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政務調査費6月分(6/30)

○6月分660円

○累計337,285円

今月は切手代160円(80円×2枚)と駐車場代500円の計660円です。

切手は、行政視察に行った神戸市と大阪市へのお礼状のものです。駐車場代は、6/27に傍聴した「浜松市外国人子ども支援協議会」の時のものです。会場が教育委員会のあるイーステージでしたので、東田町の駐車場を利用しました。

7月は会派視察(仙台~八戸~青森~浜松市東京事務所)、外部研修(政策法務セミナー)に参加予定です。

★今日、浜松市議会議員の資産と年間所得が公開されました。新人議員の所得公開は来年からになりますので、私は資産公開だけです。毎月積み立てている財形貯蓄がちょっとだけ増えました。

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漢検(6/28)

さて、次の読み、書きができますか?これは「漢検準1級」の問題です(出典は漢検HP)。

①残蝉、乃公、愈、一入、辱い

②バレイショ、ワラビ、(海の)カキ、ガイセンモン、ロレツ

先週、漢字検定を受けましたが、久々に知的好奇心をくすぐられました。もちろん、こんな難しい「上級」はまだまだ先の話で、今回は「準2級」と「3級」を受けました。

いい歳をしたオヤジが、中学生たちに混じって受けているのは、ちょっと恥ずかしかったですが、なかなか楽しくもありました。

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「パソコンを使うようになって、漢字が書けなくなった」って人、結構多いのではないでしょうか。私もその一人です。

ワープロやパソコンを使うようになって、もう15年以上が経ちますが、最近、「読めるけど、書けない」ことが増えてきました。

もちろん、準1級のような問題は読むことすらできませんが、意外に簡単な漢字ですら、アレッどうだっけ・・・と思うことがよくあります。

ちなみに、今回の準2級の問題には、次のようなものがありました。

①読み

寡黙、広漠、爵位、安寧、賄う

②書き取り

心がハズム、時間をツイヤス、思いをコメル、サワガシカッタ、責務をノガレル、ヒフ、シャセンを引く、有給キュウカ、サンジを防ぐ、イチヤク有名になる

③四字熟語

一○百戒、金科玉○、悪口○言、昼夜○行、○中模索

④部首

喪、賓、匁、威、虞 の部首

・・・などなどです。

私の場合、意外に送り仮名に迷いました。また部首は壊滅的でした。

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また漢検では、「とめ」や「はらい」などもチェックされるそうです。普段、漢字を書いても、崩した文字を書くことが多いので、カンペキに忘れてしまっています。

今回の試験問題は、ある程度できたと思うのですが、もしかすると、コレで減点されているかもしれません。結果はともかく、今後は準1級くらいを目指してガンバろうかな~なんて思ってしまいました。

おまけですが、漢検の副産物として、「親子の会話」があったかも・・・。今回、家族で受けに行ったので、帰ってから答え合わせなど共通の会話ができたのもヨカッタですよ。

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【回答編】

書き取りはパソコンで変換してみてください。

「準1級」の読み・・・ザンセン、ダイコウ、イヨイヨ、ヒトシオ、カタジケナい

「準2級」の読み・・・カモク、コウバク、シャクイ、アンネイ、マカナう

四字熟語・・・罰、条、雑、兼、暗

部首・・・口、貝、勹(つつみがまえ)、女、虍(とらがしら)

*「威」の成り立ちは、「一家の権力を持つ女」なんですって・・・^^;

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佐鳴湖(6/24)

今日、「佐鳴湖をきれいにする会」の年次総会が開催され、私も「顧問」を拝命しておりますので、出席させていただきました。

参加者からは、市・県・国の連携改善や、適切な予算措置、「平成23年度にCOD値8」という目標に対し具体的提起を求める声が相次ぎました。

佐鳴湖の管理主体は県です。市との連携はこれまでも指摘されていました。また、従来「自然の治癒力」や「住民としてできること」を中心に、浄化に取り組んできたということですが、ここらで「見える化」を進めないといけませんね。

浜松市は7月1日から「川や湖を守る条例」を施行します。この条例については近日中にご紹介しますが、この条例では、水質保全のための、「市の責務」、「市民の責務」、「事業者の責務」、「レジャー利用者の責務」が規定されています。これを契機に、いっそうの市民協同を喚起すべきだと思います。

私の責務としては・・・、昨年は「環境経済委員会」で「環境部」のみなさんといろんな話をしてきましたので、今年は「建設委員会」で「土木部」との連携をとっていきたいと思います。

私の役目は「タテ割行政」に「ヨコ串」を通すことです。

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同化と統合と共生と(6/23)

日伯移民100周年事業がマスコミをにぎわしていますね。明日は凧揚げです。風が弱いと聞いていますが無事あがってほしいものです。

さて、“多文化共生”という言葉はずいぶん一般的になってきましたが、なんとなく聞こえのイイ、この言葉のスマートさの中で、現場のドロドロした部分が見逃されてしまっていないか・・・。

私自身、あまり気にもせずに、“多文化共生”という言葉を使ってきましたが、今日、静岡文化芸術大学の池上教授のお話を聞いていて、そんな気がしてきました。

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外国人の受け入れにあたっては、“同化”、“統合”、“共生” この3つの考え方があるようです。

私は学術的な言葉の定義は得意ではなく、意味合いをよく理解していませんでしたが、池上さんから聞いて自分なりに解釈してみました(おかしければ指摘してください)。

★同化(assimilation)

“同化”は、アメリカ式だそうです。アメリカを“人種の坩堝(るつぼ)”ということがありますが、まさに字のごとく、どこから来た人でも、ドロドロに溶かして、同じ仲間にしてしまうということでしょうか・・・。

“郷に入っては郷に従え”というのがこれにあたります。「アメリカに来たなら、英語を話すのが当たり前」「アメリカの文化に合わせるのが当然だ」ということです。

「日本にきたら日本語を話すのが当たり前だ」と思っている人は、“同化政策”を支持しているって事ですね。

★社会的統合(social integration)

先月会ったある人は“社会的統合”という言葉を使っていました。その人が言うには、「欧州」では、東欧やアフリカ系移民の受け入れにあたり、政府として“統合政策”を打ち出し、移民政策を進めたそうです。

“統合”は、外国人がその国で暮らしていける力を身につけること。そのために必要な最低条件、すなわち「言葉」、「社会保障」、「教育」を、国が用意し、外国人自身も努力する中で生活力をつけていくということです。

まさにこれから、日本がやっていこうとしていることです。

★多文化共生(英語はナイ)

それをさらに進めたものが“共生”。“共生”は元は生物用語で、イソギンチャクとクマノミの例などが有名です。また90年代からは「環境との“共生”」などと使われていました。

これから私たちがめざす“多文化共生”モデルのひとつにオーストラリアがあるといいます。

オーストラリアは多くの国から移民を受け入れており、他国の文化を受け入れる国民性や社会文化が備わっているそうです(詳しくは池上さんが研究しているようです。また調べてみます)。

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さて、今の日本、そして浜松はどうでしょうか。

日本には、3つの壁があるといいます。「言葉の壁」、「制度(法律)の壁」、「心の壁」の3つです。

“統合政策”に必要な条件も不十分な中、国の果たすべき役割・責任は多大ですし、私たちも声を大きくして求める必要があります。

さらに、浜松が“共生”を標榜していくには、国に頼らないフロントランナーとしての施策、あるいは集住都市としての+α施策や、「心のカベ」をなくす取り組みが必要ですね。

行政、地域(自治会)、企業、NPOなど、各セクターがやれることをフルにやらねばならない時期に来ています。私も、理念だけでなく、実際になすべきことを具現化していきたいと思います。

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都市計画道路(6/20)

浜松市は「都市計画道路の見直しガイドライン」を策定しました。

ガイドライン全体は市のHPにアップされていますが、膨大な量ですのでピックアップしてご説明します。

☆ガイドライン全体をご覧になりたい方はこちら

★まず「都市計画道路」の言葉の意味については、下記のページをお読みください。

☆「都市計画道路」の説明はこちら

「都市計画道路」は、市道から県道、国道、高速道路まで含めて位置付けしており、これらを機能別に、「幹線街路」や「区画街路」など4種類に区分しています。

★次に、これまでの整備状況を見てみましょう。

☆これまでの整備状況

計画決定済の道路は156路線あります。延長距離は485km。そのうち整備済は258km、未整備が227kmで、整備率は53.2%となっています。地図を見ても、まだまだ未整備路線がたくさんあることがおわかりいただけますよね。

この未整備路線の中には、計画決定からすでに50年以上経過しているものもあり、この間、計画地区では土地利用や建物の建て替えが制限されています。

★見直しの視点

現在、私たちは、この整備済の「都市計画道路」の他、既存の市道や県道、国道などを利用しているわけですが、交通安全や渋滞など、課題は山積しています。そのために「都市計画道路」の完成に期待する市民は少なくありません。

しかし、この間、「都市のドーナツ化」や「郊外の住宅化」など都市構造が変化しています。また「自治体財政の悪化」や「合併による維持管理道路の増加」など、財政事情も大きく変化しています。

また、将来的には、少子高齢化が進みますし、環境問題も考慮する必要があります。こうした中、浜松市は「コンパクトシティ」をめざすこととし、公共交通ネットワークも含めた総合交通体系の見直しも始めています。

そこで、「本当に、これらの都市計画道路をすべて実施できるのか、また、やる必要があるのか」ということから、今回、見直しを進めていくことになったわけです。

☆見直しの必要性について

★今後の進め方

ガイドラインに従い、浜松市は平成21年度中に計画の存廃を含めた見直し案を策定し、「やる」か「やらないか」はっきりします。メリハリをつけるってことですね。

(今回は既存計画の見直しですので、新たな道路計画をつくるわけではありません)

☆見直しのフロー

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議員になって1年間、いろんな方から市政に関する質問や意見、要望をいただいてきました。そんな中で、「土地政策や都市計画」は、これまでまったく経験がなかったので、最も不得手な分野でした。

今日の記事も、自分の備忘録のようなモノで、説明が十分ではないかもしれません。

今年は「建設委員会」に所属しますので、この分野を徹底的に勉強したいと思っています。

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○○検定(6/18)

今週は「議会報告week」。

ブログやメルマガで議会報告をお伝えできないみなさんのところへうかがっています。

2~3週間かけて、議会報告や近況報告をする予定ですので、しばらく “濃いニュース” や “ホットな話題” は少なくなるかもしれません。これも年間活動計画の一環ですので、ご理解いただきたいと思います。

【閑話休題】

★まるごと浜松検定

最近、よく「検定ブーム」ということを耳にしますが、みなさんは何かにチャレンジしてますか?

ちょっと前の話になりますが、4~5月の静岡新聞に「まるごと浜松検定」っていうのがあったのをご存知でしょうか?「まるごと浜松検定」は今年で3年目を迎える「ご当地検定」です。

私は、今年初めてチャレンジして、無事3級に合格しました。で認定証がコレ・・・^^

Cimg3179 しかし、この検定問題、とても難しかったですね~。

今年の3級合格者は659人ということですが、私にとっては、読んだだけでわかる問題はほとんどなく、正直言うと、インターネットを駆使してやっと正解にたどり着く・・・という感じでした。

3級合格者には、1・2級の受験資格が与えられるので、この調子で受けようかな~と思っていたのですが、残念ながら都合がつきませんでした(試験は7/6)。

でも「浜松を知る」ことは楽しいですよ~。新たな発見がたくさんありますし、その場所に行く楽しみも増えますし・・・。来年に向けて、さらに浜松のことをいろいろ調べようと思っています。

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★漢字検定

さて、このブログをごらんのみなさんは、きっと普段からパソコンをよく使われますよね。もしかして、「漢字を読めるけど、書けない」って人、いませんか?

最近、私はそれで悩んでいました。・・・で、今週末に受けるのが「漢字検定」。

先輩の前県議が、2ヵ月ほど前に、「田口君もやってみたらどうだ?」と、過去問(問題集)を置いていってくれたので、この際、受けてみることにしました。

今年はとりあえず準2級にチャレンジ。レベルは中卒程度ということで、読みはある程度できるのですが、恥ずかしながら書けません。特に四字熟語などは壊滅的・・・。パソコンの自動変換に頼っているとこうなってしまうんですね~。

ひとりじゃさみしいので、「家族を道連れに」と考え、長男と女房は3級に、二男は5級に挑戦です。さて、結果はいかに・・・^^;

みなさんも下記のHPで漢字能力をチェックしてはいかがですか?

☆漢字検定のHP

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堀留川(6/16)

今日はローカルな話題です・・・が、中心市街地のみなさんにも関心を持ってほしいテーマです。

堀留川(ほりどめがわ)は入野地区を東西に流れる2級河川で、静岡県が管理しています。古くは、浜名湖から新川を経て、浜松駅近くの菅原町まで、船で荷物や人を運ぶ“運河”だったそうです。(新川は佐鳴湖から浜名湖へ流れる河川です)

流域(佐鳴台・蜆塚・鴨江など)の急速な市街化により、水田や池などの保水機能が失われたことや、入野地区の海抜の低さなどから、まとまった雨が降るたびに、入野地区は水害に悩まされています。

その対策を“官民”で話し合うために、先月、流域住民を中心に「堀留川を考える住民会議」が発足し、今日、2度目の会合が持たれました。

会議では、地域ごとに別れ、流域地区が抱える課題や、水害の現状、課題解決に必要な今後の方向性などが話し合われています。官の押し付けでなく、「住民としてどうあるべきか」を考える今回の取り組みは、私の目から見ても新鮮です。

会議では、それらを踏まえ、年度末までに、地域住民としてどうあるべきかを検討していきます。ハード・ソフト両面から、将来にわたって安心安全な暮らしをつくるために、官民がそれぞれ何をなすべきか考えてみたいと思います。

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今日の話の中では、「水門管理」と「街の保水機能」についての意見が印象的でした。

入野地区では、増水により、堤防が切れたり、オーバーフローしたりするわけでなく、堀留川に流れ込む用水路(排水路)の水門から、逆流して水害が発生しているのではないか・・・ということが指摘されました。

また、上流域は、コンクリートとアスファルトで囲まれているため、雨水が地面にしみこむ前に、放水路に流れることが指摘されました。今、“雨水浸透マス”の導入が進んでいますが、こうした市域全体のまちづくりも関係するんですね。

さっそく、入野地区のメンバーは、水門の実態調査をすることにしました。

「治水」というと、イコール「河川改修(土木工事)」が常識です。もちろん、ある程度の改修は必要と思いますが、住民の知恵(ソフト)で、ハード(土木工事)に頼らない安全対策ができるでしょうか・・・。

☆堀留川を考える住民会議のHP

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行革審傍聴(6/14)

行革審の公開審議はできるだけ傍聴に行くようにしています。マスコミは会長のコメントばかり取り上げますが、実際の審議では、各委員がそれぞれに的確な指摘をされており、非常に参考になります。

今日のテーマは「資産経営(ファシリティマネジメント)」、「公会計制度」、「外国人児童への教育」ということで、まさに私も強い関心を持っているものばかりでしたので、期待して傍聴させていただきました。

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「資産経営」については、4月に「資産経営課」を新設し、取り組みをスタートしています。これまで、行政施設は “タテ割” で管理されており、メンテナンスや有効活用の視点から課題がありました。

私も重要視しており、今月、担当者から進捗状況をヒアリングしていましたので、ある程度、状況は把握していました。

・・・が、今日の審議会の指摘は、いきなり目からウロコ。「借地」からスタートしました。

さすがは経営の第一線の皆さんの視点です。資産経営の目的は、「遊休資産の売却や効果的活用」と思い込んでいましたが、逆の側面から見ることも必要なんですね。

指摘の中で驚いたのは、「借地に建てている学校がある」ことでした。必要不可欠の施設を借地で運用しているとは驚きました。審議会では、市の方針を決めるよう求めていましたが、今後のチェックは議会の役目ですね。

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「公会計制度」についても、公認会計士の委員からするどい指摘がありました。制度は導入するだけではダメで、活用してこそ活きてきます。

「わかりやすい情報公開」も指摘されました。市民のみなさんには、もちろん、わかりやすく説明する必要があるのでしょうが、議会は、たとえわかりにくくても分析する力が必要です。

浜松市の平成19年度決算は、7月に速報、その後、詳細が報告されます。財政健全化法で、来年度から報告が義務付けられる指標も先取りで報告されるようです。

今期は決算審査特別委員会にも参加させていただこうと思っていますので、総括から個別項目まで、しっかり勉強したいと思っています。

☆浜松市のH18年度財政のすがた

☆(参考)東京都の財務諸表

また、企業では、「内部統制」の仕組みづくりが進んでいますが、これは市政にも必要ですね。

議会は「内部統制」には入らないかもしれませんが、片足を突っ込んでいる立場からすれば、審議会のみなさんや市民のみなさんの手を煩わすことなく、市政をチェックしないといけないという思いを強くしました。

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「外国人児童」については、これまで私も情報発信してきたつもりですが、やはり行革審で取り上げるとニュースバリューが違いますね。これを機に、多くの市民のみなさんに注目していただけるとありがたいです。

今後も重点課題のひとつとして取り組みます。

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エコ(6/13)

20080613_1741_0001 磐田を本拠地に活動しているNPO「マリンプロジェクト」のメンバーといっしょに、浜松市環境企画課へ行き、遠州浜や浜名湖の環境保全についてヒアリングしました。

テーマは「遠州浜の砂丘の減退」や「浜名湖の塩水化」、「ゴミの不法投棄」、「新エネルギー」など、20年30年先の浜松を考えたときに、今、避けて通れない課題で、私自身も非常に興味があるものでした。

☆マリンプロジェクトのHP

マリンプロジェクトは、サーフィン愛好者のみなさんが中心となったNPOです。

先週、舞阪海岸でおこなわれた「ビーチフットボール大会」も、“Beach Clean”がキーワードでしたが、ビーチを楽しむ皆さんが、自発的に自然環境を守っていこうという取り組みは、非常にイイことですね。私も応援したいと思います。

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さて行政の取り組みですが・・・、浜松市は、今年度中に、CO2削減に向けた「地球温暖化対策 地域推進計画」を策定し、また地域資源を活かした「てんはまエコミュージアム」という取り組みも始まります。

また5月議会では「川と湖を守る条例」を制定し、水資源を大切にしていく新たな取り組みがスタートしました(7/1施行。この条例は多くの人に知ってもらいたいので、あらためてUPします)。

取り組みはさまざま進められていますが、私から見ればまだ不十分です。環境施策は「将来への投資」と考えるべきであり、決して「コスト」ではないと思います。

たとえば太陽光発電システム導入への助成は、助成件数は増やすものの、助成額を減らして、トータルの予算額を変えていません。CO2削減に向けた自治体の姿勢を示すなら、予算を増やし、徹底的にやったほうがよいのでは・・・と思えてしまいます。

「エコ」は誰もが参加でき、また、避けて通ることのできないテーマです。私のテンプレートは「チームマイナス6%」で、私も会員として参画していますが、皆さんもできるところから心がけませんか?

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5月定例会閉会(6/12)

5月議会が閉会しました。トピックスはすでに報告済みですが、議員提案条例の他、市長提案の19議案を可決しました。

「幼稚園条例」の改定など、3議案で一部の反対意見がありました。「ひとつの浜松」の進め方への異論かと思いますが、「日進月歩」どころか「分進秒歩(?)」で取り組んでいる民間企業出身の私としては、もちろん、話し合いの場を持ち、議論は尽くすべきですが、スピーディな意思決定が必要ではないかと思います。

“フォルテ” については新聞報道など見ていると、なんだかもう決まったかのような感じですが、9月議会に向けてさらなる議論が必要です。当局にいくつかの質問をしたのですが、もらった回答はがっかりするような内容でした。この件はあらためて報告します。

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さて、次回の議会は9月定例会になります。主な日程は次のとおりです。

8/25・26 常任委員会

8/28 議会運営委員会・全員協議会

9/4 本会議(初日)

9/11 議運

9/12 全協・本会議(代表質問)

9/16 本会議(代表・一般質問)

9/17 本会議(一般質問)

9/18・19 常任委員会

9/29 議運

9/30 本会議(最終日)

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今後、議会運営委員会で、懸案事項である「議会改革」を議論するとのこと。

「一問一答」や「対面式議場」の他、質問回数(時間)や、全員協議会のあり方、開かれた議会のあり方などなど、多くの議論が出されるものと思います。

今後の議論に期待したいと思います。

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語る会(6/11)

Honda1 本田技研にお勤めの組合員さん11人とフリーディスカッションをさせていただきました。ご参加くださったみなさん、お仕事でお疲れのところありがとうございました。

いただいた質問は多岐にわたり、「市や区の将来像」、「企業誘致」、「フラワーパーク、ガーデンパークなど施設関係」、「公共交通や道路、ゴミ問題など日常生活」、「小中一貫教育」、「佐鳴湖」、「サッカーグランド」、そして「行財政改革」などいろんな課題について意見交換させていただきました。

集会で一方的にお話するのと違い、2wayで話をすると、的確にお答えできないこともありますが、その分、勉強になります。

また明日からガンバリます。

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だっこでギュッ!(6/10)

Hureai1 浜松市男女共同参画パートナーシップ委託事業 「プレママ、プレパパ、“だっこでギュッ!”」が、入野中学校で行われました。

これは、乳幼児とのふれあいをとおして、命の大切さや子育てについて、感じてもらうというものです。

冒頭、PTA会長としてあいさつの時間をいただいたので、私流「男女共同参画のすすめ」を5分間ほどお話させていただきました。話の内容は・・・、

★みなさん50年後の日本を考えたことがありますか?宇宙旅行に行ったり、ロボットが生活を手伝ってくれたり、夢がありますよね。一方、地球温暖化でどうなってしまうのかという心配もあります。

★それはさておき、私からは、人口構造がどうなっているかという話をします。日本が100人の村だったらどうでしょうか。

★今、中学生以下の子どもは14人、15歳から64歳までの働くことのできる人は66人、65歳以上のお年寄りが20人です。

★50年後はどうかというと・・・、子どもは8人、15歳から64歳が51人、お年寄りが41人になります。

★みなさんはどう思いますか?

★私は、やっぱり子どもが増えて欲しいな~と思います。それから、51人で、のこり49人の子どもやお年寄りを支えていくわけですから、大変です。しかも、この働く人は男女半々ということになります。

★だから男性も女性も同じように働ける社会を作っていかないといけないんです。そしてそのためには、子育ても、男性が、女性と同じようにかかわっていく必要があります。みなさんも、これから、何が必要なのか、よく考えてみてくださいね。

★さて、今日は、あかちゃんとのふれあい体験です。今日の体験は、みなさんがコレまでとおってきた道ですし、これから、とおっていく道です。お父さんやお母さんが、どんな気持ちで、みなさんを育ててきたのか、少しでも感じてもらえれば・・・と思います。

2005_4 2055_4

(参考資料 : 国立社会保障・人口問題研究所)

むずかしい話をしすぎちゃったかな・・・、とも思いましたが、子どもたちはうなずきながら聞いてくれていました。

さて、授業の様子を写真で紹介します。

Hureai2

Hureai3_3

イタズラ小僧(?)が、目を輝かせながらニコニコと赤ちゃんをあやしている姿は微笑ましいですよ!

こうした活動を、多くの学校で取り上げて欲しいな・・・、と思います。

ご協力いただいた「ふれあいサポートネット“ふわっと”」のみなさん、ありがとうございました。

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市場化テスト導入(6/9)

「浜松型市場化テストの導入に向けての基本指針」が公表されました。

これによると、今年度(H20年度)を「導入期」と位置付け、先日行った「事業仕分け」結果や、他市の事例、民間事業者の参入意向などを参考に、市がモデル事業を選定し、入札を実施、落札結果により業務を開始するということです。

さらに、H21年度は、H20年度の実績を踏まえ、「拡張期」としてさらに事業を拡大、H22年度に「本格実施」という内容です。

☆市場化テストについての過去のブログはこちら

☆事業仕分けはこちら

今後は、先日行われた「事業仕分け」の結果、「市の実施が適当だが改善を要するもの」と判断された28事業を中心に、まずは検討が進むものと思われます。

また、これまでの指定管理者の導入などでは、「チェックが不十分」という指摘があったわけですが、今回は、業者選定から事業評価まで、第三者機関によるチェックを盛り込んでおり、この点は仕組みとしては評価できると思います。

市場化テストは、入札により「官」が落札するケースもありますので、「官」自身の仕事の見直しにもつながります。具体的な動きについては今後注目していきたいと思います。

やすともマニフェストによる市政改革の大きな取り組みのひとつのスタートです。

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常任委員会(6/6)

今日(6/6)は、5つの常任委員会が開催されました。

私の所属委員会は、「環境経済委員会」から「建設委員会」に変更になりました。

「建設委」では今日は大きな議論はありませんでしたが、「環境経済委」は、おそらく「フォルテ」で激論が闘わされたのかな・・・と思います。

フォルテに関しては、数点、質問を投げてあるのですが、私も担当者も、お互いに忙しくて、結局、今日まで時間が取れませんでした。

来週、改めて話を聞く予定にしていますので、今日の委員会議論とは別に、私からも、私の視点でご報告します。

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20080606_1620まったく話は変わります。

今日は、コチラの視察にうかがいました。

屋上に変わった形状のモノがあります。

ここがどこか分かりますか?

屋上に上がると、コレがあります。

20080606_1609_0001 ここは「聖隷三方原病院」。

「ドクター・ヘリ」を視察させていただきました。

詳しくは後日書きたいと思いますが、市民の安心安全のために、大変なご努力をいただいている姿を目の当たりにしました。

浜松市はH22年度、消防ヘリを導入する予定です。官民が力をあわせて、安心安全な地域をつくっていきたいものです。

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質問3日目(6/5)

今日は3人の一般質問があり、5月定例会の本会議での質問は終わりました。

私の重点取り組み政策の中では、今議会では、「子育て支援」がありませんでした。待機児童ゼロ5ヵ年計画の最終年度で、待機児童がゼロにならなかったことを考えると、キチンと要因をチェックしてP→D→C→「A」を求めていかねばなりません。

国政では「後期高齢者医療制度」がホットな話題ですが、「福祉政策」もあまり取り上げられませんでした。

一方、「教育関係」の質問は多数あり、関心の高さがうかがえました。

今日の質問の中では「立志式」についての質問がありましたが、浜松市内の中学校では9校で実施されているとのことでした。入野中でもやっており、私も昨年聞きましたが、ぜひ、多くの学校でやって欲しいですね。子どもたちの成長を感じられるイイ取り組みですヨ。

☆入野中の「立志式」はこちら

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本会議終了後に「行財政改革推進特別委員会」が開催されました。

私は、今日が初参加。会議では5/17の行革審の報告があり、意見交換の後、「聞き置いた」のですが・・・、行革審に比べ、議会の「行革特委」の役割があまり明確でなく、会議終了後、委員だけで今後の運営について話し合いました。

個人的には「補助金や外郭団体のチェックをしてはどうか」という発言をさせていただきました。

他の委員からもいろんなアイディアが出されましたので、今後の委員会運営に期待します。

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質問2日目(6/4)

今日(6/4)は、午前中に2会派の代表質問、午後1人の一般質問でした。

「発達支援教育」のあり方や、「外国人児童への教育」、そして「教育指導支援員」の充実など、私も重要視している質問項目がありました。

やや具体性には欠けましたが、市長、教育長から前向きな答弁があったのは良かったと思います。現場の声を聞きつつ、速やかな対応を求めていきます。

「情報公開」に関する質問もありました。

予算策定の透明性を進めるなど、さまざまな手法を使って、市政を市民にわかりやすく説明していくことは、非常に重要なことです。私も、昨年の一般質問で、「情報公開日本一をめざせ」とエールを贈りました。引き続き、具現性のある、よりよい仕組みづくりに向けて調査していきます。

明日は3人から一般質問があり、本会議終了後には「行財政改革推進特別委員会」があります。

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代表質問(6/3)

代表質問初日。4人の議員が登壇しました。

「フォルテ」や「環境施策」、「ふるさと納税」など、興味深いテーマがいくつかありましたが、率直に言って、踏み込んだ答弁はあまりなかったような・・・。明日の新聞記事にいろいろ出るでしょうから、中味にはあまり触れませんが、一点だけ記載します。

「農業と商工連携」という質問がありました。

農政を農業サイドから見るだけでなく、商業サイドの視点として「消費者」や「販売チャネル」「観光産業」の視点や、加工メーカー(工業)などの視線で見るのは、とても良いことだと思いますし、今、必要なことだと思います。

浜松にはそれだけの資源がありますので、これらをうまくミックスする仕組みができれば、浜松の農業や、中山間地の活性化に期待が持てます。

たとえば、鳥取の片山前知事は、「冷凍技術を使って、中東へ20世紀梨を輸出したら、1個 数千円で売れた」なんて話をしていました。

タテ割り行政にヨコ串をさすことで、いろんな可能性が出てきそうです。

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20080602_1640_0001 話は変わりますが、アクトシティでおこなわれている「ISTS(宇宙技術および科学の国際シンポジウム)」に行ってきました。

写真はJAXA(宇宙航空研究開発機構)のブースと「GOSAT」の模型です。

私は、技術的なことは、まったくチンプンカンプンですが(^^;)、時まさに、星出さんが宇宙ステーション「きぼう」の設置を進めている最中です。

JAXAでは学校へ出前授業も行っているとのことで、市内でもいくつかの学校で行われているようです。

未来を担う子どもたちに、ぜひ、見に行って、何かを感じて欲しいな~と思います。

☆ISTSのHPはこちら

☆JAXAのHPはこちら

Cimg3131 この写真は、売店で売っていたモノ。フリーズドライの「たこやき」と、レトルトカレー。

カレーは宇宙に持っていったモノと同じ製法だそうで、「たこやき」は一般的な宇宙食であるフリーズドライ製法によるものです。

残念ながら「ラーメン」は売っていませんでした・・・^^;

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議運を傍聴(6/2)

初めて「議会運営委員会」を傍聴しました。

関心はひとつ。今回、議員発議の「浜松市市政に係る重要な計画の議決に関する条例(案)」が協議されたからです。

いくつかの質疑、意見がありましたが、結論からいえば、議員全員の発議として、5月定例会最終日の6/12(木)に提案されることになりました。

議会と首長との関係はチェック&バランスです。執行権を尊重しつつ、議会のチェック機能を高めていくということでしょうね。

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明日からの代表・一般質問の議員名と内容が市議会のHPにアップされました。

傍聴のほか、CATVでもご覧いただけますので、ぜひ、気になるテーマをご確認の上、ホットな議論をお楽しみ(?)ください。

☆浜松市議会のHP(質問内容)

「項目だけではわからない。内容が知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。議員には質問の細かい内容まで配布されていますので、お答えします。

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メルマガ6月号(6/2)

メルマガ6月号を発行しました。

内容は、「5月定例会報告」が中心で、後援会だよりとほぼ同じですが、オリジナル記事として、神戸・大阪の「コンプライアンス条例」と、「条例の見方」を、簡単に報告しています。

下記からもご覧いただけますが、ひとりでも多くのみなさんにご覧いただければと思っていますので、配信ご希望の方はブログの「メールを送る」からご連絡いただければと思います。

☆メルマガのページ

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後援会だより(6/2)

後援会だよりのページを更新しました。

今月は、PDFファイル4ページモノです。これまでもブログに書いていることなどが中心ですが、印刷してお使いいただければ幸いです。

H20年 後援会だよりのページ

H19年 後援会だよりのページ

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事業仕分け(6/1)

ガソリンがまた値上がりしましたね・・・。日本経済はどうなってしまうのでしょうか。スタグフレーションの大波が足元近くまで来ています。

政治の役割が問われています。

さて、今日(6/1)は、午前中に、小学校の運動会や老人クラブの会合を“ハシゴ”、地域のみなさんから、子どものことやお年よりのことなど、いろんなお話をうかがいました。

午後は「事業仕分け」の傍聴に。

概要は「5/14のブログ」ご覧いただければと思いますが、実際に、教育関係2件、商工関係3件の仕分け作業を拝見しました。

コメントするのは、浜松市民(市政モニター)、他の自治体職員、大学教授などで、それぞれの立場から、忌憚のない意見を述べていました。

民間企業では「業務改善」はあたりまえなのですが、行政の事業の中には、費用対効果の明確でないモノ、当初の目的に合ってないモノなど、改善の必要なモノがたくさんあります。

議会でしっかりチェックできていれば良いのでしょうが、予算審議でそこまでできているかと言えば、「う~ん」というところです。

市の予算は、「款・項・目・節」に分かれているのですが、議決は「款・項」までとなっています。「目・節」という細かい事業内容は、あるていど当局(執行部)の裁量でできることになっていますので、予算審議で細部を議論することは、新規事業などを除いて、あまりありません。

クルマづくりの経験から言えば、本当はこの細部の「積み重ね」が大事なんですけどね・・・。だから私は鳥取県のような手法を提唱しています。

「事業仕分け」は1テーマ30分で、審議していました。市議会の中でも、常任委員会で、いくつかの事業をピックアップして同様の審議をすることは可能です。

次回の予算審議では今日の手法・見方も参考にします。

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