多文化共生の地域づくり
2月議会の会期中ですが、今日は興味深いイベントがあったので参加しました。
「多文化共生の地域づくり」をめざした、NPOのみなさんのフォーラムです。
このブログでも何度か紹介している、静岡文芸大の池上重弘准教授(父ボラ仲間・・・^^;)のコーディネートの下、さまざまな団体のみなさんの活動を聞きました。
今日の新たな発見は、言葉の問題や教育の問題など、これまでも課題意識を持っていたモノの他、健康医療に関する課題です。
医療保険制度は国の問題ですが、地方自治体が放っておいてよいというわけではありません。ふだん仕事で忙しい親や、学校に通う子どもたちへの健診は、生きていく最低限の権利として確保すべきものです。その中で、言葉や費用の問題など、自治体としてサポートすべき、いくつかの示唆をいただきました。
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会のしめくくりに、池上さんは、“多文化共生社会づくりのポイント”として、大きく「若者の参加」「当事者(外国人)の参加」、そして企業にあっては「労働組合の役割」、地域にあっては「学校と公民館の役割」を挙げていました。
多文化共生について、浜松は日本のフロントランナーにならねばなりません。それぞれが置かれた立場で役割を果たしていくことが必要です。
このブログの読者には労働組合関係者も多いのですが、「外国人労働者」としてとらえるだけでなく、「外国人生活者」としてとらえると、あらたな課題が見えてくると思います。労働組合が現場で感じていることを具現化していくことは、共生社会づくりにおおいに資すると思います。ぜひ考慮していただきたいと思います。
写真はザザシティ中央館5階でおこなわれている、日伯100周年写真パネル展です(3/4まで)。100年前の先人の労苦を思い、今、やれる事をやりたいと思います。
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今、H20年度予算書と格闘中です。明日の本会議で提案され、議案説明が行われます。週末から週明けにかけて、いくつかの興味深いマスコミ報道がありましたが、なかなかコメントできずスミマセン。頭の中をまとめつつ、あらためて気がついたことを記載していこうと思います。
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