審判(7/10)
明日は参議院選挙の投票日。向こう3年間(衆議院の任期)の政権運営に対する国民の審判の日です。
今日まで多くの市民のみなさんとお話してきましたが・・・、「昨年の政権交代に大きな期待をしたが、この10カ月あまりの民主党政権にはがっかりした」という人が多かったように思います。
しかし私はこう考えます。
今の政治の大きな「うねり(中央集権から地域主権へ・官僚主導から政治主導へ)」は、「幕藩政治から中央集権・そして民主主義」へと大きく舵を切った「明治維新」に匹敵するものだと思っています。
明治維新のとき、廃藩置県までに4年、維新の功労者、西郷隆盛が下野して西南戦争が終わるまでには10年、伊藤博文内閣樹立まで18年、明治憲法制定までは22年もかかっています。
戦後の変化はあったものの、基本的に150年近く前のシステムを変革するのは、1年や2年ではムリではないでしょうか。今しばらく、改革の流れを止めてはいけません。
しかし、時代のスピードは “日進月歩” から “分進秒歩” 。あまり悠長なことも言っていられません。改革(維新)をスピーディに進めるために、国政に(地域主権時代の地方政治にも)今求められているのは、中長期的な財政を見据え、政策課題を適切に捉え、実現できる議員です。
参議院選挙の候補者もそうした視点で選んで欲しいと思いますし、私自身もそうありたいと思います。
今後の「2大政党」の「善政競争(互いに政策を競い合ってよりよい政治を行うこと)」に期待します。
【おまけ】
審判(ジャッジ)というのはホントに大変なことです。サッカーワールドカップでも、多くの方が痛感されたことと思います。
今日、二男の中体連サッカー大会の予選リーグが終わりました。2勝2分で何とか予選突破。決勝トーナメントに進みました。レベルは全く違いますが、「笛(ジャッジ)」の重さを感じています。
【写真は十重の桔梗(ききょう)。珍しいでしょ】
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