サマーレビュー要旨報告(9/30)
9月定例会が閉会しました。補正予算他、全議案が可決成立しました。
特別大きな議論はありませんでしたが、民主党政権によって国の補正予算執行がどう見直しされるのか、内容によっては地方自治体への影響も出てきますので、今後、注目されます。
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本会議終了後、会派に戻ったら、「サマーレビュー協議要旨等の報告について」という資料が配布されていました。
浜松市では、政策形成過程の一環として、今後の政策の方向性や主要事業の事業化の可否などについて、8-9月に市長の意思決定を行っており、これを「サマーレビュー」と呼んでいます。来年度予算編成を前に、主な事業を洗い出すという趣旨のものです。
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ちなみに、政策・事業評価の年間の流れは・・・、
5月頃に「スプリングレビュー」を行ない、将来に向けての政策立案を検討。
→ 6-7月に「内部評価」や市政モニターによる「外部評価」を実施。
→ それらを踏まえ「サマーレビュー」で論点を議論
・・・となります。
昨年度も部分的に公開されましたが、今年度はよりわかりやすく報告されました。
今後、予算審議や戦略計画の議論につなげて、事業とおカネと計画(総合計画・戦略計画)をリンクさせて、PDCAを回していけば、市政の充実につながると思います。
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いくつかの興味深いポイントがありましたが、ひとつだけご報告します。
「地域子育て支援拠点事業(関連事業)の再編について」という項目がありました。
関連する施設(事業)には、「なかよし館(26館)」、「子育て広場(13か所)」、「地域子育て支援センター(71か所)」などがありますが・・・、
事業効果や地域バランスなどを考慮し、「子育て広場」を廃止、「なかよし館」を11館閉館し、「“再編ひろば型”(16か所)」として再編する
・・・としています。
さらに・・・、
将来的には「地域子育て支援センター」も地域の状況に応じて「再編ひろば型」に移行を検討する
・・・としています。
閉館する11館の「なかよし館」は、ニーズの高い「放課後児童会」としての活用が検討されています。
市民のニーズに合った施策に再編できれば・・・と思います。
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