行革審「緊急提言」
今日、第5回行革審が開催され、平成20年度予算編成に向けた「緊急提言」が提出されました。
内容はこれまでの審議の中でも、都度、方向性として示されていましたので、おおむね予想された内容ですが、「時期」を示してあったのが特徴的ではないでしょうか。
「いつまでに」「なにを」「どれだけやる」が民間の基本ですが、さすがは行革審だと思いました。詳しい内容は、明日の朝刊で報道されるでしょうし、26日以降、行革審のHPで公開されますので、ここでは割愛します。
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提言に入る前の総論で「行財政改革の実現」には次の3つが必要としていました。
「市民の理解」
「議会のリーダーシップ」
「市職員の意識改革」
「市民の理解」は、市や議会による情報公開と、まず市民に関心を持ってもらうことが必要です。わかりやすい情報開示に努めていきたいと思います。
「市職員の意識改革」は、私も一般質問で触れましたが、インセンティブとやる気、ベクトル合わせが必要ですね。
この2つは議会のチェックにより向上させなくてはいけません。
「議会のリーダーシップ」は、私も当事者として、責任を持って、推進を図っていきたいと思います。議員の中にも「総論賛成、各論反対」という人がいないわけではありませんし、枝葉末節にこだわる人もいます。
早速、明日、行財政改革推進特別委員会が開催されます。私は委員ではありませんが、前向きな議論に期待したいと思います。
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提言を受けて、やすとも市長は、「行財政改革で、子孫にツケを残さないのが、最大の“こども第一主義”」と述べていましたが、まさにそのとおりだと思います。借金をしないで、どこまで市民生活の向上に寄与できるかが、行財政改革の真骨頂です。
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