中期財政計画(3/8)
「文教消防委員会」が先ほど終わりました。
担当分野の23年度予算案、他議案は、あまり大きな課題がなかったこともあり、案外、早く終わりました。他の委員会の状況は不明ですが、明日の新聞報道を待ちたいと思います。
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今日の「総務委員会」に「中期財政計画(H23~26年度)」が報告されています。
11月定例会で見直された「第2次浜松市総合計画(23~26年度)」の裏付けとなる財政計画ですので、注目していましたが、いくつかのポイントがあります。
①総市債残高の目標は変更ナシ(H26年度末5000億円未満)
計画残高は、22年度末見込5267億円→5161億円→5113億円→5035億円→4957億円
②市税収入は、ほぼ横ばい(やや微増)の見込み
22年度見込1220億円→1225億円→1259億円→1267億円→1277億円
ピーク時の平成19年度決算額1374億円と比較すると、しばらく厳しい状況が続く。
③人件費は4年間で▲29億円を計画
23~27年度の定員適正化計画により5年間で314人を削減、時間外勤務の縮減と合わせ、22年度末見込の492億円から463億円に。
④投資的経費は期間を通じて450億円程度を想定
19~22年度の前期中期財政計画では550~600億円としていたので、大幅ダウンとなる。
⑤扶助費は4年間で+76億円を見込む
子ども手当は23年度予算(192億円)と同制度と試算。生活保護扶助など3%増と見込む。
総括的に見れば、税収が厳しい中、財政健全化を基軸にした堅実な計画といえます。一方、投資的経費が抑制されていますので、長期的なまちづくりビジョンが求められるのではないでしょうか。総合計画との比較が必要です。
今日の常任委員会で23年度予算審議は終わります。15日の本会議は採決だけですので、そろそろ、静岡県政の研究も進めていきます。
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