電子黒板と地デジテレビ(6/15)
各教室で目を引いたのは「地デジテレビ」。昨年度の緊急経済対策で購入されたものです。
約20教室回りましたが、3クラス(?)ほどで授業に使っていました。
用途はいずれも「テレビ視聴」ではなく「モニター」としての利用。教科や授業内容によるのでしょうが、パソコンソフトとの組み合わせや、ビデオカメラを使った授業など、工夫している様子がうかがえました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨年、和歌山市のICT教育(12/16の記事 ・ 視察報告書PDF)を視察しましたが、こうした機器はこどもの学習に成果があるようでした。
和歌山市とはレベルが違いますが、モニターを使った授業の仕方でこどもたちの関心度も変わってくるような気がします。
市内全教室に導入したこの「地デジテレビ」、各教室に1台ずつ必要だったのかな?・・・との思いは消えませんが、どうせなら、授業を工夫するなどして有効に活用していただきたいと思いました。
先生は大変でしょうが、おそらく全国で同じことが起きていると思いますので、各地の教育委員会で連携をとって欲しいものです。
写真は同時に導入された「電子黒板」。
こちらは「パソコンルーム」に置いてありましたが、なかなか使いこなせる教師がいないとのこと。どこでも「宝の持ち腐れ」になっていないかな~。
今回の緊急経済対策は「ヒモ付き」でしたが、「地域主権」の時代ですので、生きた使い道を、各自治体で決められるようにしてほしいですね。
« 「分かち合い」の経済学(6/14) | トップページ | 年度末の困りもの(6/16) »
コメント