総合計画(3/17②)
16日に行われた「大都市制度調査特別委員会」で、「第2次浜松市総合計画」の「策定委員会」での論議状況の報告を受けました。
「総合計画」は行政施策の根幹をなす計画で、通常8年とか10年単位で作られています。
現在の「浜松市総合計画」は、19年度から26年度までの8年間の計画なのですが、市長交代による施政方針の違いなどから、今回23年度から26年度の計画として、見直し作業を行っています。
なお、浜松市では、「総合計画」を基本に、4年間の「都市経営戦略」、毎年の「戦略計画」を定め、都市経営を行っています。
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大きな見直し項目は「都市の基本理念(市の“あり方”を示す)」で、「市民協働」を明確に打ち出していることと、「クラスター(ブドウの房)」→「ひとつの浜松」への転換です。
策定委員会でも、特にこの点については議論がなされていますが、おおむねストーリー性を持った「5つの理念」としてまとまってきているようです。
簡単にいえば、①民主主義を根幹に、②市民協働によるまちづくりで、③「ひとつの浜松」を形成し、④持続可能な都市とし(サスティナビリティ)、さらに⑤創造都市を作っていく・・・、ということになるでしょう。
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次に「都市の将来像」という項目がありますが、これは、市長交代後に定めた戦略計画に合わせ、「市民協働でつくる『未来へかがやく創造都市・浜松』」としています。
(従来は「技術と文化の世界都市・浜松」と「環境と共生するクラスター型都市・浜松」の2本立てでした)
今後は、後半4年間(23-26)の「都市経営戦略」も議論が始まります。市の方向を決める重要な計画ですので、多くのみなさんに関心を持っていただければと思います。
*写真はTVで大人気、掛川花鳥園のポポちゃん。過日、遊んでもらいました・・・^^;
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