不条理と矛盾(3/12)
先ほどまでNHKBSで「ラストエンペラー」を見ていました(委員会が終わったのが20時20分頃だったので最初は見逃しましたが・・・)。
清朝最後の皇帝「愛新覚羅溥儀」の翻弄された一生は、まさに「不条理」の極みで、「矛盾」を感じながらの生涯だったのではないかと思います。
何度見ても考えさせられる名作です。
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日付が変わってしまいましたが、昨日、厚生保健委員会が開催され、さまざまな案件が審議されました。
なかでも「子ども育成条例」は、修正案が提案され、賛成多数により議決されましたが、議会制民主主義における「不条理と矛盾」を感じました。
私(会派)の考えは、原案には「さまざまな課題があるものの、これまでの経緯を踏まえ賛成」でした。
突如出された修正案に対しては、「議会で修正案を出すなら、市当局がやったのと同様に、議会として市民の声を聴く機会を持つべき」、「あまりに唐突であり、継続審査にすべき」と主張しました。
しかし、継続審査が否決され、修正案が可決された後は、最終的に「修正案以外の原案には賛成」、という態度を取りました。
私は条文の細かい内容に異を唱えているわけではありません。
しかし、今回の修正提案→即議決というのは、議会として、手続き上、大きな問題を犯しているのではないかと感じています。
矛盾しているかもしれませんが、最終的には、多数決に従い、まずは理念条例を制定し、前に進むことだと考えました。
大切なのは作った後だと思っています。子どもたちのために、子育て支援団体のみなさんをはじめ、多くの市民のベクトルをできるだけ合わせていけるよう、できることに前向きに取り組んでいきます。
【3/12夜一部修正。何度書き直してもうまく伝えられません・・・】
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