バイクのふるさと(8/30)
今日、明日の2日間、浜松では「バイクのふるさと はままつ 2008」が開催されます。
バイク好きの私としては見逃せないイベントですので、ちょこっと覗いてきました。
浜松は自他共に認める「バイクのふるさと」。かつては幾多のメーカーがあったといいます。
しかし今、その名にも陰りが見えています。
わが社(スズキ)の本社は浜松ですが、バイクの組立工場は愛知県豊川市です(エンジンは浜松製です)。またヤマハさんは磐田市でバイクを造っていますし、ホンダさんの組立ラインも熊本に移管されることから、今後、浜松から出荷される完成車はなくなってしまいます。
その意味では、浜松は “カタチ” としては「バイクのふるさと」ではなくなってしまうかもしれません。
しかし、バイク発祥の地としての “ハート” は、これからも必ず受け継がれる・・・と確信しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は16歳から30年間、ずーっとバイクに乗ってきました。ちなみに、これまで乗りついできたバイクは・・・、
スズキGA50→ホンダXL125S→ヤマハGX400→スズキエポ50→ホンダGL400カスタム→スズキGSX750E→(スズキ入社)→GSX1100S刀・GT750・GAG(独身貴族で3台所有)→SR500→RG250γ→VX800→現イナズマ号(GSX1200FS)となります。
結婚するときにカタナを売却し(新婚旅行代に化けてしまいました)、一時期、所有ゼロでしたが、どうしてもバイクに乗りたくて、スグ乗れるY社のSR500に浮気したのは若気のいたりでした・・・^^;(キックスタートなんですが、デコンプ使って一発でかけるのが快感でしたね~)。
今では、愛車イナズマ号に乗る時間も少ないですが、今でも、「趣味は?」と聞かれると、「バイク」と答えてしまいます。
(写真は“ジェンマ”)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の会場で、市の担当者と話をしましたが、その中から2つご紹介します。
①バイク駐輪場について
浜松市では、今年4月から、ザザシティ駐車場にバイク駐輪場を開設しました。
しかし、休日に見に行っても、「利用者ゼロ」ということがしばしばあります。
ザザ付近の歩道に無造作に置いてあるバイクを見るにつけ、ライダーのモラルの低さに胸が痛みます。
浜松は首都圏に比べ「取り締りが緩やか」と言われます。しかし、強制手段に訴える前に、マナーを守るべきですよね。先日の「建設委員会」でも、先輩議員からそのような趣旨の発言があったのですが、市のPRも強化して、マナーアップにつなげたいものですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
②企業誘致について
今日のイベント会場に、九州のとある町の企業誘致担当者が来ていたそうです。昨今の九州の自動車産業立地ブームを意識しているのでしょうが、浜松の部品メーカーを訪問し、今日、浜松を象徴する産業イベントとして会場を見に来たそうです。
その町は人口わずか3万人。町で工場用地を用意しているわけではないようですが、転用できる私有地はふんだんにあるとのこと。
地方自治体は、今、「生き残り」をかけた取り組みを進めています。企業誘致担当者を置き、“タウンセールス”に歩く姿は、以前、矢祭町(やまつりまち)で感じた、小さな町ならではの“熱意”を感じます。
政令市浜松も、小さな町にこそ、学ぶところがあるのではないかと思います。
« 建設委員会(8/25) | トップページ | 防災訓練(8/31) »
コメント