きぼう大好き(12/12)
「西区がんばる地域応援事業」としておこなわれた「地域のみんなでつくる共生社会~垣根をこえて~講演会」に参加しました。
写真は日下部伸雄さんとおかあさん。
28歳の伸雄さんは、視覚障がいや骨成形不全症という病気と向き合いながら暮らしています。趣味は写真という伸雄さん。浜名湖競艇前に飾ってあったモザイカルチャーのデザインも伸雄さんだそうです(知らなかった~)。
これまでの28年間には、世間からの遠慮ない言葉や視線もあったようですが、笑みを絶やさず、とても明るく、前向きに生きていらっしゃいます。
タイトルの「きぼう大好き」は伸雄さんの好きな言葉のようです。お話の中でも「きぼう、未来、大好き」と繰り返されていました。
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その後は、NPO法人六星の斯波千秋さんの講演。
NPO法人六星は、視覚障がい者授産施設「ウイズ半田」、「ウイズ蜆塚」を運営しており、11/1の「点字3偉人をたたえる集い」も主催されました。
斯波さんとは、すでに10数年前、議員になる前からのお付き合いで、これまでも障がい者福祉についてはさまざまなご示唆をいただいています。
「なんでもできる人はいない」
「誰でも何かできないことがある」
「でも誰でも生きていける」
「障がいは、そのできないことのひとつ」
「見えないことは、障がいではない」
「見えないことによって、バスに乗れないのが、障がい」
「音声案内があれば、バスには乗れる」
1時間ほどの講演内容は、とてもこの記事に書ききれませんが、このように、バリアフリー、UD(ユニバーサルデザイン)についてわかりやすくお話いただきました。
上記11/1のブログに「欧州では視覚障がい者が信号待ちをしていると、頼まなくても、誰かが横断の手伝いをしてくれる街もあるそうです」と書きましたが、実際にウイズに通っている視覚障がい者の方が、ニューヨークで一市民からそういうサポートを受けているDVDも拝見しました。
浜松もそういう街にしたいものです。
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