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管楽器アカデミー&フェスティバル(7/31)

20100730_19221日遅れの記事なんですが、昨夜「第16回 浜松国際 管楽器アカデミー&フェスティバル」のオープニングコンサートを聴きに行きました。

今年度「文教消防委員」をやっている関係で初めて行ったのですが、すばらしい演奏に、ただただ「大拍手」でした。

娘がクラリネットをやっているので、演奏会に行くことはよくあるのですが、管楽器一本一本が語りかけてくる繊細な音に感動しました。

世界でも「一流」と言われる名手ばかりなので、当たり前と言われれば当たり前なんでしょうが・・・、これも「音楽の都・浜松」ならではでしょうね。

観客も音楽を専攻している学生さんや高校生が多かったようで、身を乗り出して聴いている姿がとても印象的でした。

音楽の裾野を広げ、そしてレベルを高めていく、先日の「創造都市」の議論ではありませんが、浜松は両立が可能な都市ですね。

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今日は行革審の傍聴に行こうと思っていたのですが、残念ながらパス。たまりにたまった仕事の残務整理で1日終わってしまいそうです・・・。

来週は会派視察もありますし、けっこうパンパンです。

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二俣(7/30)

二俣(7/30<br />
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午前中は「行財政改革推進特別委員会」で「医療センター」の経営健全化を議論。

そして天竜区二俣へ(写真35℃…助手席からですヨ)。

一時期ほどではありませんが、やっぱり暑いですね。
お身体、ご自愛ください。

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常任委員会(7/29)

昨日、今日、浜松市議会は常任委員会を開催、私の担当する「文教消防委員会」は今日の午前中に終わりました。

報告案件が2件、「①ユネスコ創造都市ネットワーク加盟事業の進め方」、「②水窪射撃技術訓練センターの民間譲与」と、了承案件1件「③衛星地球局修繕修理に係る予算流用」でした。

①「ユネスコ…」は、音楽を活かした文化都市づくりを進めていくために、「…ネットワーク」に加盟しようというものです。

加盟都市は世界中で21都市。日本では「神戸市(デザイン)」「名古屋市(デザイン)」「金沢市(工芸)」の3都市が加盟しています。また、音楽分野の加盟都市は、「セビリア(スペイン)」「ボローニャ(イタリア)」「グラスゴー(イギリス)」「ヘント(ベルギー)」「ハルビン(中国)」の5都市となっています。

今日は発言しませんでしたが、正副委員長は事前説明を受けますので、その際、「行政目線」でなく「市民目線」で進めるよう意見を述べておきました。

今日の当局の説明でも「市政100周年の節目で意義ある事業だ」とか「世界から尊敬を集める」といった発言がありましたが、市民が求める「音楽の都」は決してそうではないと思います。委員会でも、私と同様の意見が出されましたが、市民参加による「音楽の都」づくりにつながるよう引き続きチェックします。

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②「水窪…」は、スポーツ施設として市が管理していた「射撃場」を有害鳥獣対策(ハンターの練習場)として使うために、民間に無償譲与するというものです。一定の資産を無償譲与する点や、譲与後の責任体制や将来的な費用負担など、まだ詰めなければいけない点がたくさんありますが、今日は「聞き置く」という結論でした。

③「衛星地球局…」と聞くと、ウルトラマンの世界を思い出しますが(失礼)、防災対策として衛星回線を使って映像を伝送するシステムのことです。この部品が壊れたため修理をするのですが、当初予算で計上していなかったため予算を流用し、至急(といっても4ヵ月かかるそうですが…)交換するというものです(1575万円)。

予算は「款・項・目・節」に分かれており、議会の議決は「款・項」までで「目・節」は執行部の裁量となっています。今回は「節」の流用ですが、9月に補正予算を組むため、浜松市のルール上、事前に了承を受けることにしたものです。

しかし、いざという時にこうした設備が使えないなんてことがないように、リスク管理をしないといけませんね…。

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なお、昨日の「建設委員会」では、新聞報道もありましたが、「市営駐車場の今後の計画」や「都市計画道路の見直し」など大きなテーマもありました。これについてはあらためて書きたいと思います。

また、今日の中日新聞にスッパ抜かれましたが(どこからリークされるんだろう…)、「医療センター」の経営健全化については、明日の「行財政改革推進特別委員会」で議論する予定です(なぜか「厚生保健委員会」は開催されませんでした)。

昨年、資産の含み損▲22億円が示された時点で、独法化はちょっと難しいな~とは思っていましたが、やはり…といったところです。他の自治体病院で独法化したところは、逆に「資産の含み益」を退職引当金や資本金に充当して開始貸借対照表を作成しています(事業をスタートしているということです)。

今後の課題は、経営体としての「医療公社」を、いかに研ぎ澄ませていくか…でしょうかね。明日の委員会までに課題を整理します。

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地域主権改革(7/26 )

地域主権改革(7/26<br />
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「地域主権改革」をテーマとした連合の政策研究集会が浜松で行われています。

基調講演では、大塚耕平内閣府副大臣から、地域主権改革の進捗や政府の課題認識をうかがいました。

その後のパネルディスカッションには、やすとも市長も参加。

国や住民から、任せられる自治体あるいは議会になれるか、との課題提起をいただきましたが、「“覚悟”を持って自律をめざす」と、力強く述べていました。

私も、覚悟を持って、市民の期待に応えられる議会になるよう努力します。

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ギャラリートーク(7/25)

Cimg5841 今日も「オートバイデザインの半世紀」に。

高校2年の長男をタンデムシートに乗せて行きました。

目当ては「ギャラリートーク」。

今日はスズキのデザイナー高次さんの解説で、デッサンや展示車両を見て回りました。所要時間は40分弱でしたが、参加者からの質問にも丁寧に答えてくれていました。

今後、8/1(日)にはホンダ、8/15(日)にはヤマハのデザイナーの話が聞けます。ここでしか聞けないお話もあるかも・・・。こうした楽しみも「浜松市美術館」ならではの取り組みです。

浜松市民のみなさん、バイクファンのみなさん、ぜひこの機会に美術館&博物館に足を運んでみてください。

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美術館を出た後、息子を乗せて、軽く浜名湖を1周。

高校生の息子は、学校から免許取得を認められていないので、今は免許を取らせていませんが、私の16歳の頃を思い出しながらバイクに触れさせています。

私の人生は、高校生の時、友人のバイク(CB250)のタンデムシートに乗せてもらった瞬間に決まった、といっても過言ではありません。

バイクの魅力に取り付かれ、その後まもなく16歳で原付免許をとり、友だちから「スズキGA50」を譲ってもらい、近所の山道を走ったこと・・・。懐かしい想い出です。

今、多くの高校ではバイク免許取得を認めていません。これはどこぞの自治体でやっている、「小中学生にケータイ電話を持たせない」という取り組みに似ています。

こどもはいつかは大人になり、交通戦争に巻き込まれるのです。「適切な乗り方」さえ理解すれば、早い時期に交通安全教育にも使えるのに・・・。大切なのはココではないでしょうか。

Photo 小学生の頃、二輪車協会のイベント「モーターサイクルスポーツ教室(写真:18長男、15二男)」で初めてバイクに触れたわが息子。

早く「風との一体感」を感じさせてやりたいと思っています。

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今日も、私以外にも、子どもに熱心に展示バイクの説明をしているお父さん(おじいさんも)を見かけました。

浜松のバイク文化は奥が深いですよ。今、二輪車業界は逆風にあえいでいますが、今後、まちおこしの資源として使いたいと思っています。

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浜松オートバイ列伝(7/24)

Cimg5816 博物館でも「浜松オートバイ列伝」が公開されました。

コンセプトどおり、オートバイが戦後の浜松の復興に果たした役割の一部を知ることができます。

Cimg5818 昔は「軽単車」って言ったんですね。

ズラズラ並ぶメーカーの記事。

Cimg5834 昭和28年7月の新聞記事。

「世界第3位」、「日本一の軽単車王国」、「メーカー21工場」、「下請工場も150を突破」の文字が踊る 。

Cimg5835昭和29年12月の新聞記事。

「1年に20数社が脱落」、「軽車ブームも今は夢」。

何ともはかない物語です。

Cimg5836そして昭和33年には「5大メーカー」に収斂。

でも戦後浜松の象徴だったことには変わりありません。

Cimg5830 昭和32年、浜松市が中心になって北九州市で宣伝会(展示会?)をおこなった時のパンフレット。

北九州市は当時、製鉄や後背地の石炭産業に支えられた古くからの政令指定都市ですから、今でいう「トップセールス」によるシティプロモーションですね。

市を挙げてやっていたんですね~。

Cimg5823 美術館では見れない浜松モデル、丸正自動車の「ライラック」。博物館ではお目にかかれます。

このほか、写真やカタログなど、「え~、こんなにたくさんあったの!」とビックリするほどのバイクメーカーの資料が展示されています。

会場は美術館に比べると小さいですが、なかなかこちらも見ごたえ十分です。

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オートバイデザインの半世紀(7/24)

「オートバイデザインの半世紀」展が、いよいよ開会しました。

午前中、ケータイから投稿しましたが、展示車両等の一部を紹介します(写真をクリックすると大きくなります)。

Cimg5785 オープニングのテープカット。

一番背が高いのは、元GPライダー平忠彦さん。

各メーカーからも参加されています。

Cimg5789 発展の基礎を作った各メーカーのモデル。

奥には、3メーカーのデザインスケッチが並んでいます。

こんな展示には、まずお目にかかれません。

Cimg5787 国内外のレースで技術を高めあった時代のバイクたち。

手前は、マン島を走ったスズキRS67。

奥は、浅間山レースなどで進化したヤマハTD-1A。

Cimg5788 市販車でも「レーサーレプリカ」が流行りました。

私がGSX750Eに乗っていた頃、写真奥のRZ250が発売されました。

箱根で追いまくられました(軽くて早いもん・・・、勝てませんよ)。

Cimg5790 本物のレーサー。手前のYZR500はテープカットに来てくれた平選手が現役時代に乗っていたマシンです。

HRCのマシンはNS500。奥のラッキーストライクはケビン・シュワンツ選手が乗ったRGV500γです。

Cimg5794 このエンジンは何でしょうか?

ホンダさんのチャレンジングな姿勢が凝縮されています。

答は会場でどうぞ。

Cimg5800 ヤマハXS-1。

高校のとき美術の先生が乗っていました。

懐かしいな~。

Cimg5803 ホンダCB400F。

この4in1マフラーのデザイン、メッチャかっこよかったです。

Cimg5801 斬新なデザインを見ると誰でも一目でわかりますよね。スズキGSX1100Sカタナです。

私も1984~1988年まで赤/銀カラーに乗っていました(結婚するときカネに困って手放しました)。今市販されても売れるんじゃないかな~。

Cimg5806 これは何でしょうか?

これも特徴的な1台ですね。

Cimg5812 静岡や首都圏方面からの来館者も多数いらっしゃいました。

8耐を見に行く途中でしょうか?

お気をつけて。

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なかなか見ごたえがありますよ。

デザインスケッチを見ているだけでもものづくりへの思いが伝わってきます。

暑い夏、涼みがてら、お子様連れでぜひどうぞ!

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オートバイ列伝

オートバイ列伝
博物館にやってきました。

朝、開館前には、行列ができたとのこと(博物館始まって以来だとか)。

美術館に比べると展示スペースは小さいですが、年配の方が懐かしそうにお話されていました。

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デザインスケッチ

デザインスケッチ
遠くからしか紹介できませんが、3メーカーのデザインスケッチが並んで飾ってあります。

まず他では見ることのできない展示です!

以前、小鹿野町でお会いした鵜飼さんが描いたホンダ「バイアルス」のスケッチもありました。

★オートバイのまちおこし(埼玉県小鹿野町)

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オープン(^o^) /

オープン(^o^)<br />
 /
写真撮影はOK。
フラッシュはまわりの人の迷惑になるのでダメです。
マナーを守って観覧ください。

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オートバイデザインの半世紀

オートバイデザインの半世紀
まもなく開幕です。

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平成21年度決算速報(7/22)

Cimg5581暑い1日でしたね~。

光化学オキシダント注意報も発令されましたが、みなさん、お身体には十分気をつけてくださいね。

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昨日、平成21年度の浜松市決算速報が公表されました。

一般会計の実質的な収支は59.4億円(20年度73.7億円 ▲14.3億円)。

マスコミは相変わらず「黒字」という表現を使っていますが、私は適切な表現ではないと思っていますので、「収支残」と書きます(私の考え方は下記をご覧ください)。

★昨年度の決算速報のブログ(2009.7.24)

★(参考比較資料)平成21年度予算(後援会だよりH21年3月号 PDF)

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「市税収入」は1282億円と、20年度の1369億円に対し87億円の減収となりました。法人市民税80億円の減が大きく響いています。

なお21年度当初予算では、法人市民税85.5億円、合計102億円の減収を見込んでいました.。

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「経常収支比率」の悪化は大きな課題です。

昨年度の86.1%から89.2%となり、財政の硬直化が進んでいます。さらなる固定費の削減が必要です。

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「総市債残高」は「20年度末残高+21年度借入-21年度償還」で計算できます。数字を入れると次のようになります。

5379+379-467=5291(億円)

中期財政計画では21年度末目標を5440億円、21年度予算では5337億円としていましたので、両指標からも大幅に改善しており、当面の目標である「26年度末に5000億円未満」に向かって着実に進捗しています。

市税収入が厳しい中でも、「子どもにツケを残さない」やすとも市長ならではの堅実な財政手腕です。この点は大いに評価していただきたいと思います。

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詳細の検証はこれからやります。

今年も決算審査特別委員を務める予定です。議会の責務として、決算のチェック(PDCAの「C」)をしっかりやっていきます。

★★★★★★★★

写真は「スズキ パワーフリー号」。スズキ歴史館でご覧ください。

7/24(土)から開催される「浜松オートバイ列伝(浜松市博物館)」、「オートバイデザインの半世紀(浜松市美術館)」もお見逃しなく!

★★★★★★★★

◆7/23追記

昨年同様「実質収支比率」を計算しました。

標準財政規模は1744.6億円とのことですので、3.4%となります。

20年度の4.0%よりも低下していますが、「標準的な予算執行だった」といえます。

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涼を求めて(7/19)

Cimg5777 3連休はいかがお過ごしでしたか?

昨日は久々にゆっくりできました。

午前中はわが家で飼っている、3匹のカメ(イシガメ、クサガメ、ミドリガメ)の掃除。ブラシでスッキリさせてやりました。

午後は久々に天竜区へ。

Cimg5764 こどもが小さい頃は、よく気田川に行ったものです。

昨日は熊(くんま)に行きましたが、途中の阿多古川には涼を求めて多くの市民が水に親しんでいました。

途中にある「カネタ太田園」さんで夏の妙味「水出し緑茶」を購入。こちらのお店は品評会上位入賞の常連さんで、「洞爺湖サミット」のお茶を提供したお店としても有名です。

Cimg5768 帰路、湖北五山のひとつ「宝林寺」へ。

「本堂」と「方丈」は国指定重要文化財。風格が感じられます。

金鳴石という珍しい石もあります(写真)。

Cimg5770_2 水琴窟(すいきんくつ)もあります。音の妙をお楽しみいただけます。

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課題解決へのアプローチ(7/17)

Ori2 またまた中山間地がらみのお話です。

今日、ある方から、こんな情報をいただきました。

「岡崎市で、間伐材や竹を使って、有害鳥獣の捕獲檻(写真)を作っているが、浜松でも活用できないか?」

岡崎市のサイトを見ると、確かにこんなページがありました。

★岡崎市鳥獣害対策研究会

中山間地の課題に「有害鳥獣対策」、そして「森林荒廃」があります。市街地の里山でも「竹林の保全」が課題となっています。

また、その方は、次のようにお話されました。

「障がい者のみなさんの社会参加の一環として、作業所でこうしたモノを作れないか?」。

私はいろんなところで、さまざまな市政報告をおこなっていますが、そうした中で課題をつなげて考えてくださる市民の方がいらっしゃるのは、ホントにありがたいことです。

「情報」というのはつなげてこそ価値が生まれるものです。

「つなげる」ことは、議員の役割のひとつだと思っています。

この件に限らず、多くの方が持っている知識・情報をつなげて、活かしていきたいと思います。

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交流定住政策(7/15)

Cimg55293 昨日に続き「中山間地域」の課題です。

今年3月、浜松市は平成22年度から26年度を期間として、「中山間地域振興計画(山里いきいきプラン)」を策定しました。

まだ市のHPにアップされていませんので(遅すぎ!)、詳しくお伝えできませんが、大きく4つの「重点方針」と13の「施策」から構成されています。

1.地域の担い手をつくる(新しい地域の仕組みづくり)

 ①小規模、高齢化集落の維持

 ②交流定住の促進

 ③遊休施設の活用

2.安全安心な生活を守る(生活基盤の整備)

 ④地域の交通基盤の整備

 ⑤情報通信格差の是正

 ⑥飲料水の安定的な供給

 ⑦保健、医療、福祉の確保

 ⑧日常の消費生活の確保

3.地場産業を活かして地域を潤す(地場産業、地域資源の活用)

 ⑨農林業の高度化・特産品化とコミュニティビジネスの創出

 ⑩有害鳥獣対策の強化

 ⑪地産地消の推進

 ⑫中核商店街の活性化

4.地域の魅力を売り込む(活性化への挑戦)

 ⑬地域への誘客の促進

インフラ整備をはじめ、生活している人にとってはいずれも重要なテーマではありますが、「まち」の住民から見たときには、②と⑬が大きなカギだと思います。

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来月、会派で新潟県佐渡市に行く予定ですが、調査内容はまさにこの点です。

佐渡市は、人口6.4万人、面積855平方km、高齢化率約36%です(=佐渡島全体で1市)。

浜松市が計画で定めている中山間地域は、人口約4万人、面積1023平方km、高齢化率約36%と、地理上の特性は大きく異なりますが、これらのスペックは似ています。

そして佐渡市は「定住交流政策」にとっても積極的に取り組んでいます。下記をご参照ください。

★定住交流情報(佐渡市HP)

浜松市の関連サイトと比較してください。

★浜松田舎暮らしのサイト

コンテンツの差に愕然とします。

調査を活かして浜松市の中山間地域振興に何とかお役に立ちたいと思います。

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なお佐渡市のサイトに「準市民」という制度があります。「佐渡に住んでいないけど応援しよう」という人のための制度で、1065人(件)の登録があるようです。

浜松にも「浜松サポーターズクラブ」がありますが、浜松在住者以外の登録者は約1000人ということです。人口は10倍以上いるのに「応援団」はほぼ同じ・・・。

シティプロモーションにはこうしたマンパワーが重要です。これも参考にしたいと思います。

【写真は「百古里庵(すがりあん)」。天竜区のおいしいお蕎麦屋さん。食も地域おこしの大切な要素です】

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期日前投票(7/14)

Cimg5586 参議院選挙の結果は真摯に受け止める必要があります。責任論は全く前向きではありませんが、民主党にはキッチリ総括してもらわなければいけませんね。いずれにしても地方議員としては「地域主権」への流れは止めないでいただきたいものです。

さて、浜松市の期日前投票の状況を調べました。

★期日前投票の変化(PDF)

2007年の参議院選挙と比較すると、市全体の最終投票率は0.79ポイント減の58.94%でしたが、期日前投票率は1.47ポイント増の8.44%となっています。

期日前投票が増えた割には最終投票率が伸びていません(西区以外)。「期日前が多い」と聞いていたので、最終も上がるのかな・・・と思っていたのですが、残念です。

私はこれまで「期日前投票の促進」を訴えてきました。認知度は高まってきたと思いますし、投票率アップに一定の効果はあると思います。

議員になる前(旧浜松市時代の話ですが)、「期日前投票所の設置場所を増やしてほしい」との要望書を市選管に出したこともあります。

豊橋をはじめ同規模の都市と比較して期日前投票所が少なかったためですが、現在は区役所ができたため旧浜松エリアでも当時よりは多少増えました(まだ少ないと思いますが・・・)。

なお、投票は国民の権利であり、「コスト」を論じるのはなじまないとは思いますが、国が選挙費用全体を圧縮している中、投票率アップのための選択と集中が必要だと思いますので、選挙費用の中味について今後調べてみようと思います。

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区ごとにみると天竜区が飛びぬけて高いことがわかります(PDFファイル参照)。

天竜区は、有権者数は約3万人と少ないですが、エリアが広いため選挙当日の投票所数は中区(48ヵ所)に次ぐ46ヵ所となっています。

期日前投票も工夫しており、区役所以外に地域自治センターを使ったり、投票できる人を地域限定しての「出張(でば)り投票所」という制度を設けたりして、投票率の向上に努めているとのこと。選管の苦労がうかがえます。

ちなみに水窪地域自治センターでは、786人が期日前投票を行いましたが、仮にすべて水窪地域の人だとすれば、有権者の約3割が期日前に行ったことになります。ちなみに水窪以外の天竜区民も投票は可能です(但し春野地域の住民を除く・・・ややこしいですね)。

なお中山間地では、投票所によっては有権者数が2ケタというところや、選挙当日は午前中でほとんどの人が投票を済ませるところもあるとか。過疎化の流れの中、投票権の確保と投票所の設置も深刻な課題です。

天竜区の選挙事情を初めて聞きましたが、これも広大な浜松市が抱える課題のひとつですね。

【写真は「RE5」。珍しいロータリーエンジンのバイクです。スズキ歴史館でご覧ください】

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審判(7/10)

Cimg5675明日は参議院選挙の投票日。向こう3年間(衆議院の任期)の政権運営に対する国民の審判の日です。

今日まで多くの市民のみなさんとお話してきましたが・・・、「昨年の政権交代に大きな期待をしたが、この10カ月あまりの民主党政権にはがっかりした」という人が多かったように思います。

しかし私はこう考えます。

今の政治の大きな「うねり(中央集権から地域主権へ・官僚主導から政治主導へ)」は、「幕藩政治から中央集権・そして民主主義」へと大きく舵を切った「明治維新」に匹敵するものだと思っています。

明治維新のとき、廃藩置県までに4年、維新の功労者、西郷隆盛が下野して西南戦争が終わるまでには10年、伊藤博文内閣樹立まで18年、明治憲制定までは22年もかかっています。

戦後の変化はあったものの、基本的に150年近く前のシステムを変革するのは、1年や2年ではムリではないでしょうか。今しばらく、改革の流れを止めてはいけません。

しかし、時代のスピードは “日進月歩” から “分進秒歩” 。あまり悠長なも言っていられません。改革(維新)をスピーディに進めるために、国政に(地域主権時代の地方政治にも)今求められているのは、中長期的な財政を見据え、政策課題を適切に捉え、実現できる議員です。

参議院選挙の候補者もそうした視点で選んで欲しいと思いますし、私自身もそうありたいと思います。

今後の「2大政党」の「善政競争(互いに政策を競い合ってよりよい政治を行うこと)」に期待します。

【おまけ】

審判(ジャッジ)というのはホントに大変なことです。サッカーワールドカップでも、多くの方が痛感されたことと思います。

今日、二男の中体連サッカー大会の予選リーグが終わりました。2勝2分で何とか予選突破。決勝トーナメントに進みました。レベルは全く違いますが、「笛(ジャッジ)」の重さを感じています。

【写真は十重の桔梗(ききょう)。珍しいでしょ】

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筆不精(7/8)

Cimg5759 いろいろあって(お察しください)ブログ更新できていません。

忘れられちゃいけないのでとりあえず更新しました。

助手席に乗って浜名バイパスを通るのは久しぶりでした。

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後援会だより7月号(7/3)

後援会だより7月号、メルマガ7月号をつくりました。

ブログをご覧の方からは「手抜き」と言われそうです・・・^^;

理由は・・・お察しください m(_ _)m

★後援会だより7月号(PDF)

★メルマガ7月号

バックナンバーは下記ブログ記事からリンクしています。

★2010.4.1のブログ

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