今日はイイお天気でしたね~。
ちょっと風が冷たかったですが、佐鳴湖では300人近い地域のみなさんが集まって「ふれあいウォーク」が開催されました。
入野地区社会福祉協議会が主催しているこのウォーキングには、例年、地域の高齢者のみなさんが多数参加していますが、今年は入野小学校PTAの親子も100人近く参加しました。地域団体のコラボで、人と人がつながりあう、より良い地域をつくりたいものです。
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ところで・・・、「佐鳴湖はキタナイ」と思っている人も多いかもしれませんが、自然豊かで気持ちのいいところですよ。
生活排水や農業・工業排水により、リンや窒素が多いことから「COD」という数値が高くなっているため、ワースト3位という汚名をかぶっていますが、何とか改善したいものです。
余談ですが、先日、千葉県我孫子市の手賀沼を視察しました(写真)。
手賀沼はかつて佐鳴湖を大幅に上回るワースト1でしたが、さまざまな取り組みで水質が改善しています。
中でも「スゴイな」と思ったのは、市役所の中に「手賀沼課」という組織(課)があること。
強いリーダーシップで、地方自治の世界では有名な、前市長の福嶋氏が、10年ほど前に設置したそうです(氏は最近、国の「事業仕分け」の映像でよく登場しています)。
浜松も、「環境企画課・環境保全課・生活排水対策課」ではなく、「佐鳴湖課」とすれば、市民意識も高まるかもしれませんね・・・^^
★ちょっとうれしいニュース(11/29追記)
11/27発表の20年度調査資料(環境省)では、佐鳴湖は「COD9.0で、ワースト4位」になったとのこと。前年の9.3からわずかながら改善しており、目標のCOD8にはまだ届きませんが、浄化が進んでいるようです。
こちらの環境省報道資料(PDF)の52ページ(55枚目)にデータがあります
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ウォーキングの後は、政治研修会に参加。
講師は民主党参議院議員で、国土交通政務官を務めている藤本祐司さん(写真)。
国土交通省は前原大臣のもと、「八ッ場ダム」や「JAL」問題など、新政権の中では、もっとも積極的に組織改革を進めていると思います。
最近の国政の状況について、オフレコを含め、いろんなお話をうかがいました。
特に地方分権(地域主権)の話や、独立行政法人や特別会計の見直しなど、いくつかの政治課題についてとてもわかりやすくお話ししてくれました。
個人的にお話しした中では、「国の補助事業の見直しには、地方政治の改革も必要」。「本当に必要な事業かどうか、自治体でよく考えて欲しい」との指摘もいただきました。
どうやら国の補助事業は、国では「地方の要望」、地方では「国の補助がついた」ということで、ともに審議の余地ナシで、まさに行政主導で進んできたことがうかがえます。
政治は変えることができる。国と地方の連携で、しっかり実践していきたいと思います。
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研修会が街中で行われたので、帰路、冬ほたシンボルツリーの写真を撮ってきました。
この場所で、このツリーを見ることができるのは、今年が最後になると思います。
みなさん、お見逃しなく。
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