあかちゃんを産むことのできる環境をつくっていかねばならないと思います。

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産科医不足という構造的な課題解決には、国の産科医療に対する明確なビジョンが必要です。

一方、地方自治体でも、矢祭町の祝金のように、独自で子育てや出産支援策を実施することは可能です。徹底した行財政改革でそうした財源を生み出すことは、決して不可能ではありません。

ちなみに、国保からは「出産育児一時金」が35万円給付されます(民間健保組合では独自の上乗せがあるところもあります)。国保財政が改善すれば、必要な給付を拡大することもできます。

住民サービス向上のためには、とにかくムダをなくすことが必要です。

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えひめAI-2

20071209_2143 この得体の知れないモノは「えひめAI-2(あいに)」と呼ばれるものです。

ウチにはイタズラ盛りの小僧がいるので、念のためボトルの横に注意書きをしておきました・・・^^;

この「えひめAI-2」、飲料物ではありませんが、決して危険なものではありません。愛媛県工業技術センターが開発した、有機物で汚れた水や臭いなどを、微生物の力でキレイにしてくれるというしろものです。

今日、行われた「入野公民館まつり」で、入野地区自治会連合会女性部が無料配布してくれたモノをいただいてきました。

ネットで検索するといろんな情報が載っていました。作り方もダウンロードできますので、家庭でもつくれそうです(作り方のHP)。

また埼玉県では、これを利用したドブ川の再生事業も行われています。今日、持っていってくれたみなさんの中にも、「佐鳴湖が少しでもキレイになってくれれば・・・」との思いを持ってくれた人も多かったのではないかと思います。

佐鳴湖浄化には根本的な対策が必要と言われていますが、まずは自分たちでやれる事をやってみましょうか・・・。

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森の力再生事業

森の力再生事業
今日は静岡県が行っている「森の力再生事業」の視察で、都田の竹林と春野の山林に行きました。

静岡県民は平成18年度から、一人年400円の“森林(もり)づくり県民税”を納めています。

法人課税分と合わせて、年間8億4000万円、10年間で84億円をかけて、荒廃森林12000haを整備する事業計画となっています。

再生事業は大きく2つ。里山再生と人工林再生です。

基本的には、所有者の申請により、事業助成するということですが、所有者の中には、首都圏に住んでいる人もいるそうです。

県の担当者は「山の所有者に関心を持ってもらうのが大変」と言っていました。

杉の人工林は、採算をとるには50年から60年かかるとのことですが、今日見た山林は25年生から40年生で、コスト的にはまったくペイしません。

しかし、放っておいてはさらに問題が拡大するため、県が100%助成しても、この際やってしまおう、という事業です。

山林の保全は、治山治水の観点からも大切なことで、30年50年かかる事業です。

一時的な経済計算だけではやれませんが、より効率的な事業を行う必要がありますね。

浜松市には1000平方キロメートル近い山林があります。

産業として活かすか、放置してお荷物にするか、市民みんなに関心を持ってほしい課題です。

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広報はままつ12月5日号

浜松市民のうち、いったいどのくらいの人が、「広報はままつ」を読んでくれているのでしょうか・・・。

今回の特集は「ゴミ出し」。

ゴミ出しマナーは永遠の課題かもしれません。私も“ある集積所”の管理について相談を受けています。住民のモラルを守ろうと一生懸命ガンバッている人もいれば、何も気にせずポイポイ捨てていく人もいます。「共生」の認識を真剣に考えさせられます。

今回の特集は、今年1月の平和破砕処理センターの火災事故もあっての特集です。

10億円近い復旧費をかけることになった今回の事故について、昨日の「環境経済委員会」では、火災事故における「浜松市」と「設備管理業者」の過失責任を4:6とする和解案を承認しました。

もちろん減価償却後の施設の残存価値は1億円にも満たず、4:6で損害賠償してもらっても、市の負担は9億円に上ります。

施設管理に関する市の担当部門の責任ももちろん大きいのですが、「他市と比較してゴミの質が悪い」という専門家の指摘にはガッカリさせられます。

「ゴミの質が悪い」せいで9億円の歳出増になるのであれば、徹底的にゴミ出しモラルの向上を求める声が出ても不思議ではありませんね。

「広報はままつ」を普段読んでくれている人は、たぶん、ゴミ出しにも問題ない人たちでしょうね。

読まない人をどうするか・・・、情報伝達の大きな課題です。

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クリスマス・ファンタジー

昨日(4日)で、代表質問、一般質問が終了しました。

今回は13人の議員が質問に立ちましたが、多かったテーマは、「教育」「医療」「こども第一主義」、そして「行財政改革」だったと思います。

他議員の質問で関心を持ったのは、“ファシリティマネジメント” 。

浜松には市有の施設が約1650あります。またその他に、“土地”や“道路”、“橋梁”、“上下水道”なども市民の大切な資産です。

「平成18年度浜松市の財政のすがた」によると、市の“有形固定資産”、“売却可能資産”の合計額は1兆2506億円となっています(このバランスシートをご覧ください)。中には資産算定が難しいものもあるのですが、この莫大な資産を効果的に管理できるかどうかは大変重要です。

“ファシリティマネジメント”はこれらを有効管理活用する手法として最近注目されています。浜松市も「行政経営計画」の中で、「平成20年度までに体制を構築する」としています。

さっそく勉強しなきゃ・・・。

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今日(5日)は環境経済委員会。

議事の詳細は書きませんが、かわりに年末イベントをひとつご紹介します。

フラワーパーク 「クリスマス・ファンタジー」

HPはこちらをご覧ください

12/7~9、14~25 は、通常の開園時間(9~16:30)を延長して、夜間も開園します。

週末は「ナイトコンサート」も楽しめますヨ。

忘年会続きで忙しいあなたも、1日くらい、いつもと違う夜を過ごしてみませんか?

*フラワーパークは、浜松市の外郭団体のひとつ「(財)フラワー・フルーツパーク公社」が管理運営しています。現在、動物園と一体的な運営に移行すべく検討を進めています。市議会では、環境経済委員会が所轄し、経営状況のチェックをしています。

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校長先生になろう

質問2日目。「行財政改革」「医療」「障がい者福祉」「教育」などなどについて論戦が戦わされました。

その中で、やすともマニフェストのひとつ「民間人校長の採用」について質問がありましたので、簡単に報告します。

マニフェストでは「H22年度に試行採用する」としており、私も高い関心を持っている事項でして、実はひそかにその座を狙っているのですが・・・(^^;)、教育界に大きな変化を巻き起こすのではないかと期待しています。

教育長の答弁によると・・・「今年度、全国の公立小中学校で48人の民間人校長がおり、年々増加している」、「浜松でもH22年度の導入に備え、今年度調査研究をスタートした」、「民間の“経営感覚”、“組織論”などを活かし、活性化や意識改革をめざしたい」、「民間人校長の“使命・役割”を明確にし、H22年度から若干名試行したい」・・・、ということでした。

学校も本格的に “経営”する時代になりました。今日は「教師塾」の議論もあったのですが、教師の皆さんも、「教諭としての専門性を高めるコース」と、「学校経営者をめざすコース」と、選択する時代になったようですね。

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最近、知人に勧められた本で、非常におもしろかったものに、次の本があります。

「校長は読むな」「これを読めば1週間で校長になれる」ということですが、・・・それはともかく、校長の座を狙っている人はもちろん(^^;)、私は、PTA関係者や、教育に関心を持っている方には、ぜひ、読んでほしいお勧めの一冊です。

この本は杉並区の中学校に赴任した、元サラリーマン校長の、学校改革に対するさまざまな思いや取り組みが書かれている本ですが、今、学校の現場に何が必要なのか、わかりやすく書かれています。

私も現役のPTA役員として、重要な示唆がいくつかありました。

「読んでのお楽しみ・・・」と言いたいところですが、一つをとりあげますと、「経営資源として、“地域の力”をいかに活かすか・・・」というのがあります。

地域コミュニティの再生と教育は密接な関係にあります。議員としてというより、PTA役員としても、一度、お話をうかがいに行きたいな~と思いました。

みなさんも、ぜひ、関心を持っていただき、H22年度の民間人校長募集に備えていただければと思います・・・^^

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後援会だより12月号

今日は10時から本会議。5人の議員から代表・一般質問が行われます。ホットな話題は、またアップします。

さて、後援会だより12月号をアップしました。

このページ”からPDFファイルでダウンロードできますので、ご一読いただければ幸いです。

今月号は①「補助金」、②「外国人集住都市会議」、③「矢祭町の行財政改革」を記載しています。

このブログをご覧いただいている皆さんには、②③はすでにおおむね報告済みですが、①は初めての内容です。

できるだけわかりやすく情報提供したいと思っていますので、ぜひ、ご意見をお聞かせください。

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昨日、近所の方から、「市役所で書類を見ているより、現場に来たほうが、“補助金”のおかしなところ、いらないモノがよくわかるゾ。たとえば・・・」との声をいただきました。

昨日の行革審では、「5%のマイナスシーリング」の話がありましたが、私は、一律カットではなく、市民協働を進め、公の負担削減につながるような補助金、本当に必要とされる補助金ならば新設あるいは増額してもよいと思っています。当然、総枠は△5%ということですので、その分スクラップするものは必要になるわけですが・・・。

本当の声は現場にあります。

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地域防災の日と行革審傍聴

今日は“地域防災の日”。私も朝6:30前から行われた“西区第一方面隊訓練”に参加しました。

入野町の南平自治会を舞台に行われた訓練では、南平の自主防災組織に加え、浜松市消防団浜松支団33分団(入野)、32分団(神ヶ谷)、38分団(篠原)が参加し、訓練の中にも緊張感を持って行われました。

災害はいつなんどき発生するかわかりません。日頃の備えが大切です。また地域のみんなで「自分たちの安全は自分たちで守る」という意識を高めておくことが大切ですね。

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9時からは行革審へ。

<補助金>では、既に示してあるガイドラインにそって取り組むことに加え、H20・21年度、総額で5%の減額を行うこと、H22年度からは、地域自治センターの見直しによりさらに見直すこと、が市の財政当局から示されました。この財政効果は、年間7.5億円ということです。

行革審からは、さらに「“補助金” “委託料” ”交付金” “繰出金”など言葉は違うが同種の支出があり整理すべき」との指摘がありました。

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<外郭団体>では、先日、市議会で「地方独立行政法人」への移行を表明した「医療公社」について集中議論が行われました。

市当局からは、「独法」の他の選択肢である、「指定管理者(利用料金制)」や「地方公営企業法の全部適用」との比較が示されました。

行革審からは、公的病院としての一定の市の負担は認めた上で、自立的な経営をすること、その運営に必要な組織とすること、を提言。その上で、市が「独法」でやるというのなら、その点では効果があるのではないか、との見解が示されました。

また「どうせやるなら、過去の債務問題よりも、これからやれることを早くやるべき」「例えば、(人件費/医療収益)などの指標を示し、いつまでにどれだけやるという数値目標を掲げて取り組むべき」と指摘しました。

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<附属機関・執行機関>では、行革審から、附属機関の数を減らすこと、委員の人数の上限を引き下げること、報酬を減らすこと、などを提言。また「農業委員会」の組織再編、「監査委員」への公認会計士の選任などの案も示されました。

市当局からは、<執行機関>は法の取り決めが多く、大きく変えられないが、<附属機関>では、「懇話会」の廃止、委員人数の上限を20から16に引き下げ、兼務は現在の5から2に削減、任期は2期4年までとすること、また公益・市民委員の報酬は3000円程度とすることが示されました。

行革審からは、「方向は理解するが、いつまでも“検討”するのでなく、“すぐやる”こと」。今日取り上げなかった<組織>については、組織のフラット化や統合により、小さな課をなくすことなどを含め、緊急提言に反映する旨、示されました。

行革審では12/24に、来年度予算策定に向けた「緊急提言」を出す予定にしています。

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また、今日はその他の議題として「天竜区役所」について当局の説明を受けました。

「天竜区役所」は、施設の老朽化や耐震性が劣ることから、「議会」「天竜区協議会」に3つの案を示し、今後のあり方を検討しています。

3案は簡単に言えば、A「耐震補強工事の実施」、B「テピア(民間商業施設)への移設」、C「規模を見直した上での新設」で、いずれの施策も5~7億円程度かかることが示されています。

詳細は述べませんが、行革審では、「将来の人口動態を踏まえ合区も視野に入れ検討すべき」「坪100万円もかけるのでなく、実務のできる庁舎を新設してはどうか」などの意見が出されました。

目のつけどころはよく理解できます。我が会派“市民クラブ”も「区割りの見直し」を市長に申し入れています。(市民クラブの申し入れ書はこちらをクリック

人口37,326人(19.11)。将来を見据えた市の姿を考えなくてはいけませんね。

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代表質問1日目

昨日は代表質問1日目。

自由民主党浜松の花井さん、創造浜松の酒川さん、改革はままつの小松さん、そしてわが会派“市民クラブ”の樋詰さん、4人から市長を中心に市政の方針を質しました。

私の最大の関心は、マスコミでも報道されましたが、医療公社の経営改善について、市長から“地方独立行政法人”への移行についてコメントがあったことです。

この手の施設に対する経営形態については4つのカタチがあるのですが、静岡県立病院(3病院)でも来年度からの“独法”への移行が決まっています。

先日、某県議からも「一度調べたらどう?」とお誘いを受けていたので、ぜひ、県立病院の検討状況について調べたいと思います。

また同時に“独法”を選ばなかった自治体にも勉強に行くつもりです。“指定管理者”や“地方公営企業法の全部適用”などを選択した理由もぜひ知っておく必要があると思っています。

来週、月、火と、まだまだ、代表質問~一般質問は続きます。新聞に負けないよう、できるだけタイムリーに、かつ議員としての視点を活かした議会報告をしていきます。

明日は行革審ですよ。お忘れなく・・・(私はちょっと遅刻の予定ですが・・・)。

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