市場化テスト導入(6/9)
「浜松型市場化テストの導入に向けての基本指針」が公表されました。
これによると、今年度(H20年度)を「導入期」と位置付け、先日行った「事業仕分け」結果や、他市の事例、民間事業者の参入意向などを参考に、市がモデル事業を選定し、入札を実施、落札結果により業務を開始するということです。
さらに、H21年度は、H20年度の実績を踏まえ、「拡張期」としてさらに事業を拡大、H22年度に「本格実施」という内容です。
今後は、先日行われた「事業仕分け」の結果、「市の実施が適当だが改善を要するもの」と判断された28事業を中心に、まずは検討が進むものと思われます。
また、これまでの指定管理者の導入などでは、「チェックが不十分」という指摘があったわけですが、今回は、業者選定から事業評価まで、第三者機関によるチェックを盛り込んでおり、この点は仕組みとしては評価できると思います。
市場化テストは、入札により「官」が落札するケースもありますので、「官」自身の仕事の見直しにもつながります。具体的な動きについては今後注目していきたいと思います。
やすともマニフェストによる市政改革の大きな取り組みのひとつのスタートです。
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