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2007年12月21日 (金)

川崎、水戸視察

川崎、水戸視察
昨日は川崎市で自治体病院改革の話を聞きました。

「地方公営企業法の全部適用」で再建を図っている「川崎病院」「井田病院」の2病院と、“聖マリアンナ医科大学”を指定管理者にした「多摩病院」のお話です。

先日の予告編で、1点間違いがありましたので訂正します。

多摩病院は、利用料金制はとっていませんでした。浜松の医療センターと同じ仕組みでした。
てっきりそう思い込んでいた私の勘違いです。

ポイントはやはり“意識改革”ですね。詳しくは後日。

余談ですが、「川崎病院」は平成12年に400億円かけて建て直しをしたそうで、建築物としても高い評価を得ているようです。
「白い巨塔」のロケで使われたそうです。

今日は午前中、茨城県庁で茨城空港の話を聞きました。

これは「自衛隊百里基地」を民間共用するというもので、事業費の多くを国が出すという点が、静岡空港との大きな違いです。

事業費は、周辺の道路整備を含め339億円。国が201億円を負担しています。

平成21年開港ということですが、首都圏に近いため、就航便の確保に苦労しているようです。

てっきり滑走路をそのまま使うものと思っていたのですが、今の滑走路は、旅客機の重量に対応できないので、新たに滑走路を設置するとのことでした。

今年、国土交通省の検討機関が、「百里基地、横田基地は、首都圏の航空需要の一翼を担う役割を果たすものとして、その活用を図ることが適当」との答申を出しているそうで、東西冷戦後の国際情勢の変化の中、基地のあり方の見直しも進んでいるようです。

浜松も効果的な利活用はできないものでしょうか…。

ちなみに、元防衛大臣で現財務大臣の地元は茨城県だそうです。そのことがこれと関係あるかどうかは知りませんが…。

またまた余談ですが、訪問した「茨城県庁」は平成12年に794億円かけて造った、25階建ての超豪華な庁舎です。
こちらもテレビドラマの撮影などにも使われているとのことでした。

午後は水戸芸術館(写真)へ。

一般の見学コースでしたが、案内をしてくれた職員さんから、水戸市のいろんな文化政策の取り組みを聞くことができました。

帰りの新幹線からの投稿ですので、詳しくは後日アップします。

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コメント

浜松の基地は、エイワックスが配備される時に滑走路をやり直したので、ジャンボジェットもOKだそうです。

かわさん、情報ありがとうございます。

百里基地の共用化は、文中にも記載したとおり、国土交通省 交通政策審議会 航空分科会の答申で、「積極的に推進する」と提言されています。

では、浜松基地についての記載はないのか?と考え、HPで探してみましたが、残念ながら、この答申の中に、浜松基地についての記載はありませんでした。

東西冷戦終結後の自衛隊基地の新たな利活用は、石川県の小松空港でも行われていますが、静岡空港の開港を控え、浜松基地の民間共用は難しいのかな・・・と思います。

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