こども第一主義条例(7/30)
難しいテーマなので、悩みながら書いています。
午前中「厚生保健委員会」があり、「こども第一主義条例案」について議論しました。
非常に奥の深い議題なのですが、考えがまとまらないまま今日を迎えてしまい、的確な意見を述べることができませんでした(反省)。
地方自治体が策定している「こども条例」には、大きく「育成」、「少子化対策」、「権利」の3つのテーマがあり、どこに主眼を置くかによって自治体の特色が表れています。(札幌市のサイトにいろんな自治体の情報があります)
現在の浜松市の条例案は「育成」に主眼を置いています。
しかし、まだ自分の中でも結論づけてはいませんが、「健全育成」のために権利制限や義務づけするような条例はちょっと違うのではないか・・・と感じています。
一方、「権利」主眼の条例は、行き過ぎるとカン違いする(権利ばかり振りかざす)こどもが出てくることもある・・・という弊害も指摘されました。
3人の子を持つ親として、またPTAや健全育成活動に携わったものとして感じていることは・・・、「言葉のハンデやいじめに悩むことなく、すべての子どもたちが、笑顔で学校に通えるような社会」をイメージしたいのですが、言葉で条例化するのは難しいものです。
9月15日から「パブリックコメント」を募集しますが、多くの市民の声で、よりよい条例にする必要があります。
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