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保育所待機児童(5/12)

今日行われた「厚生保健委員会」で、4/1時点の保育所待機児童数が253人となったことが報告されました。

21年度の待機児童数が134人(20年95人)でしたので、大幅な増加となっています。

浜松市では「待機児童ゼロ5カ年計画」に基づき、平成16年に301人だった待機児童対策に努めてきました。この間、施設の拡充などに取り組み、20年4月には2ケタまで減りましたが、昨今の経済環境下、共働き家庭が増えていることから、保育ニーズが高まっています。

待機児童数を「区」別に比較すると次のようになります(カッコは21年度)。

中区 87人(29人)

東区 63人(26人)

西区 19人(10人)

南区 10人(13人)

北区 24人(23人)

浜北区 48人(33人)

天竜区 2人(0人)

中でも、1歳児が103人と多くなっており、育児休業後の復職に課題があることがうかがえます。

浜松市では、これまでも定員を超えての受入や認証保育所の活用、事業所内保育所の設置促進などの施策に取り組んでいますが、今年度、さらに480人の定員増をめざし、保育所施設の拡充を計画しています。

待機児童の状況を踏まえ、施策の効果をしっかりとチェックしなければいけませんね。

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今日の議論で気になったのは「保育所利用率」と「幼稚園利用率」。

浜松市の「幼稚園利用率」と「保育所利用率」を経年比較すると、それぞれ・・・、

平成19年 36.8% 17.8%

平成20年 35.9% 18.2%

平成21年 35.1% 18.6%

平成22年 未集計 19.1%

となっており、徐々に保育所利用率が高くなっていることがわかります。

政令市18市の比較では、浜松市は「保育所利用率」が低く16番目、「幼稚園」は最も高く1位となっており、都市の形態が似ていると思われる「新潟市」や「岡山市」とも正反対の傾向になっています。

また、浜松市の保育所定員は8195人ですが、定員が1万人以下という都市は浜松市だけとのこと。

しかし、だからといって保育所をどんどん造ればよいかといえば、少子化やハードへの投資を考えると、「イケイケどんどん」というわけにはいきません。

これらのことから考えると、やはり課題は「幼稚園」でしょうね。

昨年行われた静岡県の事業仕分けでもさまざまな指摘が出されています(下記P11)。

★静岡県事業仕分け結果 教育委員会(PDF)

政府も「幼保一体化(一元化)」を進めるとしていますが、市民目線で効率良い施設のあり方を考える必要がありそうです。

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この他、今日の委員会では、「児童虐待件数(230件・36%増)」や「医療センターが1.7億円の黒字になったこと(20年度は▲2.8億円)」などが報告されました。

いずれも関心の高い事項ですので、またフォローしたいと思います。

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