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防災訓練(8/31)

防災訓練(8/31<br />
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東海沖地震の発生を想定して、地域住民と自主防災隊そして消防団が協力し、早朝から防災訓練が行われました。

いつ起きてもおかしくない…と言われている東海地震ですが、みなさんの備えは大丈夫ですか?

最近は豪雨による水害も、全国各地で発生しています。

災害に備えていろんなシミュレーションをすることも大切ですね。

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バイクのふるさと(8/30)

Qqq_008 “ふるさと” って、イイ響きですよね・・・。

今日、明日の2日間、浜松では「バイクのふるさと はままつ 2008」が開催されます。

バイク好きの私としては見逃せないイベントですので、ちょこっと覗いてきました。

浜松は自他共に認める「バイクのふるさと」。かつては幾多のメーカーがあったといいます。

しかし今、その名にも陰りが見えています。

わが社(スズキ)の本社は浜松ですが、バイクの組立工場は愛知県豊川市です(エンジンは浜松製です)。またヤマハさんは磐田市でバイクを造っていますし、ホンダさんの組立ラインも熊本に移管されることから、今後、浜松から出荷される完成車はなくなってしまいます。

Qqq_003その意味では、浜松は “カタチ” としては「バイクのふるさと」ではなくなってしまうかもしれません。

しかし、バイク発祥の地としての “ハート” は、これからも必ず受け継がれる・・・と確信しています。

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私は16歳から30年間、ずーっとバイクに乗ってきました。ちなみに、これまで乗りついできたバイクは・・・、

スズキGA50→ホンダXL125S→ヤマハGX400→スズキエポ50→ホンダGL400カスタム→スズキGSX750E→(スズキ入社)→GSX1100S刀・GT750・GAG(独身貴族で3台所有)→SR500→RG250γ→VX800→現イナズマ号(GSX1200FS)となります。

Qqq_004 結婚するときにカタナを売却し(新婚旅行代に化けてしまいました)、一時期、所有ゼロでしたが、どうしてもバイクに乗りたくて、スグ乗れるY社のSR500に浮気したのは若気のいたりでした・・・^^;(キックスタートなんですが、デコンプ使って一発でかけるのが快感でしたね~)。

今では、愛車イナズマ号に乗る時間も少ないですが、今でも、「趣味は?」と聞かれると、「バイク」と答えてしまいます。

(写真は“ジェンマ”)

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今日の会場で、市の担当者と話をしましたが、その中から2つご紹介します。

①バイク駐輪場について

Qqq_002 浜松市では、今年4月から、ザザシティ駐車場にバイク駐輪場を開設しました。

しかし、休日に見に行っても、「利用者ゼロ」ということがしばしばあります。

ザザ付近の歩道に無造作に置いてあるバイクを見るにつけ、ライダーのモラルの低さに胸が痛みます。

浜松は首都圏に比べ「取り締りが緩やか」と言われます。しかし、強制手段に訴える前に、マナーを守るべきですよね。先日の「建設委員会」でも、先輩議員からそのような趣旨の発言があったのですが、市のPRも強化して、マナーアップにつなげたいものですね。

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②企業誘致について

今日のイベント会場に、九州のとある町の企業誘致担当者が来ていたそうです。昨今の九州の自動車産業立地ブームを意識しているのでしょうが、浜松の部品メーカーを訪問し、今日、浜松を象徴する産業イベントとして会場を見に来たそうです。

その町は人口わずか3万人。町で工場用地を用意しているわけではないようですが、転用できる私有地はふんだんにあるとのこと。

地方自治体は、今、「生き残り」をかけた取り組みを進めています。企業誘致担当者を置き、“タウンセールス”に歩く姿は、以前、矢祭町(やまつりまち)で感じた、小さな町ならではの“熱意”を感じます。

政令市浜松も、小さな町にこそ、学ぶところがあるのではないかと思います。

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建設委員会(8/25)

午前中、建設委員会が開催されました。

先週、ずっと研修に行っていたので、議案の事前チェックができず、十分な指摘ができなかったことを反省しています。

今日の主な議事は、

○江之島水泳場の一部施設の廃止

○駐車場案内システムの廃止

○景観形成基本計画、景観計画、景観条例案へのパブリックコメント

○屋外広告物実態調査

○(仮称)交通安全条例(案)・・・などでした。

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「江之島水泳場」は、来年2月に新たな水泳場(ToBiO)ができることから、一部施設(=「競技用50mプール」と「飛び込みプール」)を廃止するというものです。

江之島水泳場には、上記以外に「25mプール」と「屋外児童プール」がありますが、これは存続します。また「屋内温水プール」については、築37年と老朽化が進んでいますが、1年程度利用状況を調査し、その後、存廃を検討するとしています。

屋内温水プールは、現在、浜松市内に6ヵ所あります。場所は、江之島(南区)、可美(南区)、北部(中区高丘)、浜北(浜北区)、天竜(天竜区)、三ケ日(北区)で、来年、新たにToBiO(西区)が加わります。

温水プールの存続には耐震補強などの改修に4億円程度かかる見込みですが、存続の結論はしばらく先になります。

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「駐車場案内システム」は、中心市街地に入る手前の幹線道路で、駐車場の空き状況を電光掲示板で知らせているものです。車両の誘導を目的に、H6年に国の補助を得て42基設置しました。

その後の技術革新で、カーナビやVICS情報の提供などが普及し、また、交通安全上からも、不要ではないかとの声が増えたこと、入庫待ち渋滞が緩和されたこと、アンケートでも市民の2/3程度は不要としていることなどから廃止します。

これにより年間16~1800万円のランニングコストが削減できます。後利用は困難で、撤去費用には1基あたり数百万円かかるとのことですが、時代の変化からみてやむをえないと思います。これもバブル時代のツケですね。

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「景観条例(案)等のパブコメ」では、94件もの意見をいただきました。規制強化を求める住民と、逆の立場の事業者の相反する意見が特徴的です。今後、条例を議論することになりますが、実効性のある規制になるよう、慎重に議論していきたいと思います。

逆に、条例の実効性に?マークがついたのが「屋外広告物」の現況です。

浜松市にはH17年に「屋外広告物条例」を制定したのですが、浜名バイパスの坪井インターから浜松西インターチェンジの間の環状線と、環状線から舘山寺街道のフラワーパークまでの間には、あわせて約350の屋外広告物があり、そのうち条例に従って正規の手続きで届出をしているものはわずか20しかないということです。

今後3ヵ月をかけて実態調査し、是正指導するとのことですが、景観条例の実効性にも大きくかかわる問題であり、事業者のモラルはもちろんですが、市の適切な指導が必要です。

市にはたくさんの「計画」や「条例(決まり)」があるのですが、「作って終わり」ということがままあります。PDCAのチェックは議会の役目です。

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最後の「(仮称)交通安全条例(案)」は、政令市交通事故ワーストワン返上にむけて、市や市民、事業者が取り組むことを定めるものです。

検討にあたり、9月12日からパブコメを募集しますが、委員会の中では、「市民全体にかかわる課題であり、通常のパブコメ収集手法だけでなく、学校やお年寄りなど幅広く市民の声を聞くべきだ」との意見が出されました。私も全く同感です。

以前、環境に関するパブコメでは、授業で取り上げてくれた学校がありましたが(記事はこちら)、通学路の安全や自転車の運転など子どもたちにも大きくかかわることですので、そうした皆さんからの意見も是非いただきたいものです。

市民一人一人にかかわる課題ですので、多くのみなさんからパブコメが寄せられるよう、私も情報発信したいと思います。

明日は「行財政改革推進特別委員会」があります。9月議会もまもなくスタートします。またギアチェンジします。

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福祉による活性化(8/22)

研修最終日、5日間議論を闘わせた仲間(先輩)のみなさんとの名残を惜しみつつ、浜松へ帰ってきました。駅へ降りたら意外にも涼しくてビックリ。8月とはいえ「秋近し」ですね。

今週は非常に有意義でした。社会保障制度の基礎や考え方、そして「医療」「介護」その他の政策についてみっちり教えていただき、またグループ討議では「介護と障がい者福祉」政策のあり方を、夜まで議論させていただきました。

昨日、「民生費比率」のことを書きましたが、浜松では「民生費」と「土木費」の比率はほぼ同じです。雑談の中で、吹田市議からは「吹田は土地がありませんから・・・(笑)。浜松は全国2位の面積を持っているから仕方ないでしょう」と言われました。

一般的には「民生費」は“義務的経費”と言われ、人件費や公債費と同じく「財政を硬直化させる」と言われています。一方、「土木費」は、“投資的経費”と言われ、「将来の資産形成につながる投資である」と言われています。

しかし、地方自治体の社会保障制度の内容(=民生費の使途)を調べていると、払わざるを得ないおカネももちろんありますが、「社会を元気にするための“投資”」という意味合いを持つ部分もあると思えてきました。

スウェーデンやデンマークなど北欧諸国は、「高福祉高負担」の国と言われています。かつて「国民負担率が高いと、経済発展はできない」との声もありましたが、今、非常に“豊かな国”として注目されています。市場経済においても、スウェーデンにはボルボやサーブなど世界に名だたる企業があります。

「公共事業」というと土木工事を連想しますが、「福祉事業」も「公共事業」の受け皿になれるのではないでしょうか。不足する介護人材や経営の厳しい介護事業者への“投資”も、回りまわって「元気な浜松」をつくるための政策につながるのではないか・・・そんなことを考えさせられた研修でした。

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民生費比率(8/21)

民生費比率(8/21<br />
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浜松市の民生費比率は、今年度当初予算で約22.6%です。

同じ研修グループの吹田市は、なんと約37-8%とのことでした。

自治体財政が良いこと、インフラ整備が整っていることなどから、民生費におカネを回せるそうです。

そのおかげで福祉施策や助成制度も充実しているそうです。

「行財政改革を進め福祉政策を充実すること」が私の目標のひとつです。

広大な市域を持つ浜松は、インフラ整備などの投資はまだまだ必要です。
その中で福祉政策の充実を図るためには、やらなくてはならないことがたくさんあります。

写真は研修施設から見た風景です。

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富山型デイサービス(8/19)

今日から研修スタート。

大正大学の新田秀樹教授から、まず「①社会保障の基礎」、次に「②社会福祉の基礎」のレクチャーを受けました。

ド新人の私は、恥ずかしながら“どう違うの?”ってところからスタートです。

両方とも明確な定義はないようですが、①には「社会保険」「生活保護」「社会福祉」などが含まれるということですので、①の方が広範囲で、②は社会保障の一部ということになります。

なんだか禅問答みたいですが、詳しくは後日レポートします。

講義の後はグループに分かれてのディスカッション。

私のグループは、福島県郡山市、東京都江東区、神奈川県相模原市、富山市、大阪府吹田市、兵庫県姫路市、高知市、そして私の8人です。
それぞれの自治体の社会保障制度の特徴などを紹介しました(私はもっぱら聞き役でしたが…)。

もっとも興味深かったのは、富山市の「デイサービス事業」。福祉分野に詳しい人には「富山型デイサービス」として有名だそうです。

デイサービス事業として、高齢者介護も障がい者介助も同じ施設で行い、また知的障がい者も働き手として活躍しており、県も市も積極的に支援しているとのことでした。

施設拡充のため始めた「担い手(起業家)育成講座」では、県外からも受講者が参加しているとのことで、事業への期待をうかがわせます。

福祉施設の新しいカタチとして注目を浴びているとのことで、今後のあり方を考える上で私も機会を作って見に行きたいと思います。

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社会保障研修会(8/18)

今日から、琵琶湖畔で「市町村議会議員特別研修(社会保障基本コース)」を受講します。

参加者は全国から来た58人の地方議員。

初日の今日は、オリエンテーションと顔合わせ交流会。同じグループの8人と楽しくお話させていただきました。

「基本コースなので座学の研修かな…」と思っていましたが、グループメンバーは、社会福祉士の資格を持つ議員をはじめ、ベテラン議員が多く、正直、ちょっと焦っています…^^;

アタマを切り替えて、先輩議員から実学を学んできます。

加えて、売店にはアルコールも置いていないので、きわめて健康的な研修になりそうです…^^;

受講報告は、また後日。

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天竜区の魅力(8/17)

今日、天竜区の船明(ふなぎら)ダム湖にある天竜ボート場で、「第4回 ボートフェスティバル in 天竜」がおこなわれました。

大会には33チームが参加。浜松市議会議員も、ボートのまち浜松をアピールしようと、2チームが参加しました(結果には触れませんが・・・^^;)。

もともとは旧天竜市でおこなっていたこの大会。合併して浜松市になってからも、引き続き開催しています。

今日は、市民愛好家をはじめ、遠くは沼津や東京からも参加者があったようです。また職場単位での参加もあり、私の会社からも1チーム参加していました(“スプラッシュ”のみなさん、3位入賞おめでとうございます・・・^^)

また運営には天竜区役所も一役買っていましたが、市民愛好家や二俣高校、天竜林業高校、浜松北高校のボート部など、大勢のみなさんが協力していました。こうした「市民協働」は非常にすばらしいことだと思います。

浜松には佐鳴湖もあります。私がPTA会長をしている入野中学校の生徒も、先日、全国大会で2位になりました(インターハイも確か2位でしたね)。まさに“ボートのまち”ですね。こうした“財産”も、浜松の魅力発信に使えないかな・・・と思いました。

Tenryu

写真は間伐材を使った「わりばし」です。

天竜区には財産も魅力もたくさんあります。しかし放っておけば、“お荷物(コスト)”にもなりかねません。

これからが知恵の使いどころです。

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会議録検索(8/13)

これまで浜松市議会では、本会議の会議録はネットで公開していましたが、今年度から委員会会議録も公開することになりました。

★浜松市議会 会議録のHP

「会議録検索ユニバーサルデザイン版」と「会議録検索」があります。議員個人の発言はどちらでも「議員名を絞る」で検索できます。

委員会の会議録は、全文を見るには「会議録検索」の「閲覧」→「平成20年」から検索した方が見やすいと思います(「ユニバーサルデザイン版」は全体の流れが見にくいです)。

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本会議は、さまざまな制約があることから、丁々発止のやりとりは難しいのですが、委員会では、事前通告もなく、担当者ベースで本音の議論が闘わされます。

どんな議員がどんな課題に関心を持っており、どんな発言をしているのか、ぜひ、多くの方に見ていただきたいと思います。

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なお、私の発言は、議員名で「田口章」を選べば出てきます。まだ、H19年9月定例会本会議での一般質問と、H20年6月の建設委員会の2件だけです。そのうち、5月の「環境経済委員会」、7月の「建設委員会」がアップされるのかな・・・と思います。

ちょっと長いですが、田口ファンのみなさまにはぜひご覧いただければと・・・^^;

Photo さて、 自分の発言記録を見ての感想ですが・・・、

昨年の本会議は原稿を作りました。再質問は、市の答弁を想定しいくつか考えていたのですが、その場の対応ですのでやっぱり言い回しが変ですね。最後のまとめも、あらかじめ考えておきました。…初めてなのでまぁこんなもんかなと思っています。

6月の建設委員会はちょっと言葉足らずでした。

「浜北コミュニティバス」については、高齢化の中、「公共交通の重要性は理解するものの、ベンチマークを設けて、経営努力をしてほしい」という趣旨の発言をしようと思ったのですが、ちょっと言い回しが不十分で、突っ込みが甘かったかな・・・と思いました。

委員会もあらかじめ、しっかりと予習しておかなくてはいけませんね。みなさんにしっかりとしたメッセージを発信できるようガンバります。

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政策条例勉強会(8/12)

★クイズ 次の「条例」は実在すると思いますか?

①愛のムチ条例

②子誉め条例

③笑顔条例

④朝ごはん条例

⑤嘔吐禁止条例

⑥キューピット条例

(答は記事の一番下です)

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今日、表記の勉強会が開催されましたので参加させていただきました。主催は浜松市議会「公明党」のみなさん。

各会派には「政務調査費」が支給されていますが、公明党さんが独自に政務調査費で招聘した講師による勉強会を私たちにも公開してくれたものだと思います。

こうした会派横断的な活動は、議会の活性化につながりますし、議員のスキルアップにとても有意義です。私もいろんな提案ができれば・・・と思いました。まずは公明党さんに「感謝」です。

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講師は 牧瀬 稔 氏。 

(財)地域開発研究所に勤務しつつ、さまざまな議員提案政策条例の制定などにも携わっている方です。まだ30代半ばとお見受けしましたが、ご自身の実践経験の中で得たモノを的確に述べておられました。

今年に入り、「政策立案」や「条例制定」関係の研修を受講していますが、今日も新たな発見もたくさんありました。とりわけ「政策研究」の手法について、少し、靄(もや)が晴れてきた気がしました。

議員が提案する政策条例の事例は、市議会議長会のHPにたくさん載っていますが、ほとんどは「否決」です。民主主義ですので多数の理解を得られないと成立しないのは当然ですが、それ以外の理由もあると思います。そうした個別政策条例が成立しにくい理由や、事前の「政策研究」の必要性について、分かりやすく説明いただきました。

要は、今日のような「会派横断的な勉強会」が必要だということです。

残念ながら、午後の講義は都合で受講できなかったのですが、今日はイイ経験でした。

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★クイズの答

①ナシ

今年6月、東国原宮崎県知事が「“愛のムチ条例”、“愛のげんこつ条例”をつくれないか」と述べましたが、現実には難しいのではないか・・・と言われています。

②アリ

岡山県井原市にあります。(井原市HP)

③ナシ(日本には)

アメリカ・アイダホ州・ポカテロ市には「笑顔条例」があるそうです。「常に笑顔でいなければならない」「違反者は笑顔になる講習を受ける」ですって・・・^^

④アリ

青森県鶴田町(HPはこちら)、石川県宝達志水(ほうだつしみず)町に「朝ごはん条例」があります。鶴田町では朝ごはんを食べる子どもが増えたとか。

⑤ナシ(日本には)

日本にはありませんが、フィリピンにある都市に実在するそうです。日本でされると困るお父さんも多いのでは・・・^^;

⑥アリ

三重県紀勢町にあります(条例は松山大学HPに記載)。また、青森県深浦町には「出逢い・めぐり逢い支援条例」があります。「出逢い系ナントカ」とは違いますよ。

☆地域の特性を活かした条例制定で、地域性を出していくと、もっともっと、地域の力は発揮できると思います。みなさんも、「こんな条例があったら!」というご意見をお聞かせください!

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佐鳴湖花火大会(8/8)

Photo 宣伝です。

明日、8/9(土)19:30~20:30 佐鳴湖花火大会が行われます。

それに合わせて、佐鳴湖南岸では、17時から「入野地区ふるさと夏まつり」が開催されます。

例年のごとく「入中PTA」も出店します。私もネジリ鉢巻でお待ちしています。みなさんご来店くださいね。

テレビでオリンピックもイイですが、夏はやっぱり花火ですよ!

ちなみに翌10日は「佐鳴湖クリーン作戦」があります。市民の憩の場、「佐鳴湖」をみんなの手でキレイにしましょう。

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多文化共生勉強会(8/7)

静岡文化芸術大学の池上教授のお誘いで「多文化共生勉強会」が開催されました。

受講生は浜松市議会議員。

任意の勉強会でしたが、各会派から17人が集まり、多文化共生への関心の強さを感じるとともに、今後の活動に力を得ることができました。

池上教授からはデータに基づく現状報告がありましたが、その他、浜松国際交流協会(HICE)のポルトガル語相談員として活動している日系ブラジル人2世の三池さんから、日系人の視点からのお話もうかがいました。

質疑応答では、「集住地区の課題」、「教育」、「情報伝達」などについて意見交換をおこないました。

たとえば「情報伝達」について、日系人の主な情報源は、1位インターネット、2位母国語新聞(浜松に2紙)、3位母国語フリーペーパー(浜松3誌+広域版)、4位母国語ラジオ・テレビとなっています(池上教授のアンケートから)。

ちなみに「広報はままつ」ポルトガル語版は、アンケート回答者の33.7%が「利用する」と答えていますが、市役所のHPはわずか5.2%しか利用していません。情報源のNo1がインターネットなのに、なぜ、市役所のHPの利用者が少ないのか、考える必要がありますね。

★浜松市のHP(ポルトガル語)

もうひとつおまけですが、フリーペーパーの主な広告主が「住宅・不動産関係」というのも面白い事象だと思いました。滞在期間が長くなるにつれ、一戸建て住宅のニーズが高まっているということですね。

池上教授からは、「浜松は価格が高いのでまだ少ない。湖西や磐田、袋井方面ではかなり需要がある」とのことでした。これに対し、議員から、「浜松でも地域によって日系人が戸建て住宅を建てるケースが増えている」との報告がありました。

Welcome_pack三池さんからは「知らないこと、知らされていないことが多い」との声がありました。

市では「ウエルカムパック(写真)」を用意し、来日した日系人に市の情報を提供しているのですが、学校教育の仕組みや税金のことなど、正しく理解していない日系人が多いようです。

このあたりのミスマッチを解消するだけでも、共生は進むのではないでしょうか。

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この他にも、多くの情報を共有化できました。「外国人の問題としてとらえるのでなく、日本社会全体の課題として取り組むべき」との意見もありました。学校の不就学と不登校、そして非正規雇用など、確かにそのとおりです。

人によっては物足りないという方もいらっしゃったかもしれませんが、議員同士でもこれまでこういうテーマで話し合う機会がなかったので、私にとってはイイ勉強会になりました。

今後、個人的には、「自立支援」を基本に、日本語教育のあり方(親子とも)、子どもたちへの教育、日系人家庭への情報提供、地域共生への支援など「行政施策のあり方」、そして「企業の社会的責任」も含め研究していきたいと思っています。

来年の国会では、入国管理制度の見直しが議論されますが、その後の大きな変化に向けて、動き出さねばなりません。浜松は日系ブラジル人が日本一多い都市です。池上教授は「浜松はベンチマークの一つとなる」と発言していましたが、情報発信の拠点として、共生に向けた取り組みを進めていく必要があります。

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議会改革(8/6)

6/12のブログで「今後、議会運営委員会(議運)で、議会改革を議論する」と書きました。

現在、各会派から「検討すべき項目」を持ち寄っていますが、内容は大別して「①会議運営」「②その他」に分けられるようです。

①では、本会議の「対面式議場」「一問一答式」の導入や、「質問時間」「会期」の見直しなど “カタチ・制度” に関するモノ、そして「予算・決算審議のあり方」、「全員協議会のあり方」など “質” に関する項目があげられています。

また②では、「議会基本条例の検討」、「議会事務局の機能強化」、「議会と住民の関係強化」、「議員定数と報酬」などがあげられています。

ほとんどが従来から話されているモノ、また他の議会でやられているモノです。今後、会派間で調整し、項目を絞って検討を進めることになりますが、決してパフォーマンスではなく、中身を伴った改革がどこまで進むか、議運の議論に期待したいと思います。

ただ、この件は、会派や議員の意識の差が大きいと思いますので、議会全体がどう動くかわかりません。

私は私の出来ることを、ひとつでもふたつでも改善していきたいと思っています。

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後援会だより(8/1)

後援会だより8月号をアップしました。

「フォルテの清算スキーム」について、変更前と変更後の比較表を載せてあります。

また、これまでのブログ記事の中から「行財政改革の進展状況」について簡単にまとめました。

A4 4ページモノです。PDFファイルですのでご覧ください。

★「8月号」はこちらからダウンロードできます

★H20年バックナンバー

★H19年バックナンバー

★後援会のしおり

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