視察計画(病院経営他)
現在、浜松市が運営している病院は「医療センター」「リハビリテーション病院」「佐久間病院」の3つです。
このうち「医療センター」「リハ病院」は、指定管理者として「(財)浜松市医療公社」が管理運営しているのですが、非常にキビしい経営状況で、11月議会ではやすとも市長から「地方独立行政法人化を検討する」旨の発言もありました。
また、「リハ病院」は先に経営改善の勧告を「医療公社」に出してあったのですが、「医療公社」が音を上げたカタチで、先にマスコミに報道もされましたが、新たな指定管理者の選定も視野に入れて再建を目指しています。
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こういう状況ですので、20日に川崎市の公立病院経営を聞きに行くことにしました。
川崎市は3つの市立病院を持っていますが、そのうちの2つでは、鹿児島市やさいたま市で“自治体病院再建”をてがけた元医師を経営トップに招き、「地方公営企業法の全部適用」の手法を使い、再建を進めています。
また、昨年、新設した病院では、有力な私立病院のノウハウを活かして「利用料金制による指定管理者」を導入しています。
浜松が検討している「地方独立法人」以外の手法をうかがい、メリット・デメリットをよく考え、今後の浜松市の病院経営に資していきたいと思います。
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ちなみに21日は茨城県庁に行き、航空自衛隊百里基地の民間共用についてのレクチャーを受ける予定です。
静岡空港の開港も近い中、いまさら浜松基地を民間共用するというのはムリな話かもしれませんし、この分野の知識はまだ十分ではありませんが、他の議員からもいろいろ教わりながら視察したいと思います。
なお今回の視察は、会派を超えて、26歳から46歳の“若手議員”6人で行きます。これまで会派や委員会、そして個人でも視察に行っていますが、新たなメンバーと行く視察も非常に楽しみです。
こうした新しい活動が、議会改革、活性化の一助になればと思っています。
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