富山型デイサービス(8/19)
今日から研修スタート。
大正大学の新田秀樹教授から、まず「①社会保障の基礎」、次に「②社会福祉の基礎」のレクチャーを受けました。
ド新人の私は、恥ずかしながら“どう違うの?”ってところからスタートです。
両方とも明確な定義はないようですが、①には「社会保険」「生活保護」「社会福祉」などが含まれるということですので、①の方が広範囲で、②は社会保障の一部ということになります。
なんだか禅問答みたいですが、詳しくは後日レポートします。
講義の後はグループに分かれてのディスカッション。
私のグループは、福島県郡山市、東京都江東区、神奈川県相模原市、富山市、大阪府吹田市、兵庫県姫路市、高知市、そして私の8人です。
それぞれの自治体の社会保障制度の特徴などを紹介しました(私はもっぱら聞き役でしたが…)。
もっとも興味深かったのは、富山市の「デイサービス事業」。福祉分野に詳しい人には「富山型デイサービス」として有名だそうです。
デイサービス事業として、高齢者介護も障がい者介助も同じ施設で行い、また知的障がい者も働き手として活躍しており、県も市も積極的に支援しているとのことでした。
施設拡充のため始めた「担い手(起業家)育成講座」では、県外からも受講者が参加しているとのことで、事業への期待をうかがわせます。
福祉施設の新しいカタチとして注目を浴びているとのことで、今後のあり方を考える上で私も機会を作って見に行きたいと思います。
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