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22年度財政見通し(9/16)

故古橋広之進氏の市民葬が、15時から「ToBiO」で開催されました。会場では追悼映像が流されましたが、本当に「戦後日本の希望の星」だったんですね。そのことをあらためて強く感じました。

「ToBiO」の正式名称は「古橋広之進記念 浜松市総合水泳場」。まさにその名を刻み、偉業を記念する水泳場になりました。市民に長く愛される施設に育ってほしいですね。

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さて、今日、浜松市の「平成22年度予算編成」についての考え方と、「戦略計画2010の基本方針」が示されました。

当初予算の規模は2600億円程度(21年度当初2546億円)と、若干のプラスを見込んでいます。

歳入予測では、「市税の大幅な減が見込まれる」中ですが、財政規律を保つために「安易な市債依存を避ける」としています。一方、国からの「地方交付税」は期待できず、相当厳しい状況になりそうです。

歳出では、団塊世代の退職手当が高水準になる他、少子高齢化の中、扶助費(社会保障関係)や介護保険事業への税金投入が増える見込みです。

限られた財源で効果的な行政施策を行うため、次の3つの基本姿勢に沿って取り組むとしています。

①予算配分の重点化を推進・・・事業の選択と集中を進める。「こども第一主義」など将来への投資を実施。生活に身近な事業の実施。

②効果的な経済対策の実施・・・雇用創出。地域経済の活性化。金融支援など中小企業支援。

③行財政改革の徹底・・・人件費抑制。補助金の徹底的な見直し。外郭団体の統廃合と経営健全化。

「市民クラブ」では、今後、来年度予算に関する申し入れを行う予定です。

取り巻く社会環境や市の現状をしっかりと踏まえた上で、中長期の浜松を見据え、効率的な予算となるよう市の姿勢を質していきます。

★戦略計画についてはあらためて書きます。

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