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2010年5月19日 (水)

地域主権改革と地方議会(5/19)

先週の「地方自治経営学会」の報告書をアップします。地域主権改革や事業仕分けが主なテーマです。

民主党の地域主権改革が進む中、二元代表制の地方自治において、議会と議員の役割はますます大切になってきます。

課題はたくさんあり、また私自身も反省しなければいけない点がたくさんありますが、市に行政改革を求めるのと同時に議会の改善に向け取り組んでいきます。

★研修報告書(PDF)

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コメント

 研修報告をじっくり読ませていただきました。まさにその通りです。浜松もいい点は積極的に取り上げて、開かれた市役所、議会になってほしいと思います。
 議員定数の削減はぜひ実現をしてほしい。これが市役所の内部の改善にもつながるようにしてほしいものです。税収が減り、今後も大幅な改善が見られない中で、一層の市の業務改善が求められます。
 市民の年収は、今、確実に減っています。改善の兆しはありません。そんな中で市役所の給料は確実に上昇しています。本来ならば20%くらいの賃金カットをしなければいけません。
 河村市長の減税案は、簡単ではないでしょうが論議すべき内容です。
 行革審も外郭団体ばかりを取り上げていますが、外郭団体は市の本体がしっかり監督していれば良くなるはずです。行革審はもっと本体論議をすべきです。
 本会議を傍聴していて感じるのは、もっと高い次元での論議を期待します。道路や駅舎の建設などより、浜松市をどうしていくのか、産業をどうしていくのか、住民の福祉を持続可能に豊か(質的)にするにはどうするかなどの論議を期待します。

たんぽぽ22さん、コメントありがとうございます。

地方議会とは何をするところなのか、市議会議員の役割は何か・・・。二元代表制とか、地方自治とか、頭ではなんとなくわかっているのですが、今回の研修は実に多くのことを考えさせられました。

新聞報道のとおり、今、議会では、来年の選挙に向けて、議員定数の議論が始まっています。

先日の研修では、総務省の官僚から「議員は住民の縮図であるべき」との発言がありました。それも一理かもしれませんが、私の考えは違います。

議員は、市全体を俯瞰して「全体最適」を見極める必要があると思います。ここで大切なのは、個々人の意見ではなく、バランス感覚ではないでしょうか。
具体的には、中区や西区選出議員であっても、天竜区の課題をしっかり見極め、全体最適を考えることだと思います。

政策立案への関与や意見反映は、区協議会などさまざまな場面が考えられます。
市全体のことを、俯瞰的、中長期的に考えられる議員が、真剣に市政をチェックすれば、市政はさらに改善されると思います。

議員定数の議論は、党利党略や個人的な思惑がずいぶんあるような気がします。
私自身の反省も踏まえ、意見要望を伝えるだけでなく、高い次元の議論ができる浜松市議会でありたいと思います。


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