西区役所との意見交換会
昨日、西区選出の市議会議員7人と、区長以下、西区役所の幹部職員で意見交換を行いました。選挙から一年を経て、初めて行ったものです。
この1年間、「本庁・区役所・地域自治センター・市民サービスセンターの “役割分担”や“業務分担”」、「区協議会と地域協議会のあり方」が議会でも議論になりました。
また西区特有の事情として、旧浜松市と旧雄踏町、旧舞阪町が一緒になったことから、「区の一体感」をどう醸成していくかが大きな課題でした。
結論から言えば、西区はまだ「課題山積」です。
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議員からもっとも多く出されたのは「がんばる地域応援事業」への注文でした。
この事業は、昨年の「区まちづくり事業」の1000万円を、地域限定補助金と合わせて再編し、西区では2000万円が予算化されています。
そもそもこの事業、天竜区・浜北区・北区が3000万円で、西区・中区・東区・南区が2000万円という算出根拠がよくわからず、2月議会でも議論になりました。
昨年度西区では、「区まちづくり事業」1000万円を、区の魅力づくり事業として「西区まつり」に700万円、地域づくり助成事業として300万円を予算化しました。
私は地域づくり助成事業(市民提案型事業)が、予算300万円に対し3件150万円の実績しかなかったことから、「市全体で『たねからみのり(市民協働事業)』を行っているが、これとの関係はどうか?参加しやすい仕組みはできているのか?今後の方向は?」など質問させていただきました(答は「これから整理していく・・・」ということでした)。
他の議員からは、「西区はイベントが多すぎる」、「従来事業(地域限定補助)の継続ではなく、ゼロから見直すべき」、「公平感のある事業にすべき」、「西区まつりは、展示ブースなど、もっと市民参加を進めるべき」などの声が出されました。
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ちなみに、今年度の事業については・・・、
・広報はままつ4/20号で募集告知
・5月中旬に説明会
・5月末までに企画申請
・6月にヒアリング
・7月の区協議会で決定
とのことでした。多くの市民に周知して、イベントだけでなく、さまざまな地域づくりに活かしてほしいと思います。
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この他にもいくつかの課題について議論しました。
初めての試みでしたが、区とのコミュニケーションをとる意味でも、まぁ良かったのかなと思っています。
ただ、「区協議会」と「議員」の役割の違いもありますので、その辺りは認識しておかないといけませんね。
今後も引き続き開催予定ですが、「ひとつの浜松」につながるように取り組んでいきます。
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