来年度の準備(9/24)
21年度の決算審査資料が配布されました(タテおき資料)。決算審査特別委員会は10月26-28日です。
今回は総合計画の目標達成度をチェックしようかなと思っています。ちょうど今、総合計画の改定作業をやっており、今後4年間の目標を設定しているところです。PDCAを回すためには目標設定が重要です。
このほか、事業仕分け的なチェックもやってみようかなと・・・。これからは事業の優先順位を変える必要があります。財源を捻出しなければいけません。みなさんの目で見て「ムダ」とおぼわしき事業がありましたら、ご指摘いただければと思います。
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22日には、22年度の「サマーレビュー」が公表されました。これは23年度の政策の方向性や実施事業を検討したものです。
まだ公開されていませんが、ネットでも近日中に公開されると思います。
★サマーレビューについてはこちらをご覧ください(浜松市のサイト)
ファシリティマネジメント、高齢者施策、待機児童対策などなど、喫緊の課題がよくわかります。
佐鳴湖西岸消防出張所の候補地選定も進められる見込みです。
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先週16日には、「戦略計画2011の基本方針」と、「23年度予算の編成方針(まだアップされていません)」が示されました。
戦略計画2011は、「第2次浜松市総合計画(案)」をベースに策定された、平成23年度の事業方針です。先日の質問でも取り上げたとおり、今の段階は基本方針だけですので、今後、これをベースに「戦略計画(実施計画)」を詰めていくことになります。
23年度当初予算作成の考え方では、戦略計画2011基本方針を踏まえ、①積極的な未来への投資、②歳出構造の改革、③行財政改革の徹底、の3つを基本とするとしています。
とりわけ、新たに記載された事項として、①では「新産業の創出」、②では「既存事業の再編」、③では「施設の統廃合や財産処分」に積極的に取り組むとしています。
また、私がしつこく言ったせいではないでしょうが、昨年度、「外郭団体の経営健全化」だったのが「外郭団体等の経営健全化」となっていました。出資出損団体のチェックも進んでいるようです。
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これらを踏まえ、市民クラブとして「平成23年度予算編成に関する政策提言」を作成します。提言書は10月中旬、市長に提出予定です。
やらねばならないことがいっぱいです・・・。
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秋山です。
「戦略計画2011基本計画」を読んでの感想です。
細かいことはたくさんありますが、最初の
★都市の将来像
★市民協働で築く「未来へかがやく創造都市・浜松」
情けなくありませんか。小学校6年生の作文みたいなキャッチフレーズですね。
中身に「市民協働」の話はないし、「未来」という言葉にはあまりに先端知識・情報が欠如した計画です。 プロが一人も入っていないのがみえみえですね。
浜松市はもう、何十年もこの手の「言葉の遊び」をしてきたのですが、日本の成長、世界の状況から、政治に頼らず産業は伸びてきました。
ただし、ただし、ただし・・。
今は政治と産業が本気で組まないと未来はありません。本気になって下さい。
投稿: 秋山 | 2010年9月28日 (火) 00時50分
秋山さん
いつもながら鋭いご指摘、ありがとうございます。
おっしゃるとおり「言葉遊び」でなく、実現が求められています。
過日の質問でも取り上げましたが、「計画」ばかりの行政から、「実行」する行政へ、組織をきりかえねばなりません。
とりわけ、ものづくり産業の未来に対する切迫感は、事業者側と行政とでは、認識に大きな違いがあります。
9月議会では産業の未来像を取り上げた質問はありませんでした(5月議会で次世代環境車の質問が重なったせいもありますが・・・)。
ものづくり産業出身の議員として、現場の声を伝えていきます。
投稿: 田口 章 | 2010年9月29日 (水) 06時44分