市場化テスト
明日は広島市まで足を伸ばしてきます。目的は「お好み焼き」ではありません・・・^^;
「地方行革シンポジウム」への参加です。この「シンポ」は総務省の主催で、今年度4ヵ所で開催されています。明日が今年度最後の開催なのですが、内容が面白そうだったので、ちょっと遠いのですが参加することにしました。
「シンポ」の概要は「総務省のHP」をごらんいただければと思いますが、中でも千葉県我孫子市の取り組みに関心を持っており、一度話を聞きたかったので楽しみです。
新公共経営(NPM)手法のひとつに「市場化テスト」というのがあります。我孫子市は市の事業内容をすべて公開し、民間の参入促進を進めています(我孫子市の「提案型公共サービス民営化制度」はこちらのHP)。
「市場化テスト」については、内閣府にある「規制改革推進本部」でさまざまな検討が進んでいます(こちらのHP)。「市場化テスト」の具体的な資料は「このHP」にたくさんあります。海外事例では、アメリカのインディアナポリス市の例が面白いようです。
当時のインディアナポリス市長の主張は「官が行うから非効率になるのではなく、競争がないから非効率になる」「単に“官から民へ”でなく“競争”が大切」ということで、実際に官民競争入札の結果、官が落札することもあったとのことです。
要は市民サービスの向上とコスト効率化を両立できればよいわけです。偽装事件などに見られるような “行き過ぎた市場原理” では市民が困りますが、“適正な競争と評価システム”の中で、互いのノウハウを競い合って、よりよいサービスが提供できればよいわけですね。
今後の浜松市政改革に活かすために、しっかり勉強していきたいと思っています。
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