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議員定数削減(9/28)

明日29日は、9月定例会の最終日。

本会議では市長提出の議案の他、議員提案による「浜松市議会議員定数」を定める条例が提案されます。

内容はすでにマスコミ報道もされていますが、来年の改選時に、現行の54人を46人に、すなわち中区は2人、その他6区は各1人ずつ削減するというものです。

議員みずからにとっては厳しいものですが、多くの議員は「議会改革」と位置づけています。

以前、あるセミナーで面白い話を聞きました。今の議会改革には「行革派」と「市民派」がある・・・というものです。

ごくごく簡単に言えば、少数精鋭で専門性を高めるか、多くの市民の声を反映するか、ということです。言いえて妙だなと思いました。総務省の地方行財政検討会議でも両論を併記しています。

この分類で言えば、私は「行革派」になります。ただ、私はゼロサムではなく、バランスだろうと思っています。少数でも市民の声を活かす術はあるはずです。

明日は、本議案に対し「賛成討論」を行う予定です。

主旨は会派としてこれまでも主張してきた内容で、「46人で良しとせず、将来はさらに削減すべき」、「ただし市民の声を反映する仕組みを、議会としても考えるべき」、「これを機に“本質的な”議会改革を進めよう」です。

採決結果は明日アップします。

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地域力(9/25)

Cimg6082 写真は三世代交流の輪投げ大会。

今日行われた「入野公民館まつり」のワンシーンです。

入野地区には12の自治会がありますが、自治会ごとに、子ども会、女性部、老人クラブから各5人ずつ、計15人が参加し、180人が楽しいひとときを過ごしました。

先週の「敬老祝賀会」にはじまり、今週の「公民館まつり」、来週以降も「子ども会球技大会」、「戦没者慰霊祭」、「秋まつり」、「町民体育大会」、「老人クラブ連合会体育大会」、「福祉まつり」などなど、このシーズンは、地域のイベントが盛りだくさんです。

今日は、「新しい人をどんどん引っ張りこんで、より良い入野地区を、みんなで作っていきましょう」とあいさつさせていただきました。

今日の午前中、「マイホームセミナー」でもごあいさつさせていただきましたが、「家を建てるということは、地域コミュニティの一員になるんだ、ということを忘れずに・・・」とお話させていただきました。

これからの時代、大切なのは「地域の力」です。

Cimg6086 「入野公民館まつり」は明日も「芸能発表会」が行われます。

写真は文化展示の部。公民館利用団体の力作がいっぱいです。

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来年度の準備(9/24)

Cimg6077 今日の市役所の机です。

21年度の決算審査資料が配布されました(タテおき資料)。決算審査特別委員会は10月26-28日です。

今回は総合計画の目標達成度をチェックしようかなと思っています。ちょうど今、総合計画の改定作業をやっており、今後4年間の目標を設定しているところです。PDCAを回すためには目標設定が重要です。

このほか、事業仕分け的なチェックもやってみようかなと・・・。これからは事業の優先順位を変える必要があります。財源を捻出しなければいけません。みなさんの目で見て「ムダ」とおぼわしき事業がありましたら、ご指摘いただければと思います。

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22日には、22年度の「サマーレビュー」が公表されました。これは23年度の政策の方向性や実施事業を検討したものです。

まだ公開されていませんが、ネットでも近日中に公開されると思います。

★サマーレビューについてはこちらをご覧ください(浜松市のサイト)

ファシリティマネジメント、高齢者施策、待機児童対策などなど、喫緊の課題がよくわかります。

佐鳴湖西岸消防出張所の候補地選定も進められる見込みです。

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先週16日には、「戦略計画2011の基本方針」と、「23年度予算の編成方針(まだアップされていません)」が示されました。

★戦略計画2011基本方針(浜松市のサイト)

★予算編成方針(同上)

戦略計画2011は、「第2次浜松市総合計画(案)」をベースに策定された、平成23年度の事業方針です。先日の質問でも取り上げたとおり、今の段階は基本方針だけですので、今後、これをベースに「戦略計画(実施計画)」を詰めていくことになります。

23年度当初予算作成の考え方では、戦略計画2011基本方針を踏まえ、①積極的な未来への投資、②歳出構造の改革、③行財政改革の徹底、の3つを基本とするとしています。

とりわけ、新たに記載された事項として、①では「新産業の創出」、②では「既存事業の再編」、③では「施設の統廃合や財産処分」に積極的に取り組むとしています。

また、私がしつこく言ったせいではないでしょうが、昨年度、「外郭団体の経営健全化」だったのが「外郭団体の経営健全化」となっていました。出資出損団体のチェックも進んでいるようです。

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これらを踏まえ、市民クラブとして「平成23年度予算編成に関する政策提言」を作成します。提言書は10月中旬、市長に提出予定です。

やらねばならないことがいっぱいです・・・。

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敬老祝賀会(9/20)

入野地区敬老祝賀会に出席。次のようなごあいさつをさせていただきました。

先ほど、自治会長のごあいさつで、「入野地区には100歳以上のご長寿の方が4人いる」と伺いましたが、浜松市内には377人いるとのことでした(8/10市データ)。男性が66人、女性が311人と、女性がお元気なようです。皆様方、特に男性のみなさまも、お元気で長生きしてくださいね。

また市長のメッセージでは、「来年、浜松市が100歳を迎える」という話がありました。100歳を迎えるすばらしい浜松市と、この住みよい入野地区があるのは、間違いなく皆様方のおかげさまだと思っています。

とりわけ第二次大戦での戦災や、戦災からの復興は、戦争を知らない私たちにはわからないご苦労があったことと思います。

また戦後の復興を支え、この入野地区でも盛んだった繊維産業や、楽器、オートバイなどものづくり産業は、浜松を大変立派なまちに育ててくれました。

入野地区も、浜松市に合併した昭和32年には8700人ほどの人口だったとのことですが、今では24000人近い、大きなまちに成長しました。本当にみなさん、ありがとうございました。

しかし、今、浜松の成長を支えてきたモノづくり産業は、円高など、厳しい国際競争の中で、大変苦労しています。

また、これまで、住みよい入野地区をつくってきた地域社会も、地域コミュニティが昔とはずいぶん変わってきています。

このように産業も、行政も、地域も、むずかしい時代になってきました。

「温故知新」という言葉があります。まさに今、私たちが学ばねばならないのは、皆様方の経験とお知恵だと思います。

このすばらしい浜松市と入野地区を、次の100年に引き継いでいくためにも、みなさまのご指導をいただきながら、次の世代にバトンタッチしていきます。引き続き、お元気で、叱咤激励を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

式の終了後、地元の小学生3人が作文を朗読し、中学校の吹奏楽部が、「青い山脈」や「見上げてごらん夜の星を」など懐かしい曲を演奏してくれました。

子どもたちの心のこもった発表のおかげで、表面的なセレモニーではない、なかなかステキな祝賀式だったと思います。

来賓席にいたので写真がなくて残念です。

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青春の1ページ(9/17)

Cimg6074 ガラにもないタイトルをつけてしまいました。

でも、この一瞬って、まぎれもなく、こどもたちの青春の1ページですよね。

歓声と涙。

どちらも君たちの財産です。

特に、涙は、君たちを大きくします。

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小さな町に学べ(9/16)

Cimg6029 本日、「文教消防委員会」が開催されました。

「第2次浜松市教育総合計画」や「博物館の再編」などホットなテーマがありました。これらは近日中に意見を述べたいと思います。

さて今日は別件。

今回の代表質問で「中山間地域振興」を取り上げました。

私がこれに取り組むきっかけになったのは、昨年10月の水窪地域住民のみなさんとの意見交換会でした。

★水窪のみなさんと(09.10.21のブログ記事)

とりわけ移住者への期待の大きさを感じたので、移住定住政策に取り組む先進自治体の取り組みを調査し、8月の佐渡市に続き、先日、積極的に取り組んでいる北海道標津町を訪問しました。

佐渡市の取り組みもすばらしいものでしたが、標津町も移住定住政策に町の将来を賭けているといっても過言ではないくらいの取り組みを行っています。

★標津町移住計画のHP

自治体は「大きければよい」というものではありません。ましてや「政令市になったから都市の格が上がった」などと喜んでいる場合ではありません。

これまで私は、矢祭町やニセコ町など、生き残りをかけた小さな町の取り組みを視察してきましたが、小さな町にこそ学ぶべきことはあります。

移住定住政策だけでなく、さまざまな地域資源を活かした観光政策など、知恵を絞れば中山間地域振興に関してはまだまだやれることはあります。

大きな浜松市を将来にわたって元気な都市にしていくために、中山間地域振興政策に引き続き取り組んでいきます。

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代表質問など9月議会の準備で忙殺されていましたが、やっと過日の視察報告を作成しました。ご一読ください。

★視察報告「釧路・根室・標津」(PDF)

【写真は標津町営定住促進団地「美郷団地」。広大な敷地です】

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後援会だより9月号(9/15)

Cimg4418 後援会だより9月号を作りました。

いつもは月初に発行していますが、今月は今日付けです。先日の代表質問の内容を記載しました。やりとりの一端をご覧いただければと思います。

★後援会だより9月号(PDF)

Cimg4416写真は「オートバイによるまちおこし」に取り組む埼玉県小鹿野町のレストラン。

協賛店には目印の看板があります。B級グルメ「わらじかつ丼」が町の名物。中山間地域のまちおこし事例です。

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ベンチマーク(9/14)

Gijou 本会議での質問が、さきほど終了しました。

この間、TVは民主党代表選挙が話題だったのでしょうが、私は、つい今しがた結果を聞いたところです。

まずは円高対策など喫緊の課題に、早急かつ本腰で取り組んでほしいものです。しっかりした党運営をやらなければ、昨年夏の期待は一気にしぼんでしまうでしょう・・・。

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さて本題です。3日間、16人からの質問で、私が感じた今後の課題は大きく3つです。

①まず「組織横断的な事業の改善」です。

私も少し取り上げましたが、これまでも数人の議員が問題提起しています。市の最大の弱点ではないでしょうか。

②次に、「新たな市政課題についての組織のあり方」です。

①にも関連しますが、これまでの組織で対応できないテーマについて、市長直属の組織や専任者を求める声がいくつか出されました。

③そして、タイトルに書いた「ベンチマーク」です。

今回の答弁では、「他の自治体を調査して検討します」というのが多かったような気がします。裏を返せば、今、自分たちのやっている事業がどういうレベルかを知らない・・・ということです。

私もこれまで、いくつかの事業について同様の指摘してきましたが、自分の立ち位置を把握して、常に優れているところをベンチマークにして改善する・・・というのが、民間では当たり前のことです。

今回の質問で「行政マネジメントシステムの改善」を取り上げましたが(写真)、PDCAサイクルを回していく中で、日常的に改善できるような仕組みにしていく必要があります。

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遠州綿紬(9/13)

Cimg6057 浜松市議会は本会議開会中。

今日は午前中に2会派から代表質問、午後は4人の議員から一般質問が行われました。

一般質問は、議員個人の政策課題に関する質問が多いのですが、今日は税財政や行政マネジメントなど濃い内容のものもありました。

議員からの質問は鋭いのですが、答弁の踏み込みが甘いのが残念でした。

他の議員の質問は、視野を広げてくれるので、私自身の勉強になります。

明日の6人の一般質問にも期待します。わが会派「市民クラブ」からは、二橋雅夫議員が14時頃から登壇する予定です。ご注目ください。

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写真は「遠州綿紬(めんつむぎ)」の名刺入れ。

浜松の伝統工芸品を市内の作業所(授産施設)で作っています。

昨日、スズキ労連の定期大会で紹介していただきました。

先日はアツミテック労組さんの大会で「アートビリティ」をご紹介いただきましたが、障がい者の自立をいろんなカタチで応援したいですね(「アートビリティ」についてはネットで検索してみてください)。

写真ではわかりにくいでしょうが、私の名刺には点字が入っています。これも作業所のみなさんにお仕事をしていただいているものです。

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引佐の魅力

引佐の魅力
久留女木の棚田です。

浜松市の中山間地域振興計画には、天竜区と引佐北部が含まれています。

今日は天竜区を中心にレポートしましたが、ラストに引佐町に来ました。


稲穂が風にそよいでいます。

なんとも言えずイイ風景です。

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天竜区の魅力10

天竜区の魅力10
くんま水車の里。

長野県を抜けて、浜松市に戻ってきました。

オートバイ専用駐車場があります。

このお気づかいがウレシイですね。

ライダーのみなさん、安全運転でお越しください。

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天竜区の魅力9

天竜区の魅力9
ヒョー越峠。

猿のお出迎えを受けました。

ちょいと長野県に行ってきます。

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天竜区の魅力8

天竜区の魅力8
生とち(栃もち)。

女房が好きなので、水窪にくると買って帰ります。

今日は昼のデザートとして、私のお腹に収まりました。

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天竜区の魅力7

天竜区の魅力7
佐久間民俗文化伝承館。

佐久間から水窪に抜ける途中の北条(ほうじ)峠にあります。

地元のおかあさんたちが、おいしいおソバを作ってくれます。

「とじくり」という地元のお菓子(?)もあじわいがあります。

豊橋ナンバーのライダーが10人くらいいるな〜と思ったら、むこうから声をかけてくれました。

実はみんなスズキの社員。ちょっとウレシイですね。

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天竜区の魅力6

天竜区の魅力6
佐久間ダム。

カメラでは、そのスケールがまったく伝わりません。

よく造ったもんだ…と思います。

途中にある「さくま郷土遺産保存館」には、山の暮らしがよくわかる貴重な展示物があります。

まちのこどもたちに見せたいものです。

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天竜区の魅力5

天竜区の魅力5
瀬尻の段々茶畑。

龍山町の152号線からスグのところにあります。

すばらしい石組の技術です。

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天竜区の魅力4

天竜区の魅力4
春埜杉。

天竜区で私の一番好きな場所です。
何度も紹介していますが、ホントに圧巻です。

静寂の中にいると、時間が止まったような気がします。

いつもはゆっくりするんですが、今日は先を急ぎます。

途中の道路は、時々落石がありますので、注意が必要です。

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天竜区の魅力3

天竜区の魅力3
将軍杉。

高さ39メートル、目通り(幹まわり)10.6メートル、樹齢1000年以上の巨木です。

近くには、美味しいお蕎麦屋さん「百古里(すがり)庵」があります。

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天竜区の魅力2

天竜区の魅力2
続いて秋野不矩美術館。

たまには、ゆっくりと絵画鑑賞もイイものです。

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天竜区の魅力1

天竜区の魅力1
昨日の本会議で「天竜区のセールスマンをやります」と決意表明しました。

今日はさっそく、私の好きな天竜区のスポットを紹介します。

最初は天竜区の玄関口、二俣にある「本田宗一郎ものづくり伝承館」。

おとなりの諏訪神社、清瀧寺の雰囲気もグッドです。

今朝はまだ開館前でした。

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明日はツーリング!(9/10)

Dcsa0002 代表質問を行いました。

質問テーマと趣旨は、9/7の記事の「メルマガ9月号」をご覧ください。

ちょっとマニアックなテーマ(行政マネジメント)が多かったので、面白味はなかったかもしれません。

「オートバイによるまちおこし」、「中山間地域振興」は、市長答弁もおおむね前向きでしたので、今後の施策をチェックして、「まちおこし」につなげていきたいと思います。

明日は、久々に、夕方までフリーです。

会期中なので、議案チェックもやらなければいけないのですが、明日は、愛車「イナズマ号(写真)」を駆って、リフレッシュしようと思っています。

行き先は天竜区方面の予定。見かけたら、声をかけてくださいネ。

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質問者一覧(9/8)

Cimg6049 浜松市議会のサイトに、9月定例会の代表質問、一般質問の質問者と質問項目の一覧が掲出されました。

★浜松市議会のサイト

みなさんの関心事は網羅されているでしょうか・・・。金曜日からの議論をお楽しみください。

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メルマガ9月号(9/7)

Cimg6046 いや~、すっかり更新をサボってました。

ちなみに、前回(8/31)更新後の主な活動は次のとおりです。

9/1(水)~2(木) 引き続き北海道視察(根室市、標津町)

9/3(金) 本会議、浜松市労福協意見交換会、本田技研労組支部総会、スズキ高塚副支部委員会、入野地区夏まつり反省会

9/4(土) 議員親睦野球大会(可美公園)

9/5(日) スズキ労組支部委員研修会(蒲郡)

9/6(月)~7(火) 議会の準備・・・やっと9/10(金)の代表質問の詳細がまとまりました。

わずか35分の持ち時間で、限りなく主張ポイントを盛り込まなくてはいけませんので、質問内容はいつも推敲に推敲を重ねます。今回の質問はちょっとマニアックなので、うまく伝わるでしょうか・・・(概要はメルマガをご参照ください)。

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月初恒例の「後援会だより」と「メルマガ」もアップしていませんでしたが、「後援会だより」は10日の本会議での質問後に、市長などの答弁も入れて作成します。

メルマガは、質問通告書の内容をベースに作成し配信してあります。下記をご覧ください。

★メルマガ9月号

【写真は、蒲郡の研修会に行ったとき足を伸ばして、三ヶ根山スカイラインから豊橋方面を撮ったものです。下手だなぁ・・・】

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