« 緊急雇用対策(1/8) | トップページ | 行革審緊急提言(1/10) »

成人式考察(1/8)

Seijinsiki リセさんから「成人式」に関するご意見をいただきました。

「ワークシェアリング(1/6)」へのコメントでしたが、新たな記事として回答します。

浜松市の成人式は、全市統一ではなく、中学校区を基本に、コミュニティを大事にした成人式となっています。大半の地域では、「成人の日1/12(月)」の前日1/11(日)に開催されます。

(写真は昨年の成人式)

★実施状況(浜松市HP)

会場を見ると、ご指摘のとおり、ホテルから公民館・中学校の体育館まで、さまざまな会場でおこなわれています。

公民館などの施設を利用するのが基本ですが、「施設がない」あるいは「施設があっても収容できない」など、さまざまな理由でホテルなどを借りておこなっているところがあります。

もちろんお金がかかりますが、私の住む入野地区でも、公民館や中学校ではなく「イオン志都呂店」の会場を借りておこなっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、成人式に市民の税金がどのように使われているかですが・・・、

市からは、各地区の「○○地区成人式実行委員会」に、決められた「委託料」が支払われています。

この委託料は、「①参加者規模に対する固定額+②ひとり当たり補助額」をベースに算出されています。①は大体15万円前後(大きな差はない)、②は(大雑把に言って)850円程度×参加者となっています。したがって、参加者が200人の場合は、32万円程度ということになります。

(②の表現は正確ではありませんが、細かいルールに基づきキチンと算出されています。昨年までは「@350円+図書カード500円」となっていましたが、今年から「図書カード」をやめ、「図書カード」相当分の使い方を各実行委員会に任せました)

「実行委員会」は、基本的にその範囲内で成人式を実施することになります。もちろん、ホテル代など会場費がかかる場合は、その中で捻出することになります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・ここからが「浜松方式」のイイところなのですが、中学校区の実行委員会には、自治会をはじめ地域のみなさんも大勢携わっています。

「行政」と「成人」だけでおこなう成人式ではなく、地域ぐるみでお祝いするのが「浜松方式」の大きな特徴です。

市の委託料だけでまかなえない部分について、地域のみなさんのご尽力で成人式をおこなっているということを、この際、再認識する必要があるのではないでしょうか。

たとえば入野地区では、新成人の皆さんに「記念写真」をお渡ししていますが、これは全て自治会の負担(補助・プレゼント)です。「地域コミュニティを忘れるなよ」というメッセージになればうれしいですね・・・。

実際にホテルで開催しているところの会計を見たことはありませんが、会場費などについても、そうした陰のご尽力があるのではないかと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

浜松市の委託料(税金からの支出)は、全市ほとんど変わらず、新成人ひとりあたり、約1600-1700円程度ということです。

視点を変えると、他の政令市では、ひとりあたり数百円というところもあるようです。

「浜松は高いじゃないか」という声も出そうですが、これは開催方式の違いで、全市で1ヵ所とか、区で1ヵ所とか、そういう単位でくくれば、もちろん安価にすることはできます。

しかし参加率や内容を考えたときに、それで良いとは思えません。

市民会館などで統一開催して、「荒れる成人式」なんて新聞の見出しになるようなところもありますが、「浜松方式」ではそうしたケースを(私は)聞いたことがありません。

私はまだ2回しか成人式に参加していませんが、少なくとも過去2年の入野地区成人式は、中学校時代の恩師を囲み、新成人のみなさんの明るい笑顔に包まれたすばらしい式典でした。

今年の成人式も、新成人自ら「実行委員会」に参画し、趣向を凝らしたアトラクションを考えているようです。

浜松の将来を支える若者たちの門出です。行政だけでなく、地域全体で、新成人のお祝いをしてあげたいものですね・・・。

(そろそろ祝辞を考えなきゃ・・・^^;)

【ご参考】

★H19年入野地区成人式

★H20年入野地区成人式

|
|

« 緊急雇用対策(1/8) | トップページ | 行革審緊急提言(1/10) »

E教育・文化」カテゴリの記事

コメント

さっそくのご回答、ありがとうございました。
丁寧なお答え、恐縮してしまいます。

このように市民の疑問に迅速にお答えをくださる田口さんに敬意を表します。

地域で成人式を開催することの意義は理解できます。
しかしながら、旧浜松市の中学生、ほぼ6,000人に対し、市立でない中学校は
国立 1
県立 1
私立 6以上
養護学校等
さらに、
市内で他の地区に引っ越した人
在日外国人
を合わせれば、1,000人ほどになるかと思います。
この方たちは、地域の成人式に出席しても疎外感を味わうこととなるのでほとんど参加しないでしょう。そこで地域で行われる成人式の他に全市区の成人式があってもいいかと思います。

おいそがしいでしょうから、お答えいただかなくても結構です。

投稿: リセ | 2009年1月 9日 (金) 20時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/187245/43680302

この記事へのトラックバック一覧です: 成人式考察(1/8):

« 緊急雇用対策(1/8) | トップページ | 行革審緊急提言(1/10) »