「命」を守る危機管理(3/24)
被災されたみなさんにお見舞い申し上げるとともに、被災地の1日も早い復興を支援したいと思います。
さて、静岡県が策定した「総合計画」では、その最初の項目に「『命』を守る危機管理」をあげており、その冒頭で、「“ふじのくに”危機管理計画(仮称)」を策定し、実践的な訓練を実施する、と記載しています。
その「危機管理計画」には、「地震、風水害、原子力災害、国民保護事案、感染症など・・・あらゆる危機への予防対策、応急対策、復旧・復興対策を定める」としています。
今回の震災は、まさにその必要性を再認識させるに十分なものでした。想定外の津波や原子力災害に対し、県は待ったナシでこの議論を進める必要があります。
市町との連携も重要です。防災対策にはソフト施策とハード施策がともに必要になります。
私の住む浜松市西区でも、従来定められている「避難場所」では、大津波の襲来に耐えられないところがあります。民間施設と災害時の避難場所の協定を結ぶほか、場合によっては避難場所の確保も必要になるでしょう。
今日、建設会社の方から、「10mを超える津波には、防潮堤はもたない(水圧で壊れる)」という話も聞きました。
内閣府の「防災情報のページ」にはさまざまな津波対策の事例があります。静岡県の事例もありますが、2階建て程度で大丈夫か・・・、再度の検証が必要です。
★防災情報のページより(内閣府)(PDF)
【写真は三重県大紀町の錦タワー(上記資料より引用しました)】
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